デグ丸は虹の向こうへ行きました。



15歳7か月。


訪問のThe end of life care に家に来てもらいました。お気に入りのベッドに寝たまま。


今朝もいつもどおり7時に短い散歩して、ご飯食べさせ、やっぱり最後に好きな公園に連れてってあげたかったので仕事休んだ息子に連れてってもらいました。


シリンジで水飲ませてるんですがむせちゃうんで最低限しかあげられなく十分な水分取れてなかったんだろう、最後のうんちはカッチカチでした。

で、やっぱりまたお腹痛くなっちゃったみたいで機嫌悪くてやっとベッドで眠れたところで訪問の獣医さんが来ました。





とても思いやりのある獣医さんでした。いくらでも時間をかけていいって。


最初は鎮静剤。痛みも何も感じなくなるけど、私達が周りに居るのは分かってると。もう動かなく呼吸だけしてました。


5分ほど待ち、心の準備はいいですかと。。。。麻酔のオーバードーズにしほんの30秒ほどで本当に眠ってるように逝きました。呼吸のお腹が動かなくなって、あ、もう。。。。って。


その後は家族だけの時間をくれて最後のお別れを言った後、可愛いバスケットに入れかわいいブランケットを掛けてくれ、ベッドに寝てる様にして火葬に連れていってくれました。


処置はあっという間に終わった。


もうデグ丸は居ないという事がまだ信じられずあまり実感がない。ヒョコッと息子の部屋から顔出して来るような気がする。

だからブログ書いてられるんだろう。


けど空のベッド見ると現実に引き戻され胸が詰まる。涙止まらない。



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2008年8月下旬、暑い日夜。嵐の夜で日本じゃ珍しく小一時間停電して真っ暗な時に生まれました。


一緒に生まれた中で一番元気な男の子。

初めての犬で柴犬だもん、しつけは訳わからず大変だった。


ドイツに引っ越しお犬様を経験。


で、ワシントン州に引っ越して12年。居るのが当たり前。。。。


ちょこちょこ病気になったけど乗り切ってきたんでこれからも何十年もずっと一緒だとそんな感覚でした。


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そんな訳なかったね。。。




もうお腹痛くならない、痛くて叫ぶこともない。。。。自分で水もご飯も食べられない。立てない、横になれない。。。。etc。毎日ずっと無表情でした。


大事な、大好きだからそういうのから解放。。。。。自力じゃ何も出来なくなる一歩手前。。。。柴犬デグ丸の尊厳を守った。。。私の最後の役目を果たせた。そう思う。。思いたい。




けどやはり寂しすぎます。

デグ丸ファーストだった生活がガラッと変わる。散歩もいらない、ドッグフード買いに行く必要もない。。。それを思い知るたびに落ち込むと思う。乗り越えられるかな。。。