平素よりお世話になっております。
'23シーズン副将兼OFリーダーを務めます、
32期の木下博輝と申します。
まず初めに中央大学学友会体育連盟ラクロス部の活動にご支援・ご声援を頂いております、御父母の皆様、OB・OGの皆様、学内外関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
加えて、昨年はホームジム設立を始めとする新たな取り組みへの関係者様のご理解、監督・コーチ陣・31期の皆様の御尽力に対し、この場を借りて感謝申し上げます。
貴重な機会をいただきましたので私からは、
1 Banditsに対しての想い
2 「ALL OUT」の体現
この2点について徒然に綴らせて頂きます。
拙い文章ではありますが、最後まで目を通して頂けますと幸いです。
1 Banditsに対しての想い
「組織として弱い」「組織として甘い」
お前は何様だと思われてしまうかもしれないが、
昨年リーグ戦に出場し責任ある立場として見えてきた想いだ。
キックオフミーティングでお話しさせていただいた内容と重なってしまうが、
是非もう一度、昨年の取り組みを各カテゴリーごとに振り返ってほしい。
【一年生】
・サマー、ウィンターの敗戦を「悔しかった」で終わらせていないか。
・育成リーグに帯同できなかった選手は、ラクロスに対する取り組みを変えたか。
・分からないことをわからないままで終わらせていなかったか。
【Bチーム】
・幹部の取り組みに対し、不満が先行し辛いことから逃げていなかったか。
・プレーが上手くいかないなりに、どうしたら上手くいくか考え抜いたか。
・Bの居心地の良さに浸っていなかったか。
【Aチーム】
・Aチームに入るのがゴールになっていなかったか。
・自分はまだ2年生だから、3年生だからと4年生に甘えていなかったか。
・前半戦の武蔵、一橋、横国と3連勝して満足していなかったか。
【スタッフ】
・審判を31期に任せきりにしていなかったか、また、31期の優しさに甘えていなかったか。
・選手にお願いされたから「やってあげてる」の精神になっていなかったか。
上記の問いかけはあくまで一部に過ぎないが、
全カテゴリー、置かれた立場で全力を尽くせていただろうか。
「このぐらいで大丈夫だろう」という根拠のない自信から妥協をしていなかったか。
その一つの妥協がリーグ戦での一つのターンオーバーに繋がり、
一つのターンオーバーがチームの勝敗を分け、
一つの勝敗が中央大学の歴史を変えてしまうということを、
強く伝えたい。
特に昨年、AチームとしてFinal4の舞台を逃してしまった選手たちは、
今年はチームの顔として、行動・言動といった姿勢で牽引し、
妥協を許さぬ組織を作っていかなくてはならない。
また、その姿勢に対して
下級生は全力でプレー・スタッフ業務で応えてほしい。
2 「ALL OUT」の体現
今シーズンのスローガンである「ALL OUT」を体現する上で、
もう一度前提を整理しておきたい。
キックオフミーティングでお伝えした通り、
・ラクロス歴の長さ、短さ
・ラクロスの上手い下手
・筋トレにおける挙上重量
・足の速い遅い
・体の線の細さ
こういったものは一切考慮せず、その日のコンディションに波はあれど、
日々の練習・筋トレ・食事・身体や道具のケア、ミーティングなどあげたらキリがないが
その日ある力を出し切ることを求めたいし約束してほしい。
そういったラクロスに対する「姿勢」は、
誰もが各々の意識を変えればできることだと信じている。
そして、
「ALL OUT」を体現し闘う姿勢を貫くことで、
OB・OG、学内外関係者、御父母の心が動き、
無条件に応援したいという気持ちが生まれ、
部の指針である「学内外から愛される部会」を実現させる側面もあると考える。
今シーズン、私は副将兼OFリーダーの立場から
技術面のみならず、「姿勢が全て」だということを一貫して伝え続け、
歴史ある中央大学学友会体育連盟の学生として
中央大学学友会体育連盟ラクロス部という組織の在り方
に対して、選手・スタッフ問わず規律の面でもアプローチしようと考える。
今年の副将は、
うるさいやつだとかおせっかいなやつだとか思われるかもしれないが、
そんな小さいことを気にする以上に、
私は'23チームで中央大学の歴史を塗り替えるべく、
OB・OGの皆様の想いを背負い、ピッチ内外で闘い続けると誓う。
器用に、上手くやろうとしなくていい。
斜に構えず、
愚直に、
泥臭く、
「ALL OUT」しよう。
副将兼OFリーダー #3 木下博輝