ガーナの国境へは、

え?ここから国境いけるの?

というくらいの田舎道をひたすら進みました。赤土の一本道。
周りには民家もほとんどなくて生い茂る緑だけ。

途中でタイヤがパンクするハプニングもあったけれど、
なんだかこれだけアフリカを陸路で移動してると
パンクしないときのほうが少ないんじゃないかって思えてくる。笑。

少し時間はかかったけれど、ガーナのHoに到着。
ここからアクラまでまた乗り合いのバンに。


でもここからが1番大変なのでした。

アクラ行き?今出たよ、と。

がーーーーん。

でも仕方ないよね、待つかー!

暑ーい暑ーいガーナの日差し。ちょうどお昼時で、こんなじりじり痛いくらいだったっけ?って思うけれど、
でも青い空をみて、なんだか幸せな気持ちになる。

日陰もなく日差しの下、乗り合いバンを待つこと1時間。
ようやくアクラ行きのバンが来た!と思ったら


おばちゃんとおじちゃんが押すわ押すわの大騒ぎ。


ガーナのおばちゃんはとっても横に大きくてお尻でどーんと
やられると私は遥かかなたへ。笑。

結局みんなの抗戦には勝てず、満車になってしまいました。



悲しくも車が発車したあとに
係りのおじさんたちが


あれ?君、まだいたの?

と。


「そうなんだよー、みんな押せや押せやで乗れなかったの。
どーん!どーん!だもーん。」

と身振り手振りでいうとみんな大爆笑。

「やー、だから君も押さなきゃ!」

「いやいやいやいや、私はガーナのマダムに比べたら痩せっぽちでムリムリムリ!!!」


とまたマダムの真似をしながら言うとみんな大爆笑。

でもほんとすごい肉弾戦だったんだもーん。
アフリカでは当たり前でもかよわいアジアンにはむずかしすぎるわぁ。


でもその会話のおかげで私のことをかわいそうに思ったみんなが

次に来た車にわーっと集まるマダムたちを
一斉に制止して私のためだけに道を開けてくれました。

なんて親切な!!!


Hoはガーナなのになぜかフランス語の方がよく通じる。
(国境超えるといつも超えた瞬間から英語になるのに、メインの国境じゃないからかな。)

よかったぁ。語学、できることにこしたことないなぁ。


おかけで無事アクラ行きの車に乗れたのでした。


アクラ!アクラ!
各国料理のレストランがあつまる西アフリカきっての発展した国!

今日の夕ごはんは3週間のアフリカ料理以外だ!

わー!!!何食べよう!
わくわくしながら車の中でこのエントリーを書いてます。

(トーゴでは毎日おんなじで、
ごはんかとうもろこしの粉をお湯で練ったもの。
ソースはトマト缶のソースを油と水で薄めたやつ。野菜もなくて炭水化物だけだったのです。。
シンプルでいいけど3週間ずっとはつらかったぁ!)