6月27日(月)

 大阪や神戸より気温が低めの明石。じめじめとした梅雨の季節とはいえ、海峡を渡ってくる風は爽やかな感じもして、過ごしやすい日が続いています。
 そして、雨がおさまってお日様が出てくると、町なかの所どころに、この時期を彩る花が眩しく輝いていたりします。

 国道2号線の脇。
  私の好きなアガパンサス
  
  

 KAZU君が通っていた小学校の前。
  タチアオイ
  
  


   お日様を見上げてすくっと立葵   弁人


 アガパンサスやタチアオイ、日本中どこにでも咲いていそうな感じの花ですが、こちらでは庭先だけでなく道路沿いなんかからもよく目に入ってきて、梅雨時の明石の町の心象風景になりそうな感じです。

 そういえば、昨年まで暮らしていたマンションの近くのお庭に、7月になると咲くグラジオラスがありました。淡いオレンジ色の花が懐かしい。今年も咲き始めているのだろうかと様子を見に行ってみました。

 そうそう、
  この花でした
  

 梅雨晴れの空に
  透けるような色合い
  

 昨年の今ごろ、この花にも別れを告げたはずでしたが、もう一度会えて気分もひとしお。じっくりと目に焼き付けておきました。


   いざさらば海峡の町の夏の花   弁人



 梅雨時にしてはちょっと日射しが眩しすぎるかな、でもせっかく雨が上がったのだからと、テレビでの紫陽花が見頃を迎えているという情報を思い出して、六甲山の入り口にある神戸市の森林植物園へ行ってみました。

 鎌倉の名所などに比べると、
  人が少なくゆっくり歩けます
  

 さすが神戸を代表する植物園だけあって、ここのアジサイ園には園芸種を含めて多種多様な紫陽花が見られます。

 いちばん多く群生しているのが
 「アナベル」という紫陽花です
  
 見た目かすかに緑がかった花で、単色の白い花がほんのりと葉の色に染まっていくような趣が清楚な感じを醸し出してています。

 これはきれいと、目を惹いたのが
 「神戸一号」という品種
  

 次は、セイヨウアジサイの
 「コンペイトウ」とか
  
  

 名前のとおり、甘いお菓子がはじけたかのようで、ブルーとピンクのそれぞれに鮮やかな彩りに目を奪われます。

 これもガクアジサイ?
  ちょっと違った趣の花で、
  
  名前の板に「剣山八重(ツルギサンヤエ)」とありました。


   束の間の安らぎ花に六月尽   弁人


 月が変わって梅雨が明ける頃には、紫陽花も立葵の花もアガパンサスの花もしおれて、その後は、いよいよ暑い夏の到来です。そして、その暑さの中で逗子の新しい家もでき上がる予定ということで、再び明石に漂着する前の慌ただしさが迫り来つつあるかと覚悟をしつつ気を引き締めているところです。

 ところで、梅雨の末期になると九州方面から豪雨災害のニュースが流れて来ることがよくありますが、今年は、例年よりも早い6月中旬から、被災地の熊本を中心に強い雨に見舞われているようで心配です。
 梅雨明け後の猛暑を想像すると、もうしばらくこのままの空模様が続いてほしいと思いながら、九州のほうだけは梅雨前線が早めに北上してくれないかなと、都合の良いことを願ったりしています。