こんばんは
ようじろうです
金曜の夜、新聞を読んでいると
お悔やみ欄に、火曜日友達のお母さんの
訃報を見つける。
田舎あるあるですが、訃報が地方新聞に
毎日掲載されます。亡くなった方のお年
住所、喪主の名前とお通夜、お葬式の
時間と会場など。
前の職場の、転勤族の同僚から都会では
ありえない風習だと聞きビックリした
記憶があります
新聞を読むのが昔から好き
最近は当日に読むことが出来ない日もある
けど、時間差でほぼ新聞は読みます。
火曜日友達というのは
独身時代にずっと火曜日に会っていた親友
の事です。彼女と出会ったのは高校1年。
初めてバイトをした喫茶店で出会った
同い年の子。彼女はそのバイトをすぐ辞め
たけど、何故かずっと仲良くしてもらっ
てた。趣味とか思考も全然違うのに、
ウマがあったのだろう。
彼女のお家に遊びに行く事も何度かあり
ご両親にもよくしてもらった。
私は一人っ子で、寂しがり屋で、誰かと
いつもつるんでた。恋愛も上手い方では
なかったから、女子友と過ごした時間が
長かったので、彼女にもお世話になった。
彼女が結婚して、旦那さんの転勤で川崎に
滞在していた時もよく泊まらせてもらい、
ワーホリ時代の東京の友達に会う時にも
常宿としてお世話になった。
2002年、冬のソナタから始まった韓流
ブームで韓国にどハマりしたようじろう
彼氏もいないし、韓国へ語学留学したいと
彼女に伝えた際、彼女は泣きながら
私を説得してくれた事が印象に残っている。
「韓国語なんて覚える暇があるなら 彼氏見つけて、ちゃんと結婚して！」
ワーホリ帰り、彼氏もいなければ、
最愛の母の一周忌過ぎた頃だった。
彼女がお母さんみたいだった
2005年、私も結婚して出産。
彼女も同じ年に男の子を出産した頃から
会う事は段々と少なくなって来た。
だけど年賀状だけはやり取りしてきた。
自分の乳がんの話も彼女にはするつもりも
なければ、年賀状にも書かなかった。
2023年、子供は高校3年になり時間に
余裕も出来たからなのか久しぶりに会おう
と、春に再会。十数年ぶりにも関わらず
いつもの火曜日のようだった。
その際に自分の乳がんになった話、彼女の
婦人科系の病気の話や、お母さんの病気の
話や、息子達の未来についてなど話した。
また会おうね！と別れたまま、お母さんの
訃報を聞く事となりました。
新聞を読んだのは金曜の夜。お通夜には
間に合わないから、土曜日の葬式に参列
しよう。土曜のランニング教室は無理だ
マジ、ホント走れてない
朝はせめて10キロ走ろうと走る。
いよいよ金沢駅にラッピングされた
金沢マラソン広告に気持ちを奮い立たせる
42キロ走れるんかな
駅近くの葬儀会場に向かう。
着くと、彼女やご主人に迎えてもらう。
よく来てくれたね！と喜んでもらう。
ご主人は本当に久しぶりで、
「ようじろうさん、痩せたね！
走っとるって聞いてるよ。」
って言ってもらえたけど、これで痩せてる
って、若い時の私はどんだけデブやった
って事なんやろ？納得出来ん笑
ご主人もなんか垢抜けた気がする笑
川崎の時、友達が土曜仕事で不在の時に
ご主人の自転車の後ろに乗ってユニクロに
連れて行ってもらった事思い出した
ホント楽しかった独身時代、いろんな人達
によくしてもらい、今自分がある。
コロナが明け、久しぶりにお葬式に参列
したけど、自分自身が変わってしまった
のか、今の時代に合わないんだろうと
思ってしまいました。
⚫︎タイムパフォーマンスが悪い
→お経の時間が無駄に思えた自分は
やっぱりせっかち、生き急いでいる？
若い方には昔のお葬式は向いてない？
⚫︎死生観として
→無宗教の自分、風習としては浄土真宗
のお経を詠んでもらわないと天国へは
行けないのかも知れないけど、自分の時
はお金もかかるだろうから要らないかな。
→生まれ変わり説はシャーリーマクレーン
の本を高校時代に読んでハマって信じては
いるけど、どこかで死んだらおしまいと
割り切ってる自分がいると感じた。
→残された家族が後は好きにしてくれ！
お葬式は家族が主役だ。
⚫︎お葬式の際、故人の最期に会えるけど
→母が亡くなった時の失望感から来る
トラウマで、極力最期に立ち会う事を
避けてきたけど、今日もお母さんに会って
あげてと言われたら断れなくて、お会い
しました。けど、化学の進歩は凄まじく
故人に何か注射をしてドライアイスとか
使わずに保存して（壁のポスターの説明
書きを待ち時間に読んでみた）
顔などもふっくらとさせ、化粧のテクニック
も上がり、眠れる森の美女のようなお母
さんでした。
⚫︎棺の蓋の裏に家族のメッセージ
お母さん、天国でも幸せでね！
とか、メッセージカードを書かせる
葬儀場のサービスって？
→このサービス、いる？
メッセージがあるなら死ぬ前に伝えほしい
と私の時はお願いね！と思った。
と、久々のお葬式参列にいろいろ考え
させられました。
合掌
お母さん、どうぞ安らかに。
ありがとうございました。
おやすみなさい