\\\皆さん、こんにちは!///
中央大学ワンゲル部1年の小田巻です(茶髪メガネのやつ)
前半編に続き、ここからは夏合宿後半編のブログとなります!
自分自身、ブログを書くのは人生初なので、拙い箇所もあるかもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです
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>>> >はっじまーるよー!< <<<
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5日目(三俣山荘→水晶岳→雲ノ平キャンプ場)
03:00 起床 「目覚め、睡眠欲と食欲の襲撃」
後半戦へと入った5日目。3時起床のテント泊にも少し慣れてきましたが、やっぱり眠いです
しかも6テンのチャックが壊れていて外から寒い風が入ってくるので、目覚めが最悪でした
別日の朝食の炊き込みごはん (Photo by 佐野先輩)
朝食はお米に缶詰、そしてみそ汁という定番メニュー(写真がありませんでした)。
新人合宿よりもスムーズに準備と調理が出来て、とっても美味しかったです
しっかり食べないと元気に登れないことを先日の八ヶ岳のパーティーワン(PW)で実感したので、おなかいっぱい食べました
04:58 三俣山荘出発 「雨の中の旅立ち、ナメクジとの邂逅」
さて今日も出発。雨が降っている中、テントの撤収や準備をしたので自分はテンションが超低かったです…
しかし、出発して40分後。あの黒部ダムで有名な黒部川の源流地点を通過。自分の趣味がダム巡りであることに加え、天気が回復したのでテンションが超上がりました!
黒部源流。この後天気が良くなってきました
ワリモ北分岐までは約2時間かけて長い登山道を登ります。ナメクジにひかりが悲鳴を上げたり、休憩中に沢で水を汲んだり、髭を剃ったりと、とても濃い時間でした^^
ひかり、どこで剃ってんねん。@3日目の槍ヶ岳 (Photo by 佐野先輩)
07:13 ワリモ北分岐到着 「みんな大好き☆サブザックタイム」
黒部源流からの長い登山道を登り、ようやく分岐に到着。ここでサブザックに切り替えます
ザックの重量が20㎏から1~2㎏程度になるので、一気にスピードアップして水晶岳を目指しました。途中、はしごがあったりと急登が続きましたが、PWでの成果が出て、みんな難なく登ることができました
はしごをゆっくり、丁寧に登ります。(Photo by 佐野先輩)
※ちなみに翌日は小屋までメインザックで登るとのこと 地獄やん…
加藤(りっきー)くん、君はどこを見てるんだい?
途中立ち寄った水晶小屋で他の登山客の方が小屋名物「ちから汁」を食べていたのを目撃してしまい、よだれが止まらなくなってしまいました
「ちから汁食べてぇ…」
09:05 水晶岳到着 「うわぁ、絶景じゃん!(濃霧)」
早く着いて頂上でゆっくり休みたい…。そう願い続けながら、やっとの思いで水晶岳の山頂に到着。しかし、濃霧で何も見えず…すると、
「何言ってるの?超絶景じゃん」
と先輩が大声で言いました。「えぇ…」と困惑しましたが、自分もよく見たら濃霧も絶景に見えてきました(無事に洗脳完了)。登頂後はゆっくり休みました
わぁ!? by 切れ落ちのこたろー
気がつけばいつも一緒に居る、1年法学部トリオ
百名山の1つである水晶岳自分は水晶岳で百名山が17座目となりました。ワンゲルに所属している間に、1つでも多くの百名山に登れたらいいなぁと思いました
11:37 祖父(じい)岳到着 「雷鳥の親子と遭遇!!」
水晶岳から分岐へ戻り、祖父岳に到着しました。祖父岳に向かう途中、雷鳥の親子と遭遇できました!雷鳥はなかなか遭遇することができないレアな鳥です
でも雷鳥は、天気が悪い時に遭遇しやすいので、この後の天気が心配
めっちゃかわいい (Photo by ぐっちー)
