《今日も美味しかった‼️ごちそうさまでした♪》



わざわざ給湯室で洗って返してくれたお弁当箱の上に今日も、お礼のメモが乗っかっていた。


家のキッチンで発見した時、嬉しくなってニヤニヤしてしまった。



「いえいえ、お粗末様でした。照れうふふ」


「うぉっ?!独り言?怖っ!」



ぐぬぬプンプン
ヒチョラ!そっと後ろに立たないで‼️



「独り言といえば独り言だけども、相手がいるといえばいるのだ!」


「居ねえし」


「ふん!」


「そうそう、今日な?面白いことがあたんだよ」


「面白いこと?なあに?」


「後で飯食いながら話すよ」



ずいぶん勿体ぶるじゃないのさえー



「だから、早く飯にして」


「、、、カニクリームコロッケにしようかな」


「はあ?カニクリームコロッケだ?そんなモンで白飯が食えるかっ!」



どっかで聞いたセリフ、、、?
いや、気のせいかw



「カニクリームコロッケでご飯は食べれるよ❗️てか、お弁当の話だよ?」


「チッ! お前の頭の中、弁当の事ばっかだな」



クリームコロッケはいい案だと思ったけど
で〜もなあ〜…



「カニクリームコロッケって作った事ないからなあ…初めて作って失敗して不味いってなったら嫌だから…
OH💡ピコンと閃いた!!今日の夕飯で作ってヒチョリに試し食いさせてみるか」


「おい!全部丸聞こえだからな?!」



whoopsびっくり




「旨っ!!」



ぐふふ照れ
上手にできました〜っ✌️



「ちゃんと《↑は個人の感想です》って書いとけよ」



はいはい。



「でも、思ったよりカニクリームコロッケって白飯に合うな。このトマトソースが濃厚だからかな」



そのトマトソースを工夫したからねえニヤリ



「で?面白い事ってなに?」


「ああ、今日さ、帰りにイヒョクチェにバッタリ会ったんだよ」


「え?」


「あいつ、俺に気づいた途端、ヒシカさん?とか言って近寄って来てさ?」



あっちゃぁ〜
そういや、あの時お兄ちゃてばヒシカとか名乗ってたっけ



「でも、お兄ちゃ、今日はお仕事だったんでしょ?」


「そうだよ」



て、ことは女装はして無かったハズ、、、と、言っても、この人、普段から女性に間違えられることは多々あるもんな。
ヒョクチェが間違えるのも仕方ないのか、、、。



「で?お兄ちゃがネタバラシしてくれたん?」


「いや、してません」



なぜだ⁉️
しろよ‼️



ヒチョリお兄ちゃの話はこうだった


ヒシカと間違えて(は、無いんだけど)近寄って来たヒョクチェに



『はあ?ヒシカ?それ女の名前じゃねえか。俺様は男だぞ?」



と、お兄ちゃは言い放った



『あ、すみません。知り合いの女性に似てたもんで』


『その知り合いって綺麗な女なんだ?そんで俺様が綺麗だから間違えた訳だな?』



綺麗、、、自分で言うなよw
と、ヒョクチェも思ったかもしれないが
礼儀正しいヒョクチェは



『そうなんですよ。友人のお姉さんなんですけど、めちゃくちゃ美人なんですよ』


『で?お前のタイプなんだ?』


『タイプ、、、?』


『って事は俺様も、お前のタイプつー事になるな』


『いや、タイプでは無いです。オレ美人より可愛い系が好きなんで🖐‼️イコールあなたの事もタイプでは無いです‼️』


『ああ、そうかい。』


『では、さようなら。失礼しました〜っ』




と、言うとヒョクチェはとっとと帰ってしまったって事だったらしい。




「変なヤツだよな」


「ヒョクチェ?」


「ああ、だってさ?ドンヘの姉ちゃんが美人で料理が上手いから弁当は喜んで貰ってる。けど、その美人な姉ちゃんの事はタイプなわけでも無いってさあ…
意味わかんなくない?」


「んーー…」


「俺様クラスの恋愛マスターになるとな?あのくらい会話したらフツーどう言うつもりなのかわかりそうなもんなのに、、、アイツは難しいわ」



ヒチョリお兄ちゃって
恋愛マスターだったの⁉️



「お兄ちゃが恋愛マスターかどうかは置いといて」


「置いとくなよ‼️てか、俺様が恋愛マスターって信用してないな?お前」



うん、信用してない。
ナゼならば、お兄ちゃのそんな浮いた話は聞いたことがないからね。


「まあまあ、落ち着いて。オレはヒョクチェの気持ち、なんとなくわかるよ。」


「ケッ!生まれてから恋愛経験の無いお前に何がわかるんだよ?」



うっ…イヤなことを言う
恋愛経験はないけど‼️



「でも!わかるの!ヒョクチェはオレの作るお弁当が美味しいからありがたく食べてくれてるだけだよ。綺麗な人とかタイプがどうとかは関係ないの」


「綺麗なヒシカ姉さんが作ったって思ってるじゃん」


「そうだけど、でもそれは、関係ないと思う。お弁当自体が美味しかったから、作ってもらって嬉しいとか、また食べたいって思ってくれたんだよ」


「お前は、それでいいの?」


「、、、いいよ。今日は一緒に食べれたし」



ヒョクチェはオレのために(オレのため…だよね?)鬼を撃退してくれる優しいひとだったし



「まあ、お前がそれ以上の進展を望んでないってならイイけど」



それ以上、、、か。


ヒョクチェとたくさん話ができて
ヒョクチェと一緒にお弁当をたべれた。



それ以上を望んだりしたら
きっと、辛い気持ちになっちゃう


だから、、、
ずっと片思いでいい。






















つづく