で、青森のアースデイ六ヶ所。


私がアースデイを好きなのは、オーガニックな食材や素材をつかった
食べ物屋さんや、雑貨屋さんがたくさんそろうところ。

みんな、地球のこと、自分のまわりのこと、
ちゃんと考えてるんだなぁとあったかくなる。

今回出ていたお店も、いろいろ回ってみたんだけど、
たくさんのすてきなお店と素敵な人であふれるところでした。

地元青森のお野菜でつくったすいとんや、おもち。
日本各地の地ビールや、ヘンプビールやオーガニックビール。
フェアトレードの雑貨屋さん。
本や、マイ箸や、布ナプキンまで、とっても優しい素材でつくられてる。
ステージでは、素敵な音楽が繰り広げられてるし、
私たちはおどりくるってるし、なんだか楽しい!
いるだけでめっちゃ楽しい!!

そんな楽しいフェスタでした。


ひとつだけ、ぐっときた言葉。
それは、今回のこのアースデイ六ヶ所開催のきっかけになった
映画『六ヶ所村ラプソティ』に出ていた菊川さんのことばだった。

「楽しくね、こういうことをまじめに考えたいんですよ。
ただ、楽しいだけに偏っちゃうことって、簡単なんですよね。」


たしかに、お祭りとしてはすごく楽しかった。
けれど、村では、厳戒態勢がはられていたらしいし、
青森のほかの市からきた方は多かったけれど、
地元の六ケ所からきた方はどれくらいいたんだろう。
私は会うことがほとんどできなかった。


マジメなことこそ、楽しく、近寄りやすく。
けれど、本質は忘れちゃいけない。
そう、出展者としても再考させられたひとことでした。

そう、私たちもこれからどうするのかを考えることが大切だった。


ちなみに、菊川さんは、
再処理工場に頼らない雇用を創出したいと思っている方。
六ヶ所村にはおいしい空気と、無農薬のおいしい野菜と、
新鮮な野菜とゆたかな緑がたくさんある。

菊川さんは、そんな場所だからこそ
エコツーリズムみたいな形で、あらたに村に風と経済を吹き込みたいとのこと。
私たちが以前からお手伝いしている菊川さんのところの馬小屋の改修は、
ほぼ終わりに近付いてきた。
これは、スローカフェというかたちで
おいしい食事と素敵な空間を楽しむ場所になる予定。
こんな空間が人を呼び、六ヶ所村をあったかく、素敵な場所にする
そんなきっかけになりますように。

これからが大事。そんなことを感じた六ヶ所村での時間でした。


そう、ちなみに今週末は代々木公園でアースデイ的イベント
アースガーデンが開かれます!
私の知り合いも結構出るみたいなので、また行っちゃおっと。