少し暗いエントリーを書いてしまいましたが、
明るいご報告を1つ。


今回一度去った難民キャンプを訪れた理由は
いくつかあるのですが、
その1つがスウィティの夢を叶えるための
企画を前に進めるため。


彼女の夢を応援してくれるたくさんの人から
集まった寄付により彼女への貸付ができることになりました。


ただ、実はブログには書かなかったのですが
裏でたくさんの動きがあって、
壁が出て来てしまったりと難航していたのですが
今回の訪問で再び前に進めるようになったので
ご報告いたします。


【現状】
団体の本部アメリカから送金手続きをしてもらっていますが
審査に時間がかかりガーナにはまだ届いていない状況。

また、スウィティはまだお金を貸し付けてもらえていないことから
本当に貸し付けてもらえるのか心配している。
貸付団体の現地スタッフからシングルマザーだからと
差別されているのではないかと疑心暗鬼になっている。

また団体の貸付基準が「女性個人」から「女性グループ」
にシフトしたため、彼女は貸し付けてもらえない可能性を
不安に思っている。


【今回の私の訪問の報告】
スウィティとともに団体の現地スタッフトップを訪問しました。
私から

1. お金が到着したらすぐにスウィティに貸付を開始してほしいこと
2. 彼女に貸付をしたら私に報告してほしいこと
3. 彼女がお店をオープンしたら写真とともに私に報告してほしいこと
4. 今回彼女へ貸付する金額は、彼女個人のお店への応援資金であり
  団体の方向性シフト前に振り込まれたものであることより
  アメリカ本部の代表が「スウィティに限り個人で貸付をする」
  と私に約束していること

を伝えました。



現地団体スタッフも理解をしてくれ、約束してくれました。
ただ、「個人への貸付」に関しては
スウィティが返さなかったときのことを心配して
かなり長い話し合いになりました。

団体代表が許可してるんだよ、と伝えても
なんだかしっくりこない様子。

聞いてみると、結局
「グループでないと保証できないじゃないか」
というのです。

なんだ。
それなら万が一彼女が返さなかったら、
私が返せばいいのね。
いいよ。私が返すよ。


というとあっさり快諾。
大丈夫、私は彼女を信じてるから、というと
スウィティが笑いました。


あまり笑わない彼女が笑うと
とってもうれしくなってしまいます。


寄付をしてくださった皆様、
大変お待たせしておりますが、
ここはアフリカ。
更に国際送金もからみ、
手続きが長引いてしまうことをどうかご理解ください。


今回、団体スタッフと話し合いをして
報告をもらえるように改めてお願いしてきましたので
ご安心ください。

以前に個別にメールもお送りしましたが、
彼女のお店が開いたらかならずご報告いたします。



以上、ご報告でした。

$みんなの夢地図 夢をかなえる世界一周の旅
団体スタッフ(左)とスウィティ(中)と3人で。


最後に。。。


実は私が難民キャンプを離れている間の2ヶ月間。
ブログには書いていない裏のやり取りがあったのでした。
それも落ち着いたのでご報告いたします。

それは難民キャンプの閉鎖問題でした。

ガーナ政府がここを閉鎖しようとしていると
ニュースで報じられ、
今回貸付をしている団体のスタッフも
リベリアに帰ることになりました。

そうなると実質彼女に貸付をする団体が
運営できなくなってしまう。
(スウィティは子どもがまだ3ヶ月で長距離移動ができない
 &移動費と生活費がなく帰れない状況)

だから私がマリやブルキナにいる間、
そもそも寄付してもらったお金をどうしようという
会話を団体の代表とメールや電話で
話し合っていました。

でも現実的に彼らはすぐに帰れないということ、
それからその団体がガーナでの活動資金のための
コンテストに優勝し賞金をもらえたことから
再びこの難民キャンプで活動することになりました。

よかった。
ブルキナにいてもマリにいてもトーゴにいても
ガーナのことを考えてる2ヶ月でした。笑

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