この日は、Nの友人たちといっしょに、
ナイロビから少し離れた郊外の街を散策しにいきます。
・・・あ、私、お金がもうないのでした。
いっぱい換金したからなんにも気にせずガンガンつかい、
すっからかんになって初めて気づきました。
Nに打ち明けると
「なんで!? 何買ったんや! 使い過ぎやろーー」
と言われてしまいました。
現金だけじゃなくて、クレジットカードも何回か
使ってるんだけど・・・
換金しようにも、最寄りの換金所は10時開店です。
9時の待ち合わせに間に合いません。
結局、この日と翌日使いそうな分だけ、
手持ちのドルをNのケニアシリングと
交換してもらうことにしました。
無計画でごめんなさい。
N、怒ったかなあ。
【MATATSU】
Nの友人たち(日本人)と待ち合わせし、総勢6人!
8/25に一度会った、Yちゃん
Tさん(昨日とは別の人)、Mちゃん、Hさん
そしてNと私です。
私以外はみんな、ある程度ケニアを分かっている人。
めちゃくちゃ安心です。
みんなに連れられ、初めての「マタツ」に乗りました。
バスからさらにワンランクアップ(?)、やったー!
★まめ知識:マタツ(MATATSU)について
たぶんケニアでもっともポピュラーな市民の足のようです。
この旅行でもう何台も見かけました。
ワゴン車の真ん中に黄色くて太いラインが入っています。
一回30ksh(30円)とか、それくらい。参考
マタツという名前は、スワヒリ語の3(tatu:タトゥ)が由来だそうです。
マタツという空間では、ドライバーが一番偉いそうです。
各ドライバーの上には、マタツをとりまとめるボスがいて、
そのボスに登録を許可されれば、あとはドライバーの
好きにしていいらしい。
どのコースを走るか、どこで停まるかもドライバーの裁量しだい。
内装も外装もBGMも、ドライバーの個性いっぱいです。
元の白そのままのマタツもいれば、
真っ黒でパンクで、クラブミュージックを
ガンガンかけているマタツもいます。
マタツにはたいてい、ドライバーに加えてもう一人、
若い男の子がくっついています。
客引きをしたり、中で運賃を回収したりします。
この男の子たちはよく、ワゴン車のドアを開けて、
サイドステップに立ったまま走行していました。
外から見るとこんな感じ。

一番前に乗せてもらえました。
となりのMちゃんがスワヒリ語で「写真撮っても良い?」と
聞いてくれ、ドライバーさんは快諾してくれました。
いえーーい!

ドライバーさんが、
シンバ(=ライオン)コンクリートの工場だと教えてくれました。
そんなに珍しいとも思わなかったのですが、
写真を撮れとれ言われたので撮りました。
後から別のHさんに聞くと、自国にコンクリート会社があるのは
インフラを整えるにあたって、とても重要なことだそうです。
なるほどなあ。

【市場】
小一時間はしったところで、目的の町につきました。
大きなビルはなく、見晴らしがよい町でした。
まず最初に、市場に寄りました。
ナイロビの市場よりも明るくて、のんびりした雰囲気でした。

トマトの置き方がかわいい。

またしても食べる石!
ごろごろ置いてあります。

おばちゃんが小さな欠片を試食させてくれました。
マタツで隣にすわったMちゃんと、
もう一人の女性Hさんとで試食させてもらいました。
…お、思ったよりは食べられる。
もっと固いかと思ったら、簡単に前歯で砕けました。
味は「砂」そのものです。
でも、粒子が細かくて日本でアサリを食べたときの
「ジャリッ」という食感はありませんでした。
サクサクしているかんじ。
スナック感覚で食べると思うと、
スーパーでドライフルーツと一緒に売っているのも
うなづけました。
ちょっと興味が湧いたので、おばちゃんにいくらか聞くと
2kg入りの袋を出してきました。
すると、一緒にいたHさんが
「そんなに要らないよ~! でもせっかく試食させてくれたし、
こっちトマト買おうかな?(日本語)」
と独り言をいうと、おばちゃんが大爆笑しました。
たぶん「トマト」という単語だけ理解できて
こんだけ試食しといてトマトかよ!
と思ったようです。
これまでに色々な経緯で、
4カ国ほど住んだことのあるHさんは、
「言葉なんて違っても、結構通じるんもんなんだよね~」
と言っていました。
このあともHさんは、現地の人と
けっこう日本語をそのままで話していました。
英語はぺらっぺらに話せるのに。
いちいちビビっている私と違って、
なんか心がでっかいなぁ、かっこいいなあ、と思いました。
また市場を回っていると、包丁を使わずに
菜っ葉をきるおばちゃんがいました。
アフリカではほとんどまな板を使わないそうです。(
参考)

