「ドンヘ先生はねぇほんっとに可愛んですよう」


「もお~っしおん先生ってばぁマジで!キモいんですよぅ」


「キモいとか 照れちゃって このこの~」


「いやいやマジだからぁ 酔ってウザいに拍車かかってますよ~ 」


「もー….ドンヘ先生ってば!またまたまたまたまたぁ」



って なんだ?この会話っ!に、しても
打たれ強いぜ 体育教師ちぇ.しおん(24)

そんで 結局二人で飲みに来てるし…。

でも 居酒屋8823ではなく、オレの知り合いがやっている《 BAR🍹83Line 》って店に強引に連れてきたんだけど


「あたりめえだろ?ドンへは誰よりも可愛いんだよ。ま、美人てなら俺様だけどな 」



お店のオーナー ひちょるひょん(28)が話にはいってくる



「わかりますっ! 世界イチ可愛いですよね~ オレのドンヘ♡マイ エンジェールっ」



馬っ!調子に乗って オレの腰に手を回すんじゃないよっ!
しかも オレのて…お前んじゃねえしっ!



「ねえ?今日はとぅぎひょんはいないの?」



腰に回されたひづめを引っ掻きながら聞いて見た。


とぅぎひょんはこの お店《BAR🍹83Line 》 の
もう一人のオーナー なんだ。

とぅぎひょん(28)は オレの従兄弟で、ひちょりひょんととぅぎひょんは同級生。3人…あっ もう一人いた ウチの学校の同んなじ2年生担任のちょ.ぎゅひょん(23)も家が近くて小さい頃からずっと仲良しでオレたち4人は幼馴染なんだ。



「お前が来るとか思ってなかったから、さっき帰ったんだよ。見たい番組があるとか言って」



自由だね~



「ドンヘの恋はどうなってんの?」



ひぁぁぁあ~っ ((((;゚Д゚)))))))

ひちょりひょんっ!こいつ(馬)の前でその話はご法度でしょっ!



「えっ?ドンヘ先生、恋してるんですかっ⁉︎だっ誰っ?うお~っ頬なんか染めちやって かっかかかかっ可愛いっ!まっ…まさかっ!俺「なワケねえだろ!」








ふぁ~ ねむねむになっちった~

酔いつぶれた馬をひちょりひょんに任せて、 ひとりでぶらぶら歩いて帰ってたら



「お、嬢ぉっちゃんっ」



肩を叩かれた
ん?おじょーちゃん?お嬢、、、ちゃん?

振り向くと、人相の悪い雑魚キャラ2人組



「おじょーちゃんじゃないよ!どこに目ぇつけてんの?」


「あっ!失礼、レディだったね」



雑魚キャラ2人組が顔を見合わせて笑ってる



「すんげぇ つまんないんですけど~」


「まあまあ… 話はつまらなくてもアッチの方は気持ちイイよ~」


「強引な下ネタ」


「強引でも下ネタでもいいから大人しく俺たちと遊びましょ~」



一人に手首を掴まれた。
もう一人がオレの腰に手を回す。

あれ?あれれ?これってもしかして…
よくある ヒーロー登場シーンじゃない?TVで見たことある~っ!一番ベタなヤツ

このベタなシチュエーションは
ももももしかして 3年2組 い.ひょくちぇ登場⁉︎

あの子ってさ~ 
ちょっびっと不良ちっくで、遊び人風情だもんだから、こんな時間にお外で遊んでそうだもん



「やーんっ 放してようっ」



ヒーローがどこにいるかわからんからね?
ちょっと可愛い子ぶって助けを求めてみた。

ん?あれ?全然登場しないな~



「まあ、、、そりゃあそうだよね…。人生ってさあ~ そんなどらまちっくになんかいくワケないよね~」


「どうした?独り言か?お嬢ちゃ…ごへぶっ」



手首を掴んでる雑魚Aのおちん×んにキーック❣️
雑魚Bの腰に回った腕を掴んで



「え?ちょっ!お嬢ちゃ…」


巴投げ~っ❣️



「ひでぶっ!」


「ばいばーい」



倒れこんでる2人に手を振って歩き出した。



「…ばい…ばい」



Bの方はかろうじて声が出せたみたい。



「ぶははっ ドンヘって見かけによらず、ちょー強ぇぇのな~?ウケるっ」



えっ?んぎゃっ!

目の前に 白馬…には跨ってない 
3年2組い.ひょくちぇ~っ⁉️



「みっ!みみみ見て見て見てたのっ?」



「見てたっていうか…まあ…見てた」


「見てたならっ 助けてよう」


「行こうと思ったら 秒殺だったし 」



あーんっ!オレのばかばかばかっ 



「じゃあな ドンへ 気をつけて帰れよ」



とか言ってオレに背中を向けてどっかいこうとするんだ。

やだやだやだやだあ~っ! 
待ってよう せっかく会えたのにい~



「痛っ…いたたたっ」


「え?」


「あんよ、ひねった‼️ 痛くて歩けないよう 
ふぇぇ~んえーん



迫真の演技っ



「嘘つけ」



も…あっさり見破られたあ~



「ほんとーだもん!!‼️痛くて歩けないんじゃいっ」


「で?歩けないんなら?どうすんの?」


「おんぶ」


「お前…重そう。」


「きぃ~っ!重くない重くない重くないやいっ!」



はっΣ(・□・;)

足捻ったって言ったそばから地団駄踏んでしもた~っ‼️


どんへ一生の不覚!



「…あんた教師だろ?ったく、ガキみたいだな😂
ほら…」




王子様がしゃがんでくれた~ 
えっ?えっ?おんぶしてくれるの?

きゃっほーいっ
王子様の背中にのしかかった。



「うっ…重…」



ヨロヨロしながらも立ち上がる 王子様

細いのに綺麗に筋肉が付いてる背中 

ああ。もう たまんないようっ
首にぎゅーってしがみついた



「ぐる…じい…」



あややややっ 締めすぎた?



「ごめんちゃい…」



てへへ\(//∇//)\



ひょくちぇと同じ年に生まれたかったな
そんで 同んなじクラスになってさ~

『一緒に帰ろうぜ”』的な会話とかして
帰り道に コンビニとかでアイス買って2人で食べてさ、急に降り出した雨に公園の屋根がある遊具の下で雨宿りしてさ~




『どんへ…キスしていい?』
『え?どどどとしたのっ?きゅうに』
『オレ…どんへのコトが好きだったんだ。ずっと好きだったんだよ』
『ひょくぅ〜 オレも好き!ひょくのコトが…しゅき♡』

目を閉じるオレ…。




「ん~っ ちゅっ」


「おいっ!」



うおっ!ひょくちぇの背中でシチュエーション妄想してもうてたあ~びっくり

やべやべ💦



「なあ?腰に硬いの当たってんだけど?えっちなコトとか妄想した?」



ひぃぃぃぃ~っ 

ちっす妄想程度でオレのエンジェルがぁ~っ
ピコンて ピコーンて ピコーンって!



「降ります!降ります!降ろしてくらさいっ」


「何だよ?あんよ痛いんだろ?」


「治りました‼️すぐに治りました‼️ワタシ、そーゆー特技を持ってますっ」


「そうなの?スゲえ特技だな」



とかいってクスクス笑うひょくちぇの背中から必死で降りて



「転ぶなよ?」



って ひょくちぇの声を背中で聞いて
後ろも見ずに 腰を屈めて走って逃げた。

もう ゼッタイ


” 妄想変態エロ教師い.どんへ”


ってひょくちぇのアタマにインプットされたよ~

とほほ、、、(´༎ຶོρ༎ຶོ`)



















つづく