桐乃坂中央軒 季節限定『ゆず』登場! | 中央軒煎餅にっき

中央軒煎餅にっき

ブログの説明を入力します。

みなさま、こんにちは。


やまぐち@商品部です。


商品部12名の女性陣のうちの一人です。

スイーツ担当の北岡に対抗すると・・・おそらくビール担当です(笑)
日夜、ビールに合うおつまみを探しております。
最近は冬なのでおでんばかりですが、おすすめがあれば是非教えて下さい。


今回は、昨日1/30(月) 桐乃坂中央軒 本店 にて発売となりました新しい商品を

ご紹介したいと思います。


新シリーズ【 和の色 暦(こよみ) 】

日本古来の色にちなんでつくりあげた「和の色」に新しく「暦シリーズ」が誕生しました。
日本は、季節の移り変わりをはっきりと感じることのできる素敵な国です。


― 季節の〝移り変わり〟をおかきでも感じていただきたい


そんな想いから誕生したのが、「和の色 暦」です。
期間限定の月替わりにて季節の味が登場いたします。


そして第一弾の季節の味は・・・『ゆず』です。


中央軒煎餅にっき-ゆずのディスプレイしてみました

ゆずは千年以上に渡って私たち日本人の暮らしに浸透してきました。
地域性はありますが、お雑煮やお吸い物、茶碗蒸しなど和食の香りづけとして
欠かすことのできないゆずを、おかきの味で再現しています。


国内生産で4割を占める「高知ゆず」を使用し、食べた瞬間から
ゆずの香りがふわっと口中に広がり、そのあとから、もち米のほんわりとした
甘みが心地よくやってくる、やさしい味に仕上げています。


私は「ゆずが香りながら、どこか懐かしい味がするな~」と感じました。
ポン酢のような柑橘系のきついイメージを持ちがちですが、本当にやさしい味です。



ここでゆずについてちょっとした余談を。。



先ほども“ゆず”は和食の香りづけとして欠かせない存在であるとお話しました。
その際の使用方法はたいていの方が薄く小さく皮を削っています。

しかし、高知のゆず農家さんは香り出しに皮ではなく、果汁を使うのが主流とのこと。


名産地の利用方法ならば、よりいいものなのでは?!

とあまのじゃくな私は思ってしまいます。


似たような柑橘系の香りの中からより「ゆずらしさ」を決めているのは
その名も「ユズノン」という何ともかわいらしい名前の重要香気成分。
ゆず1ヶに対し100万分の1グラムしか含まれていませんが、香りはとっても強いのです!


ではどうやったらそんなユズノンが手に入るのか?


それは絞り方にひみつがあるそうです。


ユズノンの隠れ家は皮の中の《油胞(ゆほう)》というカプセルです。
このカプセルをつぶすことで「ゆずらしさ」を手に入れることが出来ます。


ご自宅など手軽にユズノンを手に入れる最も簡単な絞り方、

それは《南半球しぼり》だそうです。


ゆずなのに南半球??


私も最初はよく意味がわからなかったのですが、由来はとってもシンプル。


地球に見立てた“ゆず”を南半球の向きにして絞ること、 が理想の絞り方とのこと。

※皮を下に、切り口を上にして絞ること


こうした絞り方をすることで、ユズノンをはじめとする香り成分が

「下(受け皿)」に飛び散り、香り豊かなゆず果汁になります。


また、南半球しぼりをしたあとでも、皮には香りがたくさん残っているので
皮も無駄なく使用することができるそうです。



・・・と、以前テレビでやっていました。

かなり前なので、さらなる研究がなされているかもしれませんが。。



というわけで、こんな余談も踏まえつつ

期間限定!おいしいゆずのおかきをご賞味ください☆



中央軒煎餅にっき-店舗はゆず色、一色!