#MG 原田咲乃 【私らしさ】 | 中央大学学友会体育連盟ラクロス部 Official Blog

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選手やスタッフの熱き想いを是非ご覧下さい!


 
過激派代表、怖い人ランキング堂々の第1位
茂木くんから回ってきました。
今年度、スタッフリーダーを務めさせていただいておりますMGの原田咲乃です。
お酒飲みながら書いてるかはご想像にお任せします。

まず初めに、日頃よりお世話になっているOB・OGの皆様、保護者の皆様、BANDITSを応援してくださっている全ての方々に感謝申し上げます。

そして、両親にもここで感謝の言葉をお届けします。
この4年間事あるごとに「早く辞めなよ」「もう引退すれば」と言われ続けてなんなんって思ってましたが、なんだかんだ朝早く起きてくれたり、試合の結果は聞いてきたりと私のこと好きなんだなと思いました。
正直29thを見てると親の応援が羨ましいと思う時はありましたが、今思うと素直に応援しないところは原田家の血だなと納得してます。
本当にありがとう。(多分読んでないけど)


長くなりましたが、本題へ。
仲のいい人にでも「咲乃だな〜」と思ってもらえれば十分です。
※毒は盛ってません(多分)

長くてまとまりは一切ありませんが、珍しく語ってるので最後まで読んでいただけると嬉しいです。





3年までは自分が好きなようにできて本当に楽しかった。いろんな場面で自分のできることが増え、責任のある仕事も増えいった。同期スタッフとはこうしたいああしたいっていう思いを話して部活のことを考えるのは楽しかった。

でも4年でマネージャーリーダーになって変わってしまった。

いろんな最終決定権がまわってくるのがしんどかった。私の選択で私だけならまだしも、チーム全体の結果まで変わることが怖かった。
後輩の希望を全部叶えられない時、選手のやりたいことを運営から考えて断った時、色んな人に注意しなくてはいけない時…全然楽しくなかった。
でも、それが私の仕事だし、チームのためになるなら頑張ろうと思えた。

それでも、私が1番嫌だったのは同期スタッフとぶつかることだった。

みんなすごくて、それぞれが自分なりの考え方や意見をしっかり持っている。
だから、同期にこうしたら?ああしたら?それよりこっちの方が良くない?って言われると、私は違う考えだけど…みんなが言うならそっちの方が良いのかもしれない…。色んな意味で選手との距離が近い彼女たちなら正しいのかもしれない。議論して微妙な空気になるなら大人しく受け入れる方がいいと思った。

私はそのうちめんどくさくなって自分で考えるのが嫌になった。そうしたらそもそも対立することはないし、全部に「いいと思う」って答えればいいだけななる。なんて楽なんだと…

でも、結果は思ったのと違った。

後悔した。

こっちの方が良いって言えば良かった。

全然楽じゃない、むしろ苦しい。

え、私ってこんな人だったっけ?
自分が嫌いになり始めたし、もうどうしたらいいのか分からなくなった。

そんな時にコロナ期間に入った。
苦しいまま時が止まったけど、考えるには十分すぎる時間が与えられたおかげで色々思い出すことができた。






一つは「みんなを信じること」

真菜も周りが長けてるって言ってたけど、私からしてもみんなが輝いてる。

私は人の面倒みるのが好きじゃないし、人にそこまで興味ないし、プライド高くて、熱くなれない現実主義で、損得基準と効率大好き、考え方を押し付けられるのは嫌い。
みんなに怖がられる、峻平には人間じゃないみたいなこと言われるくらいの性格です。

みんなみたいに面倒見がよくて優しいマネージャーが理想で羨ましかった。
でも、頑張ってもそうはなれなかった。
自分だけみんなとは違う。みんなもそう思ってるだろう。だから、私の意見とぶつかってしまうんだって。

私はみんなのことを信じられてなかった。
「チームのために」というスタッフとしての根本の思いは同じというのを忘れていた。
それに対するやり方が少し違うだけなのに、受け入れられなかったのは私だった。
こんな性格の私を4年も受け入れてくれたのに、ぶつかると嫌がられるとかバカみたいなこと考えてみんなを信用しきれてなかった。
本当にごめんね。

自粛明けて、私は昔よりワガママになったし、はっきり言うようになってしまったけど、ついてきてくれてありがとう。
改めて絢衣、真菜、琴音、いづみ、4人が同期で本当に良かった。ただ馴れ合いで好きとかじゃなくて、一緒に上を目指すことができる4人で良かった。申し訳ございませんが、どこのスタッフより私たち5人は最強だと思ってます。





もう一つは「自分を信じること」

変わってるけど、私は基本後悔せずに生きてる。
後悔しないのは、「自分で」考えて選択した答えだから。
選択することは難しい。結果がどうなるかは選択する時点では分からないから。
でも結果はどうなってもいいんじゃないかと思ってる。選択する時に、「自分で」本気で悩んで、「自分で」本気で決めたなら、それが正解だと思う。
結果が良ければもちろん自分の選択に喜べばいい。悪かったとしても、反省して、失敗を学べたと思えばいい。失敗したからこそ正解を見つけることだってできる。
だから、後悔する必要はない。

大事なのは「自分で」考えること。
今回の私のようになんとなくで考えるのをやめたり、「他人に」選択を任せると後悔することになる。
だから、自分を信じて自分できちんと考えて、自分で選択をする。もちろんその分責任を全て負う覚悟も必要。
それでたとえ人とぶつかる結果になってしまっても良い。自分がそれが本当にチームのためななると考えたなら突き進むべき。ムダな後悔するより何倍もいいと私は思う。

だからぜひ後輩のみんなも自分で色んなことを考えてみてね。絶対後悔しないで。


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長くなりましたが、色んな人を信じることでやっと私らしさが戻ってきました。

マネージャーには向いてない性格でも私は逃げない。
マネージャーとしてbanditsで戦い続ける。
毎日、時間・スコア・グラウンド・お金…目に見えない敵と。時には仲間とも自分とも戦う。
いくら怖がられようと、間違ってるものは間違ってるとはっきり言う。


私らしさは、強いところだから。


自分が胸を張って戦ったと言えたとき初めて、試合に勝つことに意味が生まれる。
だから、たとえ勝敗を分けることができなくとも、私は私なりに戦って、みんなと一緒にあの最高の瞬間を心から分かち合いたい。


こんな強くて偉そうなマネージャーが1人くらいいたっていいでしょ?


MGL 原田咲乃



......


次は、またも怖がられる1人ですがプライベートでは肉じゃがで落とされるくらいチョロく、心優しき穴井くんです。笑
中央の圧倒的守護神が何を語るのか楽しみですね!

(明日怒らないでね🥺)