むにゃむにゃ、、、



「、、、ん?ありり?、んびゃっ(´⊙ω⊙`)
こ、ここっここどこぉぉ??


「オレんちだわ」


「おれんちんちん?」


「ちんちんて、、、」


「ちょっ!ヒョクってばちんちんてなによープンプン


「お前が言ったんだろ?」


「そんなことより!いま何時何分何十秒?!」


「細かいのよくね?今、、、13時過ぎだな」



な、な、なんと!?
なんだかんだで6時間寝てしもたーーーっ!




「起こしてよーーー!」


「ぐっすり寝てて何しても起ないんだもん。
そんで変な寝言も言ってたな」



へ、へへ変な寝言?!



「うそ!?」


「ホントだよ。なんだっけなあ」


「ましゃか!でーぶぃでーのこと言ってしもたんじゃ、、、」



「でーぶぃでー?」



あ、逆に墓穴?



「なんか、『ウサギは草でクマは魚じゃん?ほいで、おサルは豆なんよー!』って意味不明な寝言だったわ」




なんじゃそりゃっゲッソリ
言ったオレも意味不明だじょ!

でも良かったDVDのこと言ってなくて



「あ、そうだ、ひょく朝ごはん作ってたよね?食べたの?」


「食ってないよ。お前が起きたら一緒に食おうと思ってさ」




かはぁ〜_:(´ཀ`」 ∠):
ひょくってば❣️

吐血するほど お優しい〜〜.んラブラブ




「腹減ったろ?」


「ぺった!」


「ぺったってなに?」


「減ったの最上級」


「、、、なるほど」



静かな口調で冷静に対処されると
なんか知らんが悲しいぞ!





「ぷぅぴぃ〜 お腹いっぱい!」


「また、寝むたくなったんじゃないの?」


「もう大丈夫!」


「そ?」



さて、場も暖まったところで



「ねえ?DVDでも見ながらまったりしようよ」


「DVD?なんの?」


「なんのでもいいよ。」




とか言いながらテーブルの上に乗っているリモコンを自然な動作で(ちょっと緊張してテーブルの上のものをガチャガチャと落としたりしましたがwww)掴むと



「えいやっ」


と、再生を押す、、、押すすすす




「ありり?」


「何してんの?」


「DVDを再生、、、」


「それエアコンのリモコンだから」


「なんと!じゃあDVDのリモコンは?」



キョロキョロ
あ、ひょくが持ってるじゃないか!



「DVDが見ーーーたーーーいーーーの!」


「ダメだよ。」


「ナゼだよ?」


「お前が好きそうなもんなんか持ってねえし」


「いいからリモコンをよこしんしゃい!」


「だから、、、」



ひょくを押し倒してリモコンを奪ってやった




「あ、こら!」



ふふん!
ポチッとな。




あ、あれれ?
あれれれれれれ?



「ナニコレ?!」


「SS4」



なんで?なんで?なんで?オレが仕込んだヤーツは!?



「はひはひっ…」



はひはひしながらキョロキョロと辺りを見回してると



「キョロキョロしてんなあ(笑)もしかして、コレをお探しですか?」



ひょくの手にオレが仕込んでおいたハズのDVDが!



「コレお前が仕込んだの?」


「な、なななーーんの、はにゃしゅれしょー?」


「オレこんなん持ってないんだけど。お前今日めちゃくちゃ早くウチに来たよな?オレが寝てる間に仕込んだの?」


「てか、なんで2019年にSS4見てんのよ!?」


「懐かしかったからだよ。で?このDVDは
なに?」


「しらん!しらん、、けど、ひょくソレ見たの?」


「チラっとだけ」



チラっとだけ?



「どんな感じだった?」


「どんなって、、、映画だろ?」


「あ、うん…」


「変なヤツだな。持ってきたから 一緒に見ようって言えばいいのに」



それには深い訳があるのだよ。

ひょくはフツーの映画だって思ってるみたいだけどさ。



「なんで、こっそり仕込んでおいたのか分からんけど、お前って意味なくそういう事する子だもんな。」



とか言いながらDVDをデッキに入れる


ちょっと待って!
意味なくこっそり仕込むわけないでしょ?

てか、ひょくから見たらオレってそういう変な子だと思われてるんカーーイ!





「おいで、一緒に観よう」



ソファーに座ったひょくがオレを呼ぶ



「ポップコーは無いしシウォナも居ない映画鑑賞もいいかもな」




笑って言いながら
となりに座ったオレの肩を抱いてDVDの再生ボタンを押した。



























つづく



















後編なのに【つづく】のカーーーイ!
自分で突っ込んでおきました。