小学校の時に、暗唱させられた「小倉百人一首」。
今になってその素晴らしさが分かるようになりました。
「うた恋い。」という解説マンガを発見して、読んで
更に百人一首のファンになりました。
小学校のときは、音だけで覚えて、上の句と下の句が
イレコになってしまったり、覚えるだけで精いっぱいで
意味も適当に考えていました。
特に、この「うた恋い。」には読んでいる人の生活環境や
人間関係が分かりやすく説明してあり、詠んだ人のおもいが
素直に理解できます。
それにしても、百人一首・・・言葉が美しい・・・・
ちはやぶる 神代もきかず 龍田川
唐紅に 水くくるとは
・・・・「ちはやぶる」とか「からくれない」とか
「水くくる」とか、やられた!って感じですよね。
紅葉の色をからくれないという高貴な色
マンガでは思い出の女性の着ていた服の色をかけて
二人だけに通じる秘密の恋の思い出と、周りで聞く人も
美しい言葉と情景で味わえる一粒で2度おいしいうたでした。
君がため 惜しからざりし 命さへ
長くもがなと 思ひけるかな
このうたをよんで作者は、3年後?!に病死してしまった
というところも灌漑深いですね。
一目でも会えれば死んでもかまわない・・・
なんて思ったけど、会ったら会ったで、ずっと一緒にいたい
なんて胸がキュンとしますよね。
有名でよくドラマや本に出てくる崇徳院の
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の
われても末に あはむとぞ思ふ
も、情熱的な一句ですよね。
時々川の上流を眺めているとふと思い出します。
それから、どんなに引き裂かれてしまっても
会いたい人ってだれだろう・・・なんて考えたりします。
この時代は、身分で恋愛が制限されたり、一夫多妻で
心を繋ぎとめるのが大変そうで・・・
考えただけで胸が苦しくなります。
きっと私だったらさっさと出家すると思います。
憧れるけど、面倒くさい。
素敵なうたをよんでくれればくれるほど、信用できないよ。。。

