こんにちは!
一年のレイ(安藤 嶺)です。
このタイトルを見覚えがあるのはテツときょうへいだけだと思います。「電池が切れるまで」とは僕らが中附野球部時代に監督がやたらとおすすめしていた本です。
この本は-小児ガンで入退院を繰り返していた少女が、亡くなる数ヶ月前に書いた詩「命」をはじめ、子ども病院で命と向き合う日々を過ごす子どもたちが綴った詩画集です-
今日はこの本の感想について書きたいと思います。
まず僕がこの本を手にした経緯について書きたいと思います。
僕は某古本屋でアルバイトとしています。お客様がたくさん本売りに来てくれるなかこのを発見しました。「そういえば監督がこの本をおすすめしていたな」と思い、気なって買ってしまいました。
そしていざ読んでみると・・・
なんでこんな小さな子たちがこんな素晴らしいこと書けるんだ!と思いました。命の輝き、家族の温もり、感謝の心に満ちた言葉が僕に元気をくれました。彼ら詩を読むとちょっとしたことで落ち込んでいる自分が恥ずかしくなりました。
今日はこの本のなかで本のタイトルになった女の子の詩を紹介したいと思います。彼女はこの詩を書いた4ヶ月後に亡くなりましたが、これに書いたと通りに充分精一杯生きましたと彼女の母親は語っています。
では、どうぞ
「命」 宮越由貴奈(小4)
命はとても大切だ
人間が生きるための電池みたいだ
でも電池はいつか切れる
命もいつかはなくなる
電池はすぐにとりかえられるけど
命はそう簡単にはとりかえられない
何年も何年も
月日がたってやっと
神様から与えられるものだ
命がないと人間は生きられない
でも
「命なんかいらない。」
と言って
命をむだにする人もいる
まだたくさんの命がつかえるのに
そんな人を見ると悲しくなる
命は休むことなく働いているのに
だから 私は命が疲れたと言うまで
せいいっぱい生きよう
どうでしたか。すこし明るい気持ちになりませんでしたか?ぜひ感想を聞かせて欲しいです。
以上です。みなさんブック・〇フにに行けばいろんな本に出会えますよ。
ぜひ一度近くのブック〇フに足を運んでみてはいかかでしょうか?
では次の人は久保田よろしく!