司馬遼太郎先生の「項羽と劉邦」面白かったです。
司馬先生の作品で初めて読破した作品です。
たまたま、京劇の「覇王別姫」のチケットをゲットして
以前観たレスリー・チャンの「さらばわが愛」から
気になっていたので、奮起して読み始めました。
1cm以上の厚さの文庫本3冊。
上・中・下・・・あっちゅーまでした。
歴史小説の素晴らしいところは、時代背景が事細かに
書いてあるところですね。
遠い昔の広い広い中国が、目に浮かぶようでした。
しかも、実話なうえに愛せる登場人物があまりない。
なんて時代なんだ・・・と、がっかりの連続だけど
ときどき良い話に救われます。
簡単なあらすじは中国の春秋戦国時代。
項羽率いる南の方の楚という国と、劉邦率いる漢という国の
天下統一の戦いです。
連戦連勝の軍神のような項羽が、連敗続きの劉邦に滅ぼされる
不思議なお話です。
私の一番の名シーンは「紀信」の登場から終わりまでです。
武将でも何でもない、捨て駒のあまのじゃくです。
ちなみに「篠山」センセではありません。
ヌード写真取りません。
「紀信」と幼馴染の「周苛」の二人が、一番この作品で
キラキラしてました。
登場人物の紹介で面白いサイトを見つけました
http://buzhidao.main.jp/book-ht/kouu-to-ryuho.htm
有名なシーンは
『鴻門之会』と『四面楚歌』のシーンです。
よく目や耳にすますよね。
項羽20代、劉邦50代・・・
惜しい人をなくした感が残ります。
がっかりついでに、レスリーチャンの「さらばわが愛」や
京劇の名優「梅 蘭芳」の伝記「花の生涯」も
素晴らしい京劇と中国史の悲しい現代史を
覗くことができます。
結構がっかりする内容なので、体力のあるときに
ぜひご覧ください。


