●15秒の男はうつ病になりにくい
こんにちは、伊達誠です。
私のブログに、時々登場する15秒の男。
もうご存知の方もいるとは思いますが、もう一度15秒の男について説明しますね。
15秒の男とは、精神科のかつての私の担当医です。
診察時間が15秒なので、私は勝手に「15秒の男」と呼んでいます。
しつこいようですが、診察時間は15分ではなく、15秒です。
15秒の男の診察は、こんな感じです。
15秒の男 「どう?」
私 「気分が陰うつで、何もする気がしません」
15秒の男 「あっ、そう。いいよ」
以上です。
所要時間は約15秒です。
こんな診察では、病状の変化なんか分かりませんよね。
でも15秒の男は、未だに私の通う精神科の病院で働いています。
私はさすがに、他の先生に担当医を代えてもらいました。
ちなみに15秒の男は、スケベでもあります。
患者が若い女性だと、10分くらい診察します。
15秒の男は、診察時間が短いので、時間が空いてしまいます。
その空いた時間で、15秒の男は、読書をしていました。
考えられないですよね。
普通のサラリーマンが、勤務時間中に読書をしていたら、普通は怒られます。
世の中には、15秒の男のように適当な人間もいます。
こんな人間は、うつ病にならないですね。
私のような真面目なうつ病の人間とは、正反対です。
私は15秒の男ほどは、適当に生きられません。
でも、もう少し適当に生きても大丈夫だと思います。
うつ病の皆さん。
もう少し、良い意味で「適当に」生きましょう。
もう少し手抜きをしても、大丈夫です。
100点ではなく、70点を目指しましょう。
生真面目なあなたは、適当なくらいで丁度良いです。