「ひょくぅ〜 こっちきんしゃーーいっ」
「お、あ、はい」
城に着くなり、ヒョクチェはなんだか興奮しているようなどんへにお部屋へと連れ込まれてしまいました。
「ユノ!来な!」
「あ、ん、あい」
ユノ王の方も なんだかいつもの倍ほども色っぽい目つきのジェジュン王妃に寝室に連れ込まれてしまいました。
「えっと~…おれは お呼びで無いのね(=◇=;)
あーはいはい消えますよ。」
ぼわわわ~んっ
呆れた様子でキュヒョンは姿を消してしまいました。
誰もいなくなったぜ
「いっちできなっ しゆかおもたじっ!びっかりんこりんしゃっだだでーっ」
YES!!
あ、( ゚ ▽ ゚ ;)いや…
あの~っ………キュ、キュヒョンが消えてしまって やることがないなあ~…
困ったなあ、、、、、と語り部は思いました。
おっ!そーだ!語り部は、ちょーっくら
どんへ王子の部屋でも覗いて見よーっかなーっと!
言っておきますが、語り部は決して変態とかではありませんよ?
今から覗きに行こうとしているのは…アレです。あのあの…
えっと~ あ、そうそう 語り部のお仕事!デスから~( ̄▽+ ̄*)ぐふふっ
部屋に入った途端 どんへはヒョクチェをベッドに押し倒し上に乗っかるやいなや
ぶっちゅーっと唇を重ねました。
《お?!どした?どした?》
「んっちゅっ ちゅっ…ふっ…んっちゅっ…んーっふっ…んっ…ちゅぱちゅぱっ…」
《長っ!これ…いつまで続ける気だ?》
「んーっんーっんーっ…ぷはぁ〜っはっひほっひっ ぎゅるじーいっ」
《ぎゅるじーい?》
「いっちできなっ しゆかおもたじっ!びっかりんこりんしゃっだだでーっ」
《もうね。1から10まで…何言ってっかわっかりませーんっ》
語り部にも わからないんですけどぉ~っ
「『息できなくて、死ぬかと思った、びっくりしちゃった!』だってさ」
ほうほう…成る程ね。
って!え!?キュヒョンさん!?
あなた消えたんじゃ!?
「やっぱり ヒマだから見に来た(・∀・)」
こらこら、ヒマとか言ってないで他のシモベたちと お外で遊んでらっしゃいな。
「、、、、」
友だち…いないんだ?
「うっせ!!」
図星だーっγ(▽´ )ツ
なんて キュヒョンさんをからかっている場合じゃなかった。
中断してた覗きを再開しなきゃ!あ、覗きじゃないわ!お仕事だったわ!
「ひょっふぃ〜っ♡♡♡」
「めんどーなのじゃけん どんへがぬぎぬぎ」
「ほへっ ふっーんっ ひゃんっ」
だって
「ひょっふぃ〜っ♡♡♡」
「ひょっふぃ~って 誰⁉︎ ……っ( ̄□ ̄;)!!オレの事か⁉︎ 」
「はふはふっ」
ヒョクチェの言葉などまるで聞いていない様子のどんへ王子
真っ赤っかな顔でハフハフ言いながら ヒョクチェの服を脱がしにかかります。
「だから何でそんなに興奮してんだっての!」
あまりに積極的などんへに押され気味のヒョクチェ、そんなヒョクチェの服を脱がしにかかったどんへはボタンを外すのが面倒になり
「めんどーなのじゃけん どんへがぬぎぬぎ」
ぬぎぬぎと言いながら自分が服を脱いでいくのでした。
とぅるりんっ
と、音が聞こえそうなくらい
とぅるんとぅるんの肌が露わになると
「どんへぇ〜〜❣️はひはひっ」
急にヒョクチェもどんへに負けないほど
はひはひと興奮するのでした。
「ひゃっほへぇ〜んっ」
ゆっくりと 中へ入っていくヒョクチェ
「魔王が言ってたよね?魔法人は人間とこういうことしても キモチくないって…」
「んにゃのっ うっしょら ひょくがいっ…もっオレっ ひょくがいっのだものっなのだもの」
ぷるぷると首を振ってヒョクチェにしがみつく どんへ
そんな風に言ってくれるどんへが愛おしくて、可愛くて…いや、可愛いて可愛いて堪らん!なヒョクチェのヒョクチェが過剰反応し
どんへの中で更にぐうーんっ⤴︎⤴︎と勢いを増すと
「ほへっ ふっーんっ ひゃんっ」
その余りのスゴさに どんへがベッドから転がり落ちそうになるのでした。
「なんか…語り部の実況すっげえ下手くそじゃね?」
やっぱり?
それは語り部も薄々気づいておりました。
だって
エロ描写とかムズくね?
「おれが魔王に会いに行ったのは…」
翌日のことです。
王妃がなぜ魔王に会いに行ったのか 、その理由を話してくれました。
「どんへの許嫁の件を無かった事にしてもらうためだったんだ」
「でも それは大王様がちゃんといってくれてるはずでしょ?」
「そうだけど、でも親のおれからもキチンと謝っておいた方がいいと思ったんだ。それが誠意ってもんだろ?」
「どんへの件は俺が大魔王にちゃーんと頭を下げて謝って許してもらったんだ。だから、お前が出て行くことはなかったんだよ。お前が魔王に連れ去られて みんなにどれほど心配をかけたと思ってるんだ?」
「ちっ…一番の元凶は黙っててもらっていいかな?」
王妃、怖っ
「ヒィ~っ((((((ノ゚⊿゚)ノ…ふぁいっ」
大王様、弱っ!
まあ、王妃の言うように元凶だもんな、この爺さんw
「でも おれの知ってるチョルウォンはあんな事するようなやつじゃないんだけどなあ」
「お言葉ですが あのPeace&Loveの店主の証言によると 魔王はいつも気に入った人をああやって隠れ家に連れ込んで悪さを…」
「うん…でも そんなのは ちっちゃい悪さでさ?言っちゃえば ただの浮気だろ?それに合意だろうしさ 」
「ジェジュンてば あんな事されたのに、魔王を庇うの?」
「いや、庇うとかじゃなくてさ…」
「ちょっとぉ〜!お母っちゃ あんにゃとこされたーにのカバンの?」
《うん、テンポ悪いし言葉があちこちひっくり返ってっから♡もーっ おばか♡♡》
「王子少し黙って王妃様のお話聞きましょうか?」
「しょーちっちっ」
《は?なにそれ?》
敬礼の仕草をしているので 承知!と、いう事なのかと…。
「どんへ?抱っこしたげるから こっちおいで」
「にゃふぃっほっ♡♡♡」
どんへはきゃいきゃいと上機嫌でヒョクチェの膝に乗って 暫くクンクンと鼻を鳴らして首の辺りの匂いを嗅いでおりましたが そのうち こてんと眠ってしまいました。
えぇえーっ!?
親の話に興味ナシ!?
つづく