祖父と書いて「じい」と呼ぶ、祖父岳。雲ノ平の奥に、祖母と書いて「ばあ」と呼ぶ、祖母岳があるらしいです。山ってめっちゃユーモアありますね
12:40 雲ノ平キャンプ場到着 「日本最後の秘境でのテント泊」
祖父岳を出発すれば、雲ノ平まではもう少し。環境保全の理由から直進ルートを通れないので、回り道のルートで雲ノ平へ向かいます
そして長い時間をかけて、やっと到着!テント立てを行い、炊事時間まではみんなで楽しく談笑しました
石塚先輩カッコ良すぎ (Photo by 佐野先輩)
「日本最後の秘境」と呼ばれる雲ノ平はとても幻想的
今日の夕食は味噌うどん!やっぱり山で食べるうどんは最高に美味しいです
※みんなは棒ラーメンよりうどんの方が好きらしいです(自分は棒ラーメンが好き…)。
炊事風景。みんなでごはんを作ります
19:00 就寝 「満点星空レストラン」
明日に向けて今日もぐっすり寝ます。寝る前に夜空を見上げると、そこには満点の星空が…
槍ヶ岳山荘からの星空が一番綺麗でしたが、雲ノ平も空気が澄んでいてとても綺麗に星空が見えました。自分は天体についてよく知らないので、オリオン座しか分かりませんでしたこの機会に星についても調べてみようかな…
おやすみなさい
6日目(雲ノ平キャンプ場→水晶小屋→野口五郎岳→烏帽子小屋)
03:00 起床 「みんな腹痛」
「起床」ワンゲルの1日はこの合図から始まります。自衛隊の起床ラッパ🎺と似たものを感じます(あれ、自分だけかな…)。
さて、本日の朝食はパスタ
朝にパスタって合うのか?と正直思ってましたが、かなり美味しかったですまた秋合宿で出してもらいたいレベルです
味はカルボナーラからペペロンチーノ、たらこまで何でも揃っております
この日も05:00に出発しましたが、何か様子が変です。なんと、昨日のうどんが少し生っぽかったのか、お腹を壊してしまう人が続出してしまいました
途中休憩を挟みつつ、なんとか祖父岳まで戻ってきましたが、その後はみんな体調が戻ってきたので、順調にゴールの烏帽子(えぼし)小屋を目指していきます
山で体調を崩すと大変なことになるので、注意しましょう
祖父岳の手前で再び雷鳥と遭遇。雷鳥が腹痛を治してくれたのか
07:25 ワリモ北分岐到着 「既視感のある登山道、メインザック地獄」
昨日歩いてきた道をたどり、やっとワリモ北分岐まで戻ってきました。さぁ、ここからは水晶小屋に向けて登りが始まります
昨日はサブザックなのに、今日はメインザックで登ることになるので、マジで地獄かと思いました
天気が良いからなのか、とてもご機嫌なりっきー
天気が良いからなのか、とてもご機嫌なおばらっち(Photo by こーすけ)
山小屋まで10分の看板が出た頃、「ブルブルブル」とヘリコプターの音が。どうやら水晶小屋に物資を届けにきたようです。「ヘリで帰りたい」と、おばらっちは言いましたが、願いは叶わず
ワンゲラーはいつまでもどこまでも歩くんだよ…(運命)。
いざ水晶小屋へ。稜線に止まるヘリが小さく見える
08:14 水晶小屋到着 「激レアイベント!小屋でお手伝い!!!」
キツい登りを乗り越え、やっとの思いで水晶小屋に到着。ちょっとばかし休憩…とザックを下ろした時、小屋のスタッフの方が「物資運びを手伝ってくれたら、ジュースあげるよ」と自分たちに声をかけてくれました。
これにはみんなも大歓喜!喜んでお仕事を引き受けます。さぁ、中大ワンゲルの力を見せつけてやるのだ
みんな頑張ってます (Photos by 佐野先輩、こーすけ)
しばらく荷物を運んでいると、ヘリが再びやってくるとのことなのでその様子を見学しました動画があるので、ぜひご覧ください
ヘリの着陸の様子。すごい風圧でした
スタッフの方によれば、物資が届くのは2週間に1度なのだそうです。タイミングが合って、とてもラッキー
目の前のヘリに大興奮 (Photo by 石塚先輩)
こちらは離陸の様子。「1回転して欲しい!」という声が届いたのか、ファンサービスしてくれました!!!
