●うつ病の人との基本的な接し方とは?
こんにちは。伊達誠です。
うつ病は、まずは本人の「治りたい」という気持ちが、必要です。
でも、うつ病の人をサポートする、周りの人の力も重要です。
うつ病の人のサポートの仕方が、分からない人や、サポートする気が不十分な人に、以下の内容を読ませてほしいです。
①うつ病のことを正しく理解する
周りの人はまず、うつ病がどんな病気なのか、理解することが必須です。
うつ病に対する、無理解や偏見は、うつ病の人を追いつめ、絶望感や自己否定の気持ちを募らせます。
うつ病がどんな病気かや、うつ病になるとどんな症状が出るかは、「うつ病 症状」などで検索すれば、たくさん見つかります。
わざわざ、本を読み込む必要は、ありません。
そして、うつ病の人の言動や、気分の浮き沈みが、病気によるものだと、解ってあげることです。
そのことが、うつ病の人の支えになります。
②聞き上手になる
うつ病の人の話に、じっくり耳を傾けるましょう。
うつ病の人の話は、ネガティブなものだったり、会社の愚痴などが、多いです。
ついつい途中で、口出ししたくなる内容が、とても多いです。
でも、途中で口出ししないでください。
話を否定したり、意見したりしないでください。
じっくり話を聴いて、「それは辛いね」と、受け止めるこてが大切です。
③過度に心配しない。過剰に反応しない
大切な人が、うつ病になっても、基本的には、今までと同じように、普通に接することです。
一挙手一投足に、過敏に反応したり、心配して、何でもやってあげようという姿勢は、うつ病の人の精神の安定の妨げになり、むしろ逆効果です。
うつ病の人を、腫れ物に触るように、特別扱いするのも、良くないです。
自尊心を損なう場合があり、うつ病の人は、むしろ傷つきます。
心配しすぎずに、どっしりと構えるべきです。
うつ病の人に対しては、距離が遠くてもダメですし、近すぎでもダメです。
うつ病について理解して、程よい距離を保ちながら、暖かく見守るのが、正しい接し方です。