●うつ病のサインは〇〇中に発見しやすいです
こんにちは。伊達誠です。
うつ病は、周囲の人が異変に気づいてあげることで、早期治療と早期回復に、つながることがあります。
でも、いつも一緒に暮らす家族でも、「これは、うつ病かも」と気づくのは、簡単ではないと思います。
誰もが、うつ病に対して、正しい知識を持っているわけではないですから。
でも、普段の生活の中で、うつ病のサインが、現れやすい場面があります。
それは、食事の場面です。
食事中に、次の3つの様子が見られた場合は、うつ病のサインの可能性があります。
①好きな物を食べているのに、美味しそうな顔をしない
誰でも、好きな食べ物があると思います。
普通は、好物を食べている時は、幸せな気分になって、笑顔になると思います。
でも、うつ病の人は、自分の好きな物を食べていても、表情に出ないのが、普通です。
自分の大好物を食べているのに、無表情な場合は、うつ病の可能性が考えられます。
②食事中の表情が乏しい
食事は本来、楽しいものだと思います。
普通は、その楽しさが、表情に出るはずです。
でも、うつ病になると、食事中でも無表情になります。
淡々と、作業をこなすように、言葉少なに食事をします。
食事中に、お葬式のような表情で食事をしていたら、うつ病の可能性があります。
③食欲が無い
これは、一番分かりやすいと思います。
うつ病の人は、とにかく食が進みません。
ご飯やおかずを、毎回残すようになったら、うつ病の可能性があります。
食欲が無くなると、顔色が悪くなったり、痩せてくるなど、身体的な兆候として、現れる場合があります。
そのような場合は、まずは内科的な病を心配すると思います。
病院で、もし内科的な異常が見られない場合は、うつ病の可能性を考慮して、注意する必要があります。
私の場合は、①と②は、完全に当てはまります。
そもそも、うつ病になってから、好きな食べ物が、無くなってしまいました。
ただ、食べないと死んでしまうので、食事をしているという感じです。
食事中も、表情がありません。
複数の人で、食事をしながら、おしゃべりするのも、苦痛なだけです。
食事は1人で、さっさと済ませて、さっさと片付けをしたいです。
ただ、私の場合は、食欲だけは少しはあります。
普通の、同年代の男性ほどの食欲は無いですが、食事を残すことは、あまりありません。
うつ病なのに、働けているのは、最低限の食欲が、あるからだと思っています。
食事では、肉や焼き魚や卵など、タンパク質を多く摂るように、心掛けています。
うつ病のサインは、食事中に発見しやすいです。
食事中の様子が、①~③に該当する場合は、うつ病を思い出してほしいです。