激レアな体験でした
無事にお手伝いが終わり、小屋の方がジュースと昨日自分が目撃した「ちから汁」を振る舞ってくれました
コーラに大歓喜の先輩と自分。頑張って良かった
水晶小屋名物!ちから汁
にんじんやごぼう、お餅など具だくさんです
ちから汁を最高の景色と共に (Photo by こーすけ)
それでは…
\\\かんぱ〜い!!!///
\\\ちょ〜〜〜美味しい!///
みんな大絶賛です
名物ちから汁を食べ、元気いっぱいになったところで再び烏帽子小屋に向けて出発です
水晶小屋のみなさん、ありがとうございました!!!
水晶小屋から黒部湖が見えました。こんなに絶好の登山日和は初めてです
12:55 野口五郎岳到着 「名前の由来は野口五郎さんではありません」
いざ野口五郎岳へ (Photo by 佐野先輩)
チェックポイントの東沢乗越(のっこし)や真砂岳を通過し、野口五郎岳を目指します。疲労が溜まっていたのか、ここの道中では佐野先輩と中島みゆきの歌を歌っていたことしか頭に残っていません…
岩場や稜線を歩き続け、水晶小屋を出発して2時間半。ついに野口五郎岳に到着です
イェーイ神々しい、石塚先輩。 (Photo by こたろー)
またまた法学部トリオ。りっきーのドヤ顔www
さて、この山が野口五郎と呼ばれる由来ですが、この山が属する集落が「野口」であったことに加え、大きな石がゴロッと転がっている場所を表す「ゴーロ」の当て字が「五郎」であったことが野口五郎岳の名前の由来です。野口五郎さんが居たのかな?と考えがちですが、実はこんな由来があるんですね
※黒部五郎岳も同じような由来なのかな…
さて、野口五郎岳を出発すれば6日目も大詰め。長い急登がある三ツ岳を通過すれば、烏帽子小屋が小さく見えてきます
烏帽子小屋までは万里の長城みたいな稜線でした
16:07 烏帽子小屋到着「夏合宿最後のテント泊」
野口五郎岳を出発して約3時間。みんな疲れ果ててしまいましたが、ついに今日のゴールの烏帽子小屋に到着しました
今日の夕飯はシチュー
とろ〜り濃厚で、お米と合います。クレイジーソルトをかけると、さらに美味しくなります。まさにクレイジーですね
夕飯の後は最後の反省会。3年生の臼井先輩と佐野先輩は今合宿で引退、さらに1、2年生全員で行ける合宿はこれで最後です。
このメンバーで部として登山に行けないと思うと寂しいですが、また何かしらの機会で全員で登れればいいなぁ…そう思いながら、最後の反省会を終えました。
烏帽子小屋にて (Photo by こーすけ)
さて、明日は合宿最終日です。1週間という長い合宿も、あっという間に感じました。
「明日はやっと温泉に入れる!!!」みんな明日に期待して眠りにつきました
おやすみなさい
7日目(烏帽子小屋→烏帽子岳→ブナ立尾根→七倉温泉)
03:00 起床「Happy Birthday,○○○○○!!!」
おはようございます今日も変わらず午前3時に起床です。でも、今日は「起床!!!」の声がかかりません。なんでだ…
しばらくすると、Happy Birthdayソングが聞こえてきました!実は今日(8月22日)は、おばらっちの誕生日なんです!誕生日おめでとう!!!
ということで、みんなでお菓子のプレゼントとお祝い会をしました
おばらっち、誕生日おめでとう!!! (Photo by 佐野先輩)
さて、今日は小屋から烏帽子岳までサブザックで登るところから始まります。途中には鎖場もあるということで、なかなかハードな登山になりそうです。今日も頑張って登ります
05:42 烏帽子岳到着 「完 全 勝 利 C W V」
さぁ、いよいよ夏合宿最後の山となる烏帽子岳に到着です。途中、鎖場や段差の大きい岩場がありましたが、この7日間を乗り越えたワンゲラーたちは難なく登ることができました
あいにく烏帽子岳の頂上はガスっていましたが、みんなで岩場のてっぺんに登り、完全勝利(ガンダムのBGM+ガッツポーズ)を決めました。
完 全 勝 利 石 塚 先 輩
最後もみんな笑顔で!
