ウォン・カーウァイ監督の作品が大好きです。
特に一番最初に観た「楽園の瑕」/東邪西毒」はその後
金庸原作の作品にハマるきっかけになりました。
はっきり言って、つまらないと思う人が多いと思いますが
荒削りな感じと、登場人物の一人ひとりがピュアで
凄く心惹かれます。
「仏典曰く 旗なびかず 風なり 揺らぐは人の心なり」
金庸先生の有名な武侠小説「射雕英雄伝」の登場人物の
若い頃という設定で「時間」「愛」「記憶」をテーマにした
王監督の創作の世界です。
私は、あと少しで目が見えなくなる、トニーレオン演じる
名もない剣士が好きでした。
あっけなく死体になっちゃいますが、話が進んでも
存在が消えません。
目が見えなくなる前に故郷の桃が見たい・・・という言葉の
意味が後々分かったときも、ホロリきました。
あと、西邪の兄嫁となった元恋人役のマギー・チャンの
アンニュイな横顔もステキでした。
あの子供はもしや「欧陽克」?!なんていろいろ考えました。
他の人は、どのシーンでどんなふうに感じるのか
とても気になる作品です。


