2022年10月28日(金)
【天皇賞・秋】
危険な人気馬
過剰人気の格下馬
ジャックドール (牡4 栗毛)
同馬が評価されている理由として
※父系の血脈をみるとを二代続けて当該競走で好成績を残し
ベスト2000㍍ 鞍上も継続騎乗の藤岡佑介騎手で
大阪杯とは異なり間隔を開け万全な条件という見解。
前走の札幌記念では前半59.5(Hペース)を
控える競馬で自慢の持続力を発揮ししぶとく勝利した
この競走内容が評価に繋がっているのだと思うのだが‥‥


※父 モーリス 2016年 天皇賞秋1人気1着
父父 スクリーンヒーロー 2009年 天皇賞秋7人気2着
八大競走は格がモノを言う
逃げ一辺倒だった馬が折り合いつけて
好位追走し粘り強く勝ちきった競走内容は成長の現れ
そう判断したい所ですが‥‥‥
札幌記念のメンバー構成を再度見て頂きたい
1人気パンサラッサは、国内GⅠ未勝利
2人気ソダシはGⅠ三勝は牝馬限定戦
4人気グローリーヴェイズは
天皇賞春で2着があるものの7歳馬
つまり相手に恵まれた一戦ということです。
直近6年 天皇賞勝馬
2021年 エフフォーリア 皐月賞勝馬
2020年 アーモンドアイ 天皇賞秋 ヴィクトリアM勝馬
2019年 アーモンドアイ 牝馬三冠馬 JC勝馬
2018年 レイデオロ ホープフル ダービー勝馬
2017年 キタサンブラック 菊花賞 天皇賞春 JC勝馬
2016年 モーリス 安田記念 マイルCS勝馬
競馬格言の八大競走は格で勝つが色濃く出る競走。
過去の天皇賞秋で同馬同様に
直近重賞競走勝ち上がり上位評価され凡走したケース
2015〜2016年 エイシンヒカリ (2人気9着)
デビューから9戦8勝でエプソンカップ、毎日王冠連勝
自慢の先行力で二番手追走するも終い持たず失速。
(その後、香港仏国GⅠ制覇し翌年挑むも2人気12着敗退)
2013年 トウケイヘイロー (2人気10着)
鳴尾記念、函館記念、札幌記念と三連勝からの参戦。
明け4歳から逃げ先行に活路を見出し挑むも馬群に沈む。
2009年 シンゲン (2人気5着)
白富士S、新潟大賞典、エプソムカップ三連勝して
前走オールカマーで3着入着からの参戦。
三連勝時は上がり最速を計測する末を見せたがGⅠ初参戦。
勝馬と3ハロン0.8差をつけられ掲示板止まり
GⅠ競走で好走実績を持ちながらも
天皇賞で涙を呑む結果となった馬も多いだけに
“”GⅡ級レベルの昇級馬では荷が重く“”
容易に評価するのはリスキーと判断する。

【付録】直近5年間逃げ馬の成績
先 頭 ⑩④③③⑭着
二番手 ⑮⑥⑥⑧⑧着
2019年 アエロリット ①①①➡6人気3着
NHKマイル勝馬 安田記念2着(18、19年)
2018年 キセキ ①①①➡6人気3着
菊花賞勝馬