9月17日(水)

 来年から小学生のKAZU君。年末になったらランドセルを買ってあげなければと思っていましたが、昨今はランドセル業界の販売合戦が激化し、購入時期も年々早まって、もうクリスマスのプレゼントという時代ではなくなっているようなのです。

 ランドセルといえば、形は皆同じですが、今やカラーバリエーションも多彩で、大型店の売り場には、さまざまなメーカーの魅力的な製品がたくさん並び、いざ購入となると、品選びも一仕事ということになります。

 テレビを見ていると、何年も前から「天使の羽」というコマーシャルが流れて、なんとなく耳に残っていました。その「天使の羽」のランドセルを作っているのは「セイバン」というメーカーなのですが、このメーカー、実は本社と工場が姫路の先のたつの市にあるのです。
 そのことは何年か前から知っていて、もし工場直売とかがあればKAZU君の時は「セイバン」がいいかなと思っていました。

 そこで、8月の下旬に明石に戻ってきた後、問い合わせてみると、9月の第一土曜日から2月までの土日に工場直売があり、市価よりは安く購入できそうということがわかりました。

 噂によると、かなり混雑していて、整理券も出しているということなので、どんな具合か、14日の日曜日に私一人で様子を見に行ってみました。
 聞くほどの混雑ぶりではなかったものの、驚いたのは、セールが始まった翌週なのに、人気商品の中には、もう全部売れたものもあったりするようで、残り少々の表示のあるものもいくつかありました。
 そこで、さっそくKAZU君の両親と相談。とりあえず翌日の休日に行ってみようということになりました。

 兵庫県たつの市御津町。県内最大規模の梅林がある綾部山の麓の、海に近いのんびりとした田園の広がる所です。
 近くの「世界の梅公園」には、海の景色の良い展望台もあって、話は前後しますが、

 ランドセルを購入した後、行ってみました
  

 さて、工場と直売所は
  「梅公園」の手前の国道沿いです
  

 日本有数のランドセルメーカーとはいえ、単品の専門メーカーですから、大企業の大工場というわけではありません。工場の隣の直売所はプレハブを思わせる建物で、

 中のテーブルの上にランドセルが
  無造作に並べてあります
  

 昔は、男の子が黒で、女の子は赤というのが常識でしたが、今はもうそんな時代ではありません。ブルーやブラウンはもちろん、ピンクや水色等、色だけでも目移りします。極端な話、赤が好きな男の子だっているかもしれません。カープファンとしてはそれでもいいかもというのは冗談ですが、正直なところ、大人は「男の子なら男の子らしい無難な色に落ち着いてほしい。変に目立ったら友だちとの関係も心配」と考えてしまいます。
 そんな大人の心配を察知したわけでもないでしょうが、KAZU君、夏前から「ランドセルは黒やで」と言っていました。

 そして、 ボーイズコーナーのテーブルに、

 ブラウンが二つと黒いランドセル。
  三つ並んでいました
  

 大人は「気に入ったものがなければ、今日は見るだけでいい」と思い、その旨KAZU君にも言い聞かせておきましたが、子どもは、目的の品物が目の前に並んでいれば、「見るだけ」という声は、あっという間にどこかへ飛んで行ってしまいます。

 さっそく気に入ったものを背負って
  ご機嫌です
  

 「あれは見本やからな」と、
  カウンターへ行って購入手続き
  

 「やったぁ、
  おじいちゃんありがとう」
  

 卸値直売?ですから、箱に入っているだけで、包装もお祝いの熨斗もありません。でも、身内なら何の問題もありません。鉛筆セットのおまけも付いて、KAZU君大喜びです。


    ウキウキと入学準備の半年前   弁人


 ところで、今どきのランドセル。大型店では2~3万円のものから6万円以上のものまで並んでいて、5万円前後が主流です。セイバンの製品も6万前後で、そのくらいは覚悟していましたが、もしかしたら七掛けくらいだったのかもしれず、こちらも大満足のお買物となりました。


 さて、目的の買物を済ませて、梅公園で海の景色を眺め、そろそろお昼かなと時計を見ると、まだ11時前でした。せっかくここまだ来たんだから、どこかにKAZU君の喜ぶ遊び場がないかなと・・・、

  赤穂の海浜公園に到着
  

  景色の良い滑り台
  

 小豆島が目の前ですが、
  子どもの目には入りません
  

  アスレチックで一汗かいて
  

  「今度はスワンボートやな」
  
   

 そして、翌日の昨日の夕方、保育園に迎えに行くと、さっそくKAZU君から、「おじいちゃん大好き、昨日、ランドセルありがとな」という声がかかりました。
 さてさて、どんな小学生になってくれるのでしょうか。


    鬼笑ふ思ひ巡るや秋の暮れ   弁人