3週間滞在したトーゴの村を今朝出発。

なんだか、これからここにもういなくなっちゃうなんて
信じられなくて、

でもそもそもあの村に帰ってこられたこと自体が夢みたいなものだったから
ここを去るのも仕方が無いことかなとも思えてくる。

みんなとお別れして、ベンのモーターバイクに乗って国境近くの街への車に乗った。

車は乗用車に9人乗り(前に4人、後ろに5人)!
みんな市場で売る農作物もだっぷりのせてるから、
満員電車なんてものじゃない感じです。
もう、運転席までシェアしていて、
こっちはなんでもありだなぁなんて思ったりして。

でもそんなことを考えられる余裕、8年前はなかったなぁ。
あのときはこの村を去るのが悲しくて悲しくて、
ただひたすら泣いてた。


帰ってこられてよかった。


いやなことがあったり、
見たくない現実もみたりして
せっかくの素敵な8年前の思い出の上にいやな思いが塗り重ねられちゃいそうで
悲しいなと思ったことも何度もあったけど、


でも、優しかったチエリーや、イケダのママが「みか!おはよう!今から幼稚園?」なんて挨拶してくれたり
ブッダが遊びにしてくれたり、
道で会った男の人が「君のこと覚えてるよ!みかでしょ?」って言ってくれたり、
(聞いてみると彼は当時小さな男の子だった!大人になってる!)

新しく出会った幼稚園の先生たちが優しかったりごはんに招いてくれたり、

新しく出会ったエニョビのご家族がごはんに招いてくれたり、

ブッダの夢を聞けたり、
タタオルタンスの夢を聞けたり、

村に(いくつかだけど)水道ができていたり、
村に(一部だけど)電気が通っていたりしたことを知ることができて、



あぁ、やっぱり帰ってきてよかった。
約束したもんね、帰ってくるって。



ありがとう、アデタ。



その後は車やモーターバイクを乗り継いでガーナ国境へ向かいました。