田村由美の「BASARA」と「巴がゆく」は

学生時代のバイブルでした。


話は凄く面白いのに、絵が少女漫画すぎて

男子にすすめても、ほとんど読んで貰えません。


「BASARA」が全27巻(外伝含)

「巴がゆく」全8巻


最初は「巴がゆく」にハマって、かっこいい女子に

憧れました。


主人公の「巴御前」のお姉さんが「静」というところも

結構ウケました。


日本史や能に興味を持つようになったのも

「巴がゆく」のお陰です。


丁度学校で能楽堂に行ったときの演目も「巴」でした。


うさうさ☆きらりんこ


好きな男子と、たとえ事情があって結ばれなかったとしても

共に走る!ってのに凄く憧れました。


その後、「BASARA」に突入したのですが

表題から期待はあまりしてませんでした。


ところがどっこい!最初のほうから、熱い展開が何度も

たたみかけてきて物語に一気に引き込まれました。


【あらすじ】


時代は世界は一旦終わった後の日本の物語で

人々は王族に支配されてました。


白虎の村に生まれた、双子の兄タタラと妹更紗。

タタラは「運命の子供」として予言されました。


人々は運命の子供が、みんなを苦しめる王政から

タタラが解放してくれると願うようになりました。


時は移り、双子が15歳で元服を迎える時に、九州を統治する

赤の王の軍にタタラが殺されてしまいました。


希望を失って落胆する村人を前に、とっさに更紗が代わりに

「運命の少年」として戦うことになりました。


とーこーろーが、赤の王「朱里」と運命の少年を演じている

双子の妹「更紗」はお互い正体を知らず愛し合うようになります。


そんなこんなで、お互い王族対レジスタンスの戦いのなか

大切な仲間や家族の恨みが重なって行きまして・・・


日本中を巻き込んで(若干外国船も)戦いが広がっていきます。


何が本当の正義か、「朱里」と「更紗」が、もがき苦しみながら、

平和な日本を作り上げていきます。


うさうさ☆きらりんこ


登場人物や物の名称がいちいち日本っぽくて

凝っています。


言葉を覚えるのにも、いい勉強になります。


伝説の宝刀

「白虎」「青龍」「玄武」「朱雀」はそれぞれ

西、東、北、南の村にあります。


戦なので、よく戦いで人が死にますが、その殉職シーンも

いちいち重くて号泣します。


最近私は出雲に旅行に行ったのですが、丁度

主人公の生まれた「白虎」の村も、砂漠の中の

産鉄地で温泉がいろんなところにあるので、

この辺のイメージなんだろうなあって思いました。


たくさん登場人物が出てきて、それがまた個性的で

面白いです。


絵が少女漫画すぎてダメな人も4巻(文庫だと3巻)の

四道が死ぬシーンくらいは絶対読んで欲しいです。


桜島が大噴火しますよ富士山


死ぬ瞬間に

「わたしの死が彼女にやさしく伝わればいいけれど・・・」

と待っている恋人思って死ぬところはかっこやさしかったです。


あと、熊野の戦いでカザン将軍が茶々との戦いで

自害するシーンも号泣しました。


辞世の句の

「赤き旗 身の熱きこと 火の如く 徒野の坂 とく駆けゆかむ」

(死んで後も赤の王のもとで戦い続けたいという意味。)


は、涙で文字が見えないくらいでした。


いつ読んでも飽きないマンガですラブラブ