2月15日(金)
立春を過ぎて、日脚も伸びてきました。まだ寒さに首をすくめる日もありますが、今年は去年の寒さに比べると過ごしやすく、夕方の保育園のお迎えも、防寒具で身を固めてということがありません。
昨日の夕方も、KAZU君のご要望もあり、車では行かず電車で帰って来ました。
いつもの、山陽電車の「人丸前」駅

いつもより10分余り迎えが遅くなってしまったのですが、まだ明るくて、明石海峡大橋の明かりもついていません。
「今度はカーくんが。
おじいちゃんと天文科学館を撮るぅ!」

山陽電車にはKAZU君のおうちの近くに駅がないので、一度JRの最寄り駅を通り越して舞子へ出て、乗り換えて一駅戻って来ることが多いのです。
実は、踏み切りで
電車を見るのが楽しみなのです

山陽電車の踏み切りといえば、12日に高砂で大きな事故があってニュースになりましたが、この踏み切りは前後とも双方の駅の階段になっていて、歩行者しか通らないので安心です。
このあと、急いでJRのホームに行くと、下りの特急「スーパーはくと」の雄姿が見られるという具合、そんなことは、もちろんKAZU君も心得ていて、即刻山陽電車に見切りをつけて階段を上がって行きます。
ところが、この日はJRの電車が大阪のほうで起きた人身事故と車両点検が重なり、30分以上駅のホームで待たされることとなってしまいました。
予想通り、やっと来た電車は超満員。KAZU君、ちょっと怖じ気づいてしまい、次々と来る電車をあと二本見送って、やっと座れる電車に乗ることができました。
電車に乗っても、
表情の固いKAZU君

二日前の踏み切り事故をテレビニュースで見て興奮気味だったKAZU君、冷え込んできた夕方に長く待たされて、今日はいったい何があったのかと、いろいろと想像するのです。
「そんなことはないよ、変な音がしたから調べてるだけや」
と言っても、
「きっと、こうなんやで」
と、勝手に想像をどんどん膨らましているうちに不安になってしまったようで、駅のベンチではずっと私の膝の上に乗ったままでした。
そんなわけで、ぎゅうぎゅう詰めの電車を見送って、やっと温もった電車の席に座っても、身じろぎもせず真っ直ぐ前を向いたままだったのです。
ぎゅうぎゅうに抱きたき児居り寒き春 弁人
さて、日もとっぷりと暮れたあと、夜道から三日月を眺めながら我が家に戻りましたが、
10日前には、つぼみばかりだった水仙です

昨年、樋口一葉の「たけくらべ」を思い出しながらも、花屋さんで見かけなかった水仙の切花。
実は、2月に入って、保育園の近くの街路樹の根元の土にきれいに咲いているのを見つけました。たぶん前の家の方が咲かせたのだろうと思いますが、それ以来、雨の降っていない日に、歩いてKAZU君の保育園に迎えに行くのが楽しくなりました。
そんな毎日でしたが、先日ホームセンターの花売り場にあるのを偶然見つけて、おかげさまで、今年は部屋に置いて愛でることができました。
雛の餌を求むるがごと水仙花 弁人
明日から三日間部屋を留守にするのですが、はたして月曜日の夜に帰って来るまで、しおれないで咲いてくれているかどうか少し心配です。