8月15日 中国② カシュガル→ホータン
昨日カシュガルに着いたばかりだが、今日はもう少し田舎のホータンという街に行く。
"地球の歩き方"に載っていたバスターミナルに行ってみたが、何故かそこにはバスターミナルが無かった。
実はこの地球の歩き方、7年前に買ったもので、内容はかなり変わっている。そのためバスターミナルが移転しまったのだろうと思う。
仕方なく、通行人に教えてもらって新しいバス停にタクシーで向かう。
バスターミナルは市街から10kmくらい離れていた。
ターミナルではホータン行きの寝台バスチケットを購入。
2800円
出発まで時間があったので、一旦街に戻る。
街に戻る時はバスを使おうと思ってバス停で待ってたら、荷台付きのバイクに乗った爺さんが荷台に乗せてくれた。
↓こんなの
恐らく人を乗せる用ではないはず。
爺さんは運転中ずっと歌っていた。
イランで聴いた歌とそっくり。
イスラム感たっぷりの土地ですな。
宿の近くまで送ってくれたので、お礼に10元(200円)渡したところ、満足そうにもらってくれた。
笑顔弾ける爺さんでした。
街に着いてからは旧市街をウロウロしたり、
露店を散策したり、
昨日行った酒屋でビール飲みながらWi-Fiをしたり、
酒屋にいた子猫がめっさ可愛かった
お昼寝中。
まるでぬいぐるみみたい。(一応、呼吸はしてましたから、本物のぬいぐるみではないです)
夕方になってから街を出発し、路線バスで再度ターミナルまで向かう。
地元民の服装はウズベキスタンやトルクメニスタンと殆ど一緒。
ウイグル人男性はこんな感じ
ちなみに女性はこんな
イランから東向きに旅をして行くに連れて徐々にイスラム感が薄くなってきて、隣国キルギスでは(遊牧民が多いこともあり)イスラム感が殆ど無かったのだが、中国カシュガルに入ったところ急にイスラムっぽくなった。
バスは19時発。
ややこしい話になるが、これは「北京」での時間。
中国は横にも広いため、新疆地区では独自の「新疆時間」を採用していて、北京と比べると2時間遅い。
(なので今日のバスは新疆時間では17時発ってことになる)
これは非公式な時間設定なので、バスとか列車などのオフィシャルなものは「北京時間」を採用している。
しかし地元民の日常は新疆時間を使ってるので、紛らわしい。
例えばホテルのチェックアウト時間とかも北京か新疆どっちかを訪ねる必要がある。
バスは土足禁止なので足の臭いがキツかった。
歩いてホテルがありそうな場所まで行くが、どこも閉まっている。
到着時は真っ暗だったが、徐々に明るくなってきて、ちょっと市街を散歩
なんか凄くスモーキーな景色。
恐らく風が強いので埃が舞い上がってるものと思われる。
近くに安そうなホテルがあったので寄ってみたところ、高速Wi-Fi付きで2000円だった。
高いけど、高速Wi-Fiに惹かれてこの宿に決めた。
今日はこれからホータンの街歩きの予定。