すご技動画
このおばちゃん、すごいと思いきや
昨日指を切ってしまったそうです。
【ローカル飲食店】
市場を抜けて、お昼ご飯に向かいます。
町の様子


お店はガラガラでした。
日曜日だからだそうです。
風通しが良くて気持ちよかった~。

メニュー。
1ksh≒1円だと思うと、激安です。

飲み物を頼むと、ほとんどの飲み物が在庫切れでした。
これも日曜日だからだそうです。
あと、これがケニアクオリティだそうです。
別に気にしません(笑)
最終的に頼んだ飲み物はこれでした。
ジンジャーがしっかり効いたジンジャエール。
これ、おいしかったです。また飲みたいな。

食べ物はこれ。
確か、羊の肉だったと思います。
右の白いのは、ウガリというケニアの主食。

ウガリは、こうやっててで握ってから
おかずと一緒に食べるそうです。
サファリツアーで食べたときは、食べ方を知らずに
ナイフとフォークで食べてました。
味は、甘くない蒸しパンみたいな感じかな。
私はこれ好きです。
日本では食べられないと思うと残念です。

手洗い場の水道は出ません。
横にあるタンクの水で手を洗いました。

食べ残しが出るほどお腹いっぱい!
これでも、一人120円くらいでした。
一緒に来たみんなともゆっくり話せて、よかったです。
【トゥクトゥク】
町の中の移動には、トゥクトゥクを使いました。
トゥクトゥクは、4人乗りの三輪自動車。
バス、マタツ、そしてトゥクトゥク。
3種類も乗れたー!

トゥクトゥクの中

この町に住む人々は、カンバ族という部族だそうです。
【町散策】
カンバ族は温厚で人懐っこい部族だそうです。
「この子どもが言う『アー』が、
何にも考えてないみたいでめっちゃかわいいんだよー!と」
Tさんが教えてくれました。
実際に、町を歩いている子どもに「ワーチャ」と
声を掛けてみると、確かに「アー」と返してくれるか、
照れてもじもじするか、どちらかでした。
かわいい…
大人の人が私たちに「ワーチャ」と
声をかけてくれるときもありました。
もちろん「アー」と返事しました。
Tさんは、ナイロビでカンバ族の人と出会うと
年上に対するあいさつ「ワーティンダーチャ」と言ってみるそうです。
すると相手が
「なんでその言葉を知ってるんだー!」
といってめちゃめちゃ喜んでくれるそうです。
そういえば、行きのマタツのドライバーも
カンバ族と言っていました。
確かに、気さくなおっちゃんでした。
★まめ知識:カンバ族の挨拶
※耳で聞いた発音なので、間違ってるかもしれません。
ネットで調べても正確な発音や綴りは分かりませんでした…
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挨拶 返事
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年下に対して ワーチャ アー
年上に対して ワーティンダーチャ 忘れた…
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★まめ知識:ケニアの部族
ケニアには52の部族がいるそうです。
部族にはそれぞれ特有の文化、言語、性格があります。
ケニアでは、ほとんどの人がが3言語話せるそうです。
英語 :仕事や学校で使う
スワヒリ語:友人との会話で使う
部族語 :地元や家族との会話で使う
「ワーチャ」
↓
「アー」

「写真とってー!」と言って、寄って来てくれました。

子どもたちと遊んだり、お絵描きしたりしました。



子どもたちと遊ぶの、ほんとにめちゃくちゃ楽しかった。
カメラが珍しいらしくて、すごい寄ってくる。
しゃがんだり立ったり、色目つかったり、
いろんなポーズで撮ってくれって言って来てくれました。
絵も描いて描いてって、たくさん言われました。
私みたいな絵でも喜んでくれてうれしかった。
だんだんと暗くなって来たので
またマタツに乗ってナイロビに帰りました。
ケニアにも慣れたし、ナイロビより治安が良いし、
みんなとわいわい散策(しかも日本語)できて、
子どもたちと外で遊んで、
開放的な気分になれた一日でした。
【夕食】
Tさん、Mちゃん、N、私の4人で、
2日前にお世話になった「日本人的 家飲み」に、
またしてもお邪魔させていただくことになりました。
私たち以外には、JICAの方、協力隊の方、航空会社の方、
インターンに来た大学生など総勢10名ほど。
Nいわく、家主のHさんは、とにかく気さくに、
色んな方を誘ってくれる男気あふれる方だそうです。
多いときは40人この家に入ったこともあるそう。
日本人が少ないケニアでは、肩書きに関わらず
こうしてみんなでコミュニケーションをとって、
時に助け合いながら生活していくのだそうです。
この日はたこ焼きパーティーでした。
まな板を3、4枚並べてみんなで材料を切ったり
たこ焼きを焼いたり、歌ったり踊ったり、
日付が変わる頃には、家主さんが締めのラーメンを作ってくれました。
たこ焼き

いえーーい

ケニアでは貴重な納豆

あれくるうMちゃん

家に着いたのは深夜1時過ぎでした。
翌日、ケニアを旅立ちます。
