8月12,13日
キルギス10 ビシュケク→サルタシュ
ビシュケクから中国に行くルートはウルムチに抜ける北回り(カザフスタン経由)とカシュガルに抜ける南回り(オシュ経由)がある。
僕は兼ねてからカシュガルに行きたいと思っていたので南回りで行くことにした。
まずは12日に飛行機でオシュまで行く。
15時のフライトだったが、遅延して19時発になった。
飛行機の遅延に関して地元民は大した不平も言わず、秩序良く待っていたのが意外だった。
よくあることなのかもしれない。
待ってる時間が長くて空港内をウロウロしていたら、体重計を発見,
荷物が15kg以内という制限付きだったのでチェックインの前に是非測っておきたかった。
この体重計だと
10kg弱。もう少し重く感じるが…。
出発前、荷物整理をしてる時に隣の青年が話しかけてきたけど、彼は英語が話せないので何て言ってるかわからなかった。
すると、青年が日本語変換アプリを使って訳してくれた。
めちゃくちゃな日本語だけど、要するに「何か探し物してるの?」ってことだと思われる。
気遣いをして頂いてありがたい。
7時過ぎに出発し、オシュに到着したのは夜8時。
結果的にはタクシーで行くのと時間は大して変わらなかった。
オシュでは"BiY Ordo"というホテルに宿泊。
前回泊まったのオシュゲストハウスと値段は変わらないけど(1000円)、設備が綺麗でスタッフも優しいので、こちらの方がお得な気がする。
~翌朝~
タクシーで国境まで行こうとした。
本当は2000円くらいで行けるはずなのだが、ドライバーが「12000円だ」とかふっかけてきたり、勧誘がしつこかったりして面倒なのでタクシーはやめた。
代わりに、14時発のバスで国境近くの町サルタシュまで行くことに。
800円で行けるらしい。
やっぱ公共交通機関が頼りになる。
しかし、安いだけあって乗り心地は非常に悪かった。
定員オーバーの上に隣のおじさんが酔っ払ってて、言葉が通じないのにしつこく絡んできた。
初めに僕の名前は"シンゴ"だって教えたのに、途中から"ジャンボ"になってた。
泥酔して肩に寄りかかってきて、軽い地獄でした。
地元民の荷物が多過ぎて足の置き場が無かった
なので体育座りを余儀なくされた。
安上がりだし(5時間乗って800円)、我慢しよう。
夕方6時頃にサリタシュという町に到着。
町は小さくて田舎
ゲストハウスもあって、
案外しっかりしてた。
ワンちゃんも可愛かった
夜はドイツ人サイクリストがいて、パスタを作ってもらったりした。
この人は来年か再来年に日本に来る予定らしく、
「日本語は敬語ってのがあるみたいね。私はそれを習得したい」
と言ってた。すごい向上心。
彼らとウイスキーを飲んで、気づいたら床で寝落ちしてました。
明日はカシュガルへ向かう。
予定より数日遅れてるので急がねば。