私たちの活動④「ホームカミングデー」Part3 | 中央大学平成元年白門会のブログ

中央大学平成元年白門会のブログ

2012年3月3日に創設した『中央大学平成元年白門会』のオフィシャルブログです。

ジャーナリストは事務総長に答えた。「そうですね、もし私が彼らの立場でしたら、学員会に直接乗り込みますね。あるいは私に直接会いに行きますね」。ジャーナリストは口を真一文字にしながら顔を縦に降り事務総長の顔を拝んだ。

「そうだよな、そうだよな、俺もそう思うんだ」。事務総長はコーヒーを一気に飲み干すとカップを机の上に置いて、大きく頷いた。

「まともな反対派ならそうするよな。でも彼らには電話でしか対抗できる術がないんだ。卑怯極まりないね」。事務総長は大きく目を開いてジャーナリストを見つめた。

「つまり、彼らが本当に中央大学の職員かもわからないし、平成元年卒業生かもわからないわけだ。文句を言うのだったら、きみが記事を書く前から平成元年会の準備をしているわけだから、1年前の段階で言うべきだよな、直接、きみや発起人に向かってね。でも今頃になって言うのは、誰もできなかった平成元年会をきみたちが立ち上げ直前なのが気に食わないわけだ。自分達も幹部になりたいのだったら、さっききみが言ったように、きみや私たちに直接言いにくればいいわけだ。それができない連中の言うことなんか無視していればいいんだ」。

事務総長はジャーナリストの肩を叩いた。

 

「でも、私のせいで学員会に嫌がらせが来ませんかね?」

「もしそんなことしたら同じ中央大学卒と言えども警察に登場してもらうよ。でも大丈夫。そんな根性ないから」

事務総長は大きな口を開けて笑った。

 

「でもきみは福岡さんの言う通りの人間だなあ」。

福岡さんとは1年前に最初に昭和63年、平成元年、平成2年、平成3年卒が駿河台記念館に集まった時に仕切った人だ。

「福岡さんは箱根駅伝や神宮の野球を観に行くたびにきみと会ったんだってなあ」

「はい、そうです」

「きみは卒業してからも中央大学や学員会に顔を出していたし、もう一度『受験勉強』して、中央大学に入って、誰もやり遂げたことがない『中央大学スポーツ新聞部』も一人で創刊させたんだからな。『ここまでして中央大学に尽くす卒業生は珍しい』と福岡さんはきみをべた誉めだったよ」

「親父も中央出なんですけど、最初はあまりいい顔していませんでしたね。2度目の中央大学の時は入会費も学費も全部、私がアルバイトして払いましたよ」

「そのさなかでHAKUMONちゅうおうの副編集長になったんだものな。高梨君が誉めていたよ」

「恐縮です……」

「それで銀行からお金を借りて『中央大学スポーツ新聞』を構想10年だっけ?10年かけて創刊したのだから、普通の中央大OBOGから見ると、ビックリすると思うよ。中にはきみを見て『恐怖』と思うやつもいるんじゃないかな?今回もきみが『×××』の件で記事を書いたものだから、今度は自分たちの悪事が暴かれるとビクビクして、そのごくごく一部の連中が、私たちを脅迫してきたんだと思うよ」

「自分たちの悪事?ですか??」

「中央大のお金でキャバクラに行ったとか、出張費ごまかしたとか、まあその程度のレベルだと思うけどな。情けない連中だな」

「私はそういうことは全く興味はありませんし。総長や学長選挙で揉めても関心がありません。ただ今回の事件は中央大学が第三者に迷惑をかけるどころか一生を奪ってしまった。これはレッキトシタ犯罪ですので記事を書いたまでです」

「そうそう、きみはその姿勢でいいんだ。でももったいないよな、中央大学はもっときみをうまく活用すればいいのにね」

「まあ、私を面白くないと思う先輩方がいるのは当時から知っていました。残念ですけどね」

「きみが早稲田か慶応にいたら、特任教授になっているんじゃないかな?」

「いえいえ、私はそんな特別なことをしたわけではないですよ」

「まあきみのそういうところを福岡さんは買っているんだろうな。きみは中央大学卒業時から福岡さんに観戦で会うたびに『平成元年会作って』と言われてきたのに断って来たんだよね?」

「いやあ、7千人のOBOGを率いる器量や度量は私にないですよ」

「福岡さんは『今回が最後』だと言うのを知っていたかな?」

「えっ?中央大学をお辞めになったと?」

「そうそう、だからきみが平成元年会設立を引き受けてくれて、いいハナムケになったと喜んでいたよ」

「そうですか、そうと知っていたら、もう少し早くお引き受けしておくべきでした……」

「いや、これが『きみと福岡さんの運命』なんだよ。だからきみはバカな連中から嫌がらせされても中央大学平成元年会を引っ張っていかなければいけないんだよ」

「はあ……」

「木下君はかなりオーバーにきみに今回の脅迫事件の件を報告したようだな、気にするな、気にするな」。

事務総長はそういうと窓の外から駿河台を見下ろして、両手を大きく上に広げた背伸びした。

「さあ、行こうか」。

ジャーナリストは事務総長と一緒に部屋を出た。(続く)

