こんにちは、伊達誠です。
私が、まだ若い頃は、「男なら泣くな」と言われた時代でした。
私が子供の時、私が泣きそうになると、「泣くな、男ぞ!」と、母親に強く言われました。
「こういう時だけ男かよ」と、ずるいと私は思いました。
また、70年代や80年代の歌謡曲には、「男は泣いてはダメ」という歌詞が、よく登場しました。
「ラブ イズ オーバー」という曲には、「ラブ イズ オーバー 泣くな男だろ」という、ストレートな歌詞が、入っています。
「瀬戸の花嫁」という歌には、まだ幼い弟に向かって、姉さんが「男だったら 泣いたりせずに 父さん 母さん 大事にしてね~」とあります。
当時は、男は例え幼くても、泣いてはいけないという考えが、普通でした。
それから、40年くらいの年月が、流れました。
その間に、日本人の価値観が変化して、男性も人前で、泣ける世の中になりました。
テレビでも、男性芸能人が、涙を流す場面を、よく目にします。
この、涙を流すという行為。
実は、良いことです。
人間、本当に辛くて、苦しい時は、泣くことさえ、できなくなるのですから。
泣いて、涙を流すという行為は、心の解放につながります。
涙を流すことで、悲しみや辛さに一区切りを付けて、悲しみや辛さを、人は乗り越えられるのです。
そして人は、前に進めるのです。
嬉しい時は、笑う。
悲しい時は、泣く。
これは、人間として自然な行為であり、むしろ推奨されるべき行いだと、私は思います。
うつ病の方は、涙もろいですよね。
ちょっとしたことで、涙がこみ上げて来ますよね。
私も同じです。
そんな時、私は我慢せずに、泣きます。
泣くと、とてもストレス発散になります。
もう、涙を流すことは、男女に関係なく、普通なことです。
皆さんも、どんどん泣きませんか。