●精神科医にうつ病の人の気持ちが解るのか?
こんにちは。伊達誠です。
私は去年、うつ病アドバイザーという資格を、取得しました。
その後も、うつ病に関する本を読み続けて、自分の病気について、理解を深めています。
その本の著者の多くが、精神科医です。
私は、精神科医の記述を読んで、「えー!」と、思わず絶句してしまう部分に、何回か出くわしました。
専門家として、よくこんなことを書けるなという内容に、私は複数回、出くわしました。
例えば、こんな記述です。
「うつ病は、必ず治る」
「うつ病は、治った後に、うつ病になって良かったと思える病気」
「うつ病は、その人に深みを与える病気」
おい、おい、おい!
うつ病は、必ず治るのかよ?
あなたに診てもらった、うつ病の患者は、全員治ったのかい?
絶対に、そんなことはないだろう。
ならば、書いてあることは、嘘ではないのか?
うつ病患者として、「うつ病になって良かった」とか、「うつ病は人に深みを与える」なんて、1ミリも思えないんですけど。
はっきり言えることは、うつ病なんかには、絶対にならない方が良いということです。
うつ病は、治療の仕方が確立していない、難病だと思います。
そして、うつ病の辛さは、うつ病にならないと解らない、もの凄さなのです。
精神科医は、教科書でうつ病を勉強して、国家試験に合格しただけの人です。
精神科医は、自分がうつ病になったことがないから、うつ病の人の気持ちなんて、解る訳がないのです。
うつ病の人の気持ちが、最も解るのは、うつ病になった人です。
後は、うつ病の家族などを持っていて、うつ病の人の日常を、見守っている人だと思います。