【金沢旅行】スゴイ売り方してくる店員に出会いました。

チャオー－－－－－！！！！

今日のお昼の記事も読んでくれてありがとう～。

たとえ軽くでも頭は絶対に叩いたらダメ問題。

これは子育てでも意見分かれるところですよね～。

私がほーちゃんの頭をペンってしたのは「事故したら大変！」とか「怪我したら大変！」という子どもの安全を考えてのペンというよりも、

「機械を壊したらどうしよう」とか「周りになんて思われるだろう」という周囲の反応を気にしたペンだったなぁ～～と思います。

『【お耳イッター－！】全員から「下手くそ」と言われたこと。』

怒り方がへたくそって言われてイラッとした部分はあるけれど、自分の子育てが完璧だなんて全く思ってないし、

「ママのこういうところがよくないよ」って素直に言い合えるってそれだけ子ども達が育ってきている証拠＆良好な関係を築けている証かなと思うので

言われたことは私も素直に反省して、アップデートしていