12月10日(水)
三回前の先月末の記事に載せたとおり、今回の総選挙に対して、あらかじめ、逗子市の選挙管理委員会へ「不在者投票請求兼宣誓書」なるものを郵送しておいたので、公示日の2日以降、投票用紙一式が私の所に送られてくることになっていました。
ところが、毎日ポストを覗いても、先週は全くその気配がありませんでした。とにかく、14日の開票前までに明石市の選管から逗子市の選管へ私の投票用紙が届かなければ無効となってしまうので、少々気が急いていたのです。
そして日曜日。この日は郵便局の配達はないと思って、ポストは確認しませんでしたが、夕方に玄関のチャイムが鳴りました。
なんと、
書留速達郵便です

郵送費
(500+90+90+2=682円)

実は、逗子市の選管が公示日後すぐに発送できなかったのには理由があったのです。逗子市では4年に一度の市長選が同じ14日に予定されていて、図らずもダブル選挙となってしまったのです。その告示日が7日で、もちろん、その不在者投票の請求もしていましたから、逗子市の選管としては、手間を省くため、市長選の告示日を待っていたのでしょう。
とにもかくにも、逗子市の選管の方々にとっては、突然、総選挙が入って混乱状態。とんでもなく忙しい師走になってしまったのです。本当にご苦労様としか言いようがありません。
逗子にいる妻君の話では、選挙公報や投票券が選挙の二日前くらいまで届かないかもしれないということで、期日前投票も、投票券がないまま本人確認の上で行っているようです。
そのお詫びのチラシ。
逗子から送ってもらいました

下から4~3行目、「遅くとも12月12日(金)頃までに・・・・」とありますが、12日といえば、投票日の二日前なのですから、いかに大変な状態なのかが伺えます。
もっとも、逗子市長選は、9月ごろから噂が流れていたとおり、現職の市長一人しか立候補せず、結果的に無投票ということになりました。私は、噂どおりになるんだったらと、それを踏まえて12月の予定を立てていたのですが、最終的にそれが確定したのが7日だったので、それまでは私の投票用紙も発送できなかったということでしょう。
それにしても、たった一人の投票のために片道682円の郵送費をかけるなんて、なんとも申し訳ない気持ちになります。総選挙の費用、昨日のテレビでは6~7百億円と言っていましたが、こういう郵送費もその一部なんでしょうね。
これは無駄にはできません。さっそく翌月曜の朝、明石市役所の期日前投票所へ出向きました。
以下、その手順です。
○ 逗子市選管から送られてきた封を開くと、送付の知らせと候補者と政党名の一覧表があって、さらに、別封筒に入った投票用紙一式が入っています。この別封筒は開封禁止で、明石市の選管の方が開封して中身を確認をします。
○ 選管の方から、いちばん奥の記入台へ案内され、まず小選挙区の投票用紙とそれを密閉する封筒を渡してもらいます。
○ 候補者名を記入して封筒に入れると、さらに、「小選挙区投票用紙在中」という封筒を渡してくれるので、表に投票した自分の氏名を記入し、投票用紙の入った封筒をその封筒に入れて密封します。
○ 同じように、比例代表投票、最高裁裁判官国民審査と、上の手順を三回繰り返すと、三通の封筒ができ上がります。それを「このようにあなたの住民票のある選挙管理委員会へ送ります」という説明を受けて終了です。
よくわかりませんが、逗子市の選管では、三通の封筒の署名から私の投票用紙であると確認し、名前の書いていない投票用紙の入った封筒を投票箱に入れるのかもしれません。不在者投票をするのはごく少数でしょうから、誰のものかわかってしまいそうですが、おそらく、開票する人はどういう人が不在者投票をしたのかわからないようになっているのでしょう。
などと言いながら、その一人が私だとブログに書いているのですから、開票作業をする人の中に知人がいたらわかっちゃいますね。
それはともかく、ちっぽけながらも貴重な一票を投じて来た次第です。
選管の方に、「たった一票のためにこんなに郵送費をかけて気が引けます。逗子市の選管へもこういう形で郵送するのでしょうか」と問いかけると、「普通郵便でも間に合いそうですが、中身が中身なので、やはりこういう形になるでしょう、でも、当然の権利なのですから気になさっても仕方ありません」と気を遣っていただきました。どうも、速達にしなくても簡易書留にはするような感じを受けました。
それはともかく、どっちにしても、往復で1000円以上はかかってしまうのは事実ですが、考えてみれば、解散権を持つお方が、自分の都合でこういうことにしたわけですからどうしようもありません。私が往復すれば3万円ほどかかるわけで、その分とは言いませんが、なにか買い物をして消費税で穴埋めしようかなと思っています。
今回の選挙は関心度が低いとか言われている中で、わずか一票とはいえ、改めて選挙権行使の大切さを再確認した体験、そんなことをお伝えするのも大切かと思ってブログに記しました。
【追 記】
この記事をアップしたのは午前中でしたが、夜、部屋に帰ると、逗子市の選管から一通の速達便が届いていました。「ああ、また郵送費で税金を使ってしまった」の感。
内容は、「市長選の立候補者が一名だったので無投票になったため、市長選の投票用紙は送付いたしません」ということでした。
ということで、記事の中の「手間を省くため、市長選の告示の後に一括して送ったらしい」という内容は間違いだったようです。
きっと、選管の方々が大忙しの中で、仕事を一つひとつ片付けているのでしょう、本当にお疲れさまです。