死は月と銀、生は太陽と金。


古代カンボジヤの若き英雄王が、


黒い死の淵からよみがえり、


永遠不朽の肉体の化身となる、


三島由紀夫のユニークな美意識を


舞台に展開した絢爛たるロマン。



うさうさ☆きらりんこ-110518_0044~01.jpg

私の宝物のひとつに、「らい王のテラス」という

5mmくらいの厚さの本があります。


昭和50年の中公文庫から出ていた、現在は絶版と

なっている三島由紀夫先生の本です。


180円って表紙に書いてありました。


5年くらい前にアンコール遺跡を観にカンボジアに

旅行する前に、資料としていただきました。


カンボジアの「クメール王国」の黄金時代を築いた

ジャヤヴァルマン王(2世?)を題材にした劇の

シナリオ本です。


アンコール遺跡の中でも、四面観音菩薩?!の遺跡で

有名な「バイヨン(アンコールトム)」を創った方です。


うさうさ☆きらりんこ

黄金時代を築き上げた文明が、なぜ急に衰退したか

ということが、大きな謎とされています。


実際見たアンコール遺跡はどれも素晴らしく、当時の

繁栄を物語ってました。


はやり病で死んだという説がある英雄王。

その若く素晴らしい王が、はやり病で身体だけでなく

精神、王国も朽ちて行きます。


それと、蛇神(女神さま)「ナギー」と毎晩交わる?!

という神殿(裏にあります)を絡めて、神秘的なお話に

なってます。(儀式的なものです)


神秘的ですが、たくさんの王妃の絡みもあって

三島先生らしい人間臭さも色濃く出ています。


ちなみにナギーは女神さま。男性はナーガといいます。


「ナーガ」はインド、東南アジアで信仰されている蛇神で、

水や雨と結びつきが強く、海、湖水、泉、井戸などの

守護神とされてます。


7つ、または5つの頭を持つコブラの姿で表されたりします。


ナーガは人間界と天上界をつなぐかけ橋とも考えられて

いろんなところにオブジェでありました。


ぜひ、アンコール遺跡・・・オススメです。

素晴らしいですよ。。。安いし、豪華ホテルがどんどん建って

比較的割安。


コストパフォーマンスかなり高く、遺跡群は人生の財産になること

間違いなしです。


もちろん「らい王のテラス」もよろしくです。

絶版ですが・・・