行って来ました、東京ストリート陸上。

丸ビルの横を、トラックにしちゃって、
陸上しちゃいますという企画です。
為末さんが、ミリオネアで当てた1000万円を使ったもの。
陸上を身近に感じてもらうきっかけに、と企画したのでした。

丸ビルをはじめ、周辺にそびえるビルの横に、
棒高跳びのピットが。
普段は高く見えるそのバーが、低く見える。
でも横にある信号機をみると、バーの方が高い。

丸ビルとバー







普段歩くのは、ヒール姿のOLさんばかりのこの通りが、
オールウェザーが敷かれていて、ハードルが置かれている。

こんなコントラストがほんとに不思議。
大観衆の中、有木さんはふわりとバーを飛び越えてきました。
大観衆の中、為末さんは、風のようにかけてきました。

有木さん為末さん






久しぶりに目の前で見た陸上は、懐かしくて、
昔、高校生のときに、まっすぐ陸上だけを見ていた毎日を思い出した。
でも、やっぱりこのコントラストが新鮮で、不思議で仕方なかった。


為末さんて、かっこいいと思った。
速いからじゃなくて、ハードリングが素敵だからじゃなくて、
こんな企画をつくっちゃう彼をかっこいいと思った。

高校生のとき、同期の陸上部の女の子は私だけだった。
陸上はほんとに人気がなかった。

しかも、数年ぶりに再開して、
バレー部とかなら、
「じゃ、ちょっとバレーしちゃう?」ってあるけれど、
「じゃ、いっちょみんなで高跳びする?」とかってありえないし、
陸上って、なかなかする環境がない。

だからなのか、陸上を身近に感じるひとが少ないのかもしれない。

今日は、老若男女みーんな見に来ていて、
きっと陸上を身近に感じた人が増えたんじゃないかと思う。

こんな風に、新しくておもしろいアイデアを、
しかもかっこよくカタチにしちゃう為末さん。
素敵だなぁとおもった日なのでした。