国際結婚
と書くと「昭和」な感じ。
今のご時世、珍しい事ではないので。
でもそれが、いざ身内の話しになると別口で。
 
留学していた家人
英国人と結婚するらしいのですな。
 
悲しいかな
「良かったね、おめでとう!」とも
「こっちは心配ないからね!」とも
言えなかったのが、、、まあ本音っちゃ本音。
 
色々面倒な手続きがあるらしく
只今帰国中の家人についていけないのも本音。
 
もう大人だしって思うけど
問題は「大人すぎる」事
 
多分、やり直しはきかないし
両親と会えることもなくなるし
そもそも、留学するって決めてしまった時も
家族全員が「大賛成」ではなかったし
 
本人としては何としても大学卒業の証が
欲しかった筈なのに、当初の目的は
何処に消えたの?と、「唖然としている」
ってのが一番近い感情かな、と。
 
弟曰く、「『嫉妬』じゃない?」
 
イイエ、違います!
 
 
母曰く、「反対してくれた?」
 
ってか、何故仲間にする?
 
 
父に至っては母に向かって
「ちゃんと反対しろよ?兄弟にも
言っておけよ?頼んだぞ!」
 
って、なんだかもうお手上げ状態。
 
 
正直自分は、久々の再会で
帰国後の色んな計画を聞けると思っていたし、
留年の危機にある家人のために
貯金を始めた位に、「味方」だったのだけれど
家人のあまりのマイペースぶりには
「三日目で辟易」している次第なんだわな。
 
考え方が古いと言われようとも
やっぱりついていけない、かな?
世の中には国の枠なんか関係なく
幸せに生活をしている人がいて、
昔と比べれば便利な世の中にはなっているし
双方の負担だって心配する程ではないだろうけど
 
 
なんだか、ねえ。
 
とにかく、複雑な心境(嫉妬ではない)が
しばらくは続きそうな予感ですねえ。
 
 
 
長かった腰痛の治療も終わります。
正直、先月に至っては
ほぼ痛みも無く日常生活を送っていたので
「もう、いいのでは…?」と思いつつ
「もう少し先生に会いたいな」などと
不埒な下心もあったりして
脳内、軽くパニックでしたね。
 
季節も代わり、年度も変わり
新鮮な気持ちで取り組もうと思うのは
毎度の事ながら、悲しいかな持続せず(笑)
 
先日、数年ぶりに寄ったお店のオーナーが
「変わらないねー」って言ってくれて
嬉しいやら…悲しいやら
 
進歩してないのかな?
確実に歳は重ねてるけどね。
 
今度、先生を誘って一緒に美味しい日本酒を
堪能したいなあ、なんて考えてます。
実現は、、、正直難しいかと思うけど
 
早く『患者さん』ではなくなりたいなー
などと
「教師に恋する女子学生」みたいな
とろけた想いもあったりします。
 
イヤイヤ、先生から見たら、ただの
「酒好きなおばちゃん」なんでしよーねー。
 
 
 
 
心に秘めてはいたけれど、
本当は誰よりも携わりたかった事があった。
 
上司が冗談のように「俺の理想」と語っていた話には
光栄な事に、私の名前が挙がっていたのだから。
「それは『妄想』ですね」なんて軽く交わしながらも
一番に名前を挙げてくれた事は名誉で
もっと単純に言えば、嬉しかった。
「ありがとうございます、頑張ります」
そんな言葉を用意していた。
 
自身の年齢やキャリアや性別や環境
色々な事情をふまえて考えたら
それはラストチャンスのように思えた。
 
だから、どうしても関わりたかった。
 
見栄っ張りの負けず嫌い
 
自分の事はよくわかっている。
 
「あなたは其処に必用な人材 」
言い換えれば
「其処だから、の存在価値だよ」
と、綺麗事でこれまた巧く交わされたようで
 
不甲斐ない、悔しい、悔しい、悔しい。
 
 
自分より劣った立場のモノと比較して
自分が優位に立ったような錯覚を楽しみたい訳じゃない
 
それほど頭良くないし、ズルくない
 
 
でも今は
新しい何かに向かって頑張っている人達を
素直に応援できないで
ただただ醜い「嫉妬心」を悟られないように
当たり障りのない相づちと愛想笑いが精一杯
 
嫉妬
年齢、性別、環境、立場、職位
 
自身の醜さにうんざりするけど
これも、イヤこれこそ?「本音」ではないのか。
 
憐れな事に、ここからどうやって浮上したらいいか
ずっと解らないでいる。
 
 
誰かにぶちまける事もできず
何かに当たる事もできず
 
 
俗っぽいけど、快楽に逃げる?
それもできないでいる。
 
こんなに情けなかったっけか、自分。
こんなにも弱かったっけか、自分。
 
一年一年、衰えるスピードは加速していて
認めたくない自分と
認めざるを得ない自分がケンカするのだけれど
このところ後者優勢。