 

本日は2014年度のホームカミングデーの紹介をいたします。

 

第23回(2014年)2014.10.26

【開催結果】参加人数:2,500人

【開催内容】開会式(親子三代表彰)、Go Global!、対談(いま、日本を読む)、寄席、邦楽演奏、呈茶、展示(大学 史企画・ボランティア活動)、子どもコーナー、図書館見学、無料生活相談、似顔絵、書道會、吹奏楽 部、鼓央、タップダンス、スウィング、中央の絆、サッカーフェスタ、運動部公開練習、卒業後51年・50 年懇親会、模擬店、福引抽選会

*福引抽選券付き中大グッズ 販売

 

先輩 おかえりなさい

第23回中央大学ホームカミングデー

OB・OGらを中央大学多摩キャンパスに迎える卒業生の祭典、第23回「ホームカミングデー」(白門学員祭)は待望久しい好天に恵まれた10月26日に開催。
昨年は台風接近のため中止となり、開催は2年ぶりだった。

*司会の曽根キャスター(左)と山本アナも校歌を歌う

 

多摩キャンパスのいたるところに「おかえりなさい」と大書したボードが掲示されていた。校舎は1978年に駿河台から多摩に移転。初めて多摩校舎を訪れる卒業生も多いようで、自然に恵まれた環境に驚きの表情が並んだ。

午前10時15分、クレセントホールで開会式が行われた。校歌斉唱では、司会の山本哲也NHKアナウンサー(1980年法学部卒)が大きな声で歌っている。会場の卒業生らも歌詞を見ながら声をそろえた。山本氏は「母校のために司会ができますこと、感無量です」と胸中を明かし、隣の曽根純恵キャスター(2000年経済学部卒)は「ここに帰ってきますと安心感があります」と呼応した。

*深澤理事長

 

深澤武久理事長があいさつで卒業生を歓迎し、一日ゆっくり楽しんでくださいと話したあと、陸上競技部駅伝チームの箱根駅伝予選会7位通過を報告。「ご心配をいただいておりましたが、連続出場は86回となり、赤いたすきをつなぐことができました」と声高に話すと、場内は同じ気持ちを表すかのように大きな拍手に包まれた。

注目の「親子三代表彰者」では、8組が壇上で表彰された。学生からみて、親、祖父・祖母がいずれも中央大学卒業生。来年創立130年を迎える中大ならではの伝統の表れである。

参加者は「息子が受験するころ“中大はいいぞ”とよく言って雰囲気づくりをした」「子供が中大で素晴らしい出会いをして、生きる力をつけてほしい」「息子が入学して、愛校心がまた出てきた」「今度は四代目だ」と中大一筋の熱い思いを事前のアンケートを通じて語った。

*親子三代表彰を受ける峰岸ファミリー

 

この日は多くのイベントがキャンパス各所で行われた。主なイベントは次の通り。GO GLOBAL!体験型グローバル学修に挑む現役中大生の声▽対談「いま、日本を読む」目加田説子・総合政策学部教授―佐高信氏(経済評論家)▽寄席の世界を楽しむ=三遊亭竜楽師匠(1982年法学部卒)、林家つる子さん(2010年文学部卒)▽邦楽演奏=学友会文化連盟竹桐会▽演技=学友会体育連盟応援部▽中央の絆ほか。

中央大学法曹会、社会保険労務士白門会などによる無料相談コーナーも設けられた。

 

2023年度のクルージングは新型コロナの為、中止となりました。

 

『平成元年白門会』入会の条件は

1.平成元年に中央大学を卒業した人

又は

2.昭和60年に中央大学に入学した人(卒業、途中退学は関係ありません!!)

以上の方たちを「同期」=『平成元年白門会』のオフィシャル会員としております。

 

ですのでまずは気軽に参加しませんか?

 

★今年の総会は★

今年の総会は4月12日金曜日19時新宿で開催します。

chuogannen@gmail.com

 

【注意】参加多数につき、応募を締め切りました。

たくさんのご応募ありがとうございました。

次回のイベントはクルージングの予定です。

お楽しみに!!

2024年4月12日金曜日19時~

■ご予約店名: 個室居酒屋 番屋 新宿南口店

■お店電話番号: 03-5909-7451

■お店所在地: 東京都新宿区西新宿3-2-7

https://www.hotpepper.jp/strJ001209416/?vos=cphpporgmail120621007

■ご来店日時: 2024年04月12日(金) 19時00分

■コース: 【特選黒毛和牛のすき焼きコース】2H飲放付き6000円(税込)全7品/ご宴会/和食/個室