●うつ病の人の生きづらい部分①
こんにちは。伊達誠です。
うつ病になると、うつ病ではない人には、全く問題ないことが、酷く苦痛に感じます。
その代表格が、音と話し声です。
うつ病の人は、近くで、少し大きな音を立てられると、不快に感じ、とても気持ちがザワザワして、そのザワザワが、なかなか治まりません。
ガサツで、無駄に音を立てる人は、うつ病の人は、嫌いです。
私は、会社の以前の部署にいる時、私の空いている隣の席に、分厚いファイルを「ドスン」と置く、女性社員がいました。
私は、とても嫌な思いを、たびたび強いられ、当然その女性社員が、嫌いになりました。
何で、あんなに無駄に音を立てるのか、私には全く理解不能です。
うつ病の人の近くでは、大きな音を立てないように、注意する。
これ、基本中の基本です。
うつ病の人は、大きな音を立てられると、気持ちがザワザワして、頓服薬を飲まなくてはなりません。
とても苦痛です。
同様に、うつ病の人は、近くでの話し声も苦手です。
私の場合、会社で仕事をしていると、私の近くで、立ち話をする女性が、結構います。
女性が多い職場ですから、一日に何回も、世間話を聞かされます。
うつ病の私は、近くで長話をされると、普通の声の大きさでも、嫌な思いをします。
仕事なんて、全く手に付かなくなります。
ただ、ひたすら「早く終われ」と、願うばかりです。
立ち話が長いと、その場を離れることもあります。
私は今、職場では、パートさんたちと同じ島に、自分のデスクがあります。
パートさんたちは、普通に仕事の話や、世間話をしながら、仕事をしていますが、私には耐えられません。
私は、少し離れた、共用のパソコンに逃げて、そこで一日中、仕事をしています。
近くで、話し声が続くと、集中できなくて、仕事にならないからです。
うつ病の症状の一つに、集中困難という症状があることを、知ってください。
うつ病の人の周りでは、大きな音や声は、出しては駄目です。
ちょっとした、音や声だけで、うつ病の人は体調を崩して、寝込むことさえあるのです。