「美女の歴史」という本を読み始めました。
古代ユダヤ人に美しく装う技術を教えたのが
天使アザゼルです。
ユダヤ人にとって約束の地「カナン」地方の
偉大な神様であると同時に、「反逆の天使」の
首領で、時として魔神の姿をとることもあります。
神への信仰と肉体の誘惑が美容術に対する、精神的な
葛藤となったそうです。
古代エジプトでは、紀元前3千年以来化粧は神官階級の
特権で、様々な原料や混合法を研究し、儀式に用いました。
医学的な効用も伴わせ、砂漠の眼炎をアイラインで守り
松ヤニや乳香で発汗をおさえたりしたそうです。
貴族たちは、体を清潔にするため芳香剤入りのお風呂に
入りました。灰と土で垢とりをして、香油でマッサージをします。
次に、体を黄土色に塗って、眼のまわりはアイライン、鮮やかな
アイシャドーとバランスをとるためアイブロウ長く伸ばしました。
頬と唇はバラ色に染め、薄青色のかつらをかぶり、更にかつらの
上からは、円錐状の芳香剤を乗せて、日中、陽にあたると溶けて
体中に滴りおちるようになっているそうです。
爪もヘンナで塗って砂塵から守ったようです。
ユダヤでは着飾ることを悪魔的ととらえる部分がありましたが
エジプトでは逆に神官階級の特権であったり、貴族の健康を
守る知恵(美容法)であったりと、文化の違いが出ますね。