ちなみに、この山が烏帽子(えぼし)と呼ばれる理由は昔の人が被っていた「烏帽子」にそっくりだからなんです。
確かに烏帽子の形に似てる…
※ちなみに小屋と烏帽子岳の手前にはニセ烏帽子岳があります
07:13 烏帽子小屋出発 「日本三大急登・ブナ立尾根をゆく」
まるで夢を見ているかのような、壮大な北アルプスとその風景に別れを告げ、七倉山荘へ下山していきますが、烏帽子小屋から高瀬ダム(七倉山荘の手前)までは、ブナ立尾根という、日本三大急登に名を連ねる尾根を下っていきます。
名前からしてヤバそうですが、実際ヤバいです岩場はかなりの高低差があり、前の人と距離を取ったり、着地する際に浮石を踏まぬよう注意したりと、気を抜くと怪我する箇所が数時間続きます
※気を抜いてスマホを小屋に置き忘れ、3日後に取りに戻ったバカもいます(自分)
ブナ立尾根の写真を載せたかったのですが、なかなかハードな場所だったので1枚も写真がありませんでした
例えるなら、PWで登った赤岳の頂上手前の急登とか…?
赤岳の頂上手前の岩場。急登スギィ! (Photo by 佐野先輩)
この尾根を登る登山客の方が数十名いらっしゃったので、すれ違う度に凄げぇな…と思いました
10:40 裏銀座登山口到着 「登山道終了。吊り橋、トンネルを抜け、ひたすら歩く」
急登の続いたブナ立尾根を下り続け、裏銀座登山口に到着しました。みんな荷物を降ろして沢の方へ走りましたが、濁っていたので水を汲んだり、沢遊びすることが出来ませんでした笑
尾根を下り終えてみんなご満悦^^
高瀬ダムまでは砂利道とトンネルを歩きます。途中には吊り橋もあって、みんなで揺らしながら歩きました。シンプルに酔いました(泣)
ちなみにGoogle Mapsでのこの橋(不動澤橋)の評価は4.0です(謎) (Photos by こーすけ)
橋を渡るとすぐに不気味なトンネルが現れます。
トンネル内はよく響くので、叫び放題です。
???:「あーもう嬉しくて叫びたい気分ですわぁ〜(解放寸前)」
???:「叫んで良いよ」
???:「うぎゃぁぁああぁぁっっっ!!!!!!(パルキア)」
ながーいくらーいこわーいトンネル (Photos by 佐野先輩)
トンネルを抜けるとそこは雪国「ダム」であった。
ここからは七倉山荘まで道路を歩きます。
高瀬ダムなう。ここからカラオケ大会が始まった (Photo by おばらっち)
11:30 高瀬ダム通過 「CWVカラオケ大会と沢遊び」
さぁゴールの七倉山荘までもう少しです。ここからはCWV主催の夏合宿カラオケ大会が始まります
『残酷な天使のテーゼ』『怪獣の花唄』『SAKURA』『Lemon』『千本桜』など、ジャンルを問わずみんなで歌い続けました登山で声がガラガラになったことあったかなぁ…笑
途中には沢があったので、みんなで沢遊びもしました服がびちょびちょになってもお構いなしです笑
小学生ぶりに、沢で遊びまくります
※先輩は全裸ではありません (Photo by おばらっち)
真夏に綺麗な沢で水を浴びるのは最高ッ!!!
道路に戻り再び道路を歩き、いよいよ最後のトンネルに差し掛かります。ここを抜けると、本当に夏合宿が終わってしまう…何か胸にくるものがあります。
トンネルでは臼井先輩と自分は何故か全力ダッシュをしたり、みんなで中央大学の校歌や応援歌、『栄光の架橋』『キセキ』を大声で歌いながら、楽しく歩きました
(Photo by 臼井先輩)
そして---
\\\とうちゃ〜〜〜く!!!///
13:00、七倉山荘にゴーーーーーーーール!!!
みんな優勝
最後は円陣を組み、夏合宿を締めくくりました。
山荘では温泉に入ったり、マスカットのジュースを飲んだり、先輩に奢ってもらったソフトクリームを食べたり、バスが来るまでのんびり過ごしました。
マイクロバスに乗り、信濃大町駅に到着。ここで解散です
R6年度の夏合宿、おしまい。(自分のスマホ以外)