【あすなろブログ】34期キャプテン 横田慈英 | 中央大学学友会体育連盟ラクロス部 Official Blog

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平素よりお世話になっております。
2年MFの横田慈英です。

まず初めに日頃よりラクロス部の活動にご支援頂いております、御父母の皆様、OB•OGの皆様、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。大変拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。



ラクロスに出会ってから約1年。ラクロス部に入部して最初に観た33期のあすなろから1年。遂に同期34期で戦う試合として最後のあすなろを迎えます。
 

突然ですが、34期は史上最悪の世代ですか?
 
34期は人数にも恵まれ、バックグラウンドも様々な個性豊かな代です。また、部活外でもよく共に行動し、家族のように時間を共有してきました。ノリが良く、一緒にいて居心地が良い34期が大好きです。
 
しかし「34期はやばい」「34期は史上最悪の世代」などと耳にしたこともあるでしょう。思わず耳を塞ぎたくなるような言葉ですが、実際、ラクロスの技術面から日常生活の取り組み方まで少なからず各自心当たりがある言葉だと思います。
 
そんな私たち34期のあすなろの目標は"予選突破"です。
 
先日あすなろに向けたミーティングで「34期の存在意義」について話し合う機会がありました。
 
"日本一"を目指す集団である中央大学男子ラクロス部に所属している私たちは、学年に関係なく、同じく"日本一"を目指す責任があります。すなわち1年生大会での優勝です。しかし、実際にはサマーやウィンターで上位に進出することは出来ませんでした。ミニゲーム時代から練習試合の戦績は高かったと思います。でも結果を出せない、強いところには勝てない。そして今回のあすなろの目標は"優勝"ではなく"予選突破"。
 
なぜでしょうか?どうすればいいのでしょうか?
理由は明確で、明らかな準備不足でした。それはラクロスを始めた日から今日に至るまでの取り組みのことです。ラクロスが下手くそなら練習するしか上手くなる方法はありません。常に貪欲に上手くなりたいと努力し続けなければいけません。しかし私たちには、それが出来ていなかった、その努力が足りなかったように思います。
 
では、準備不足の私たちは諦めるのでしょうか?
 
答えはもちろんノーです。34期には最後まで戦い抜く責任があります。それは自分の為だけではなく、中央大学男子ラクロス部の代表としてもです。今までの取り組みが甘かったかもしれない、でも大会は待ってくれません。どれだけやっても、どんなにやらなくても大会はやってきます。それでも私たちは全力で勝利を目指し戦い抜く責任があります。
 
それは私たちが"日本一"を目指す集団の一員だからです。たとえAチームではなくとも、下級生でも、私たちは"日本一"を目指す大切なワンピースだからです。
 
また、ここまで来るのに多くの人の支えがありました。その支えは肯定的なサポートだけではなく、我慢や犠牲の上にもあると思います。両親やコーチ、先輩、同期の仲間など様々な人たちの時間の上に今の私たちがいます。その人たちのためにも戦い抜かねばなりません。
 
先ほど、はっきりと準備不足だと書きましたが、それは開き直っているわけではありません。目標を"優勝"ではなく"予選突破"とせざるを得ない今の私たちの位置から"日本一"になる為には、長い道を一歩一歩着実に歩いていかなければいけません。準備不足だった今までの遅れを全力で取り戻さなければなりません。それは決して簡単なことではないと思います。
 
でも、私たちは"今"気付けました。4年生になってからではなく、ラクロス2年目が始まった"今"気が付くことが出来ました。遅いかもしれませんが、諦めるにはまだ早いと思います。これからひとつずつ成長していけばいい。

まずは明日やれることをやろう。
最後まで全員で全力で戦い抜こう。
そして34期の存在意義を証明しよう。



34期キャプテン 横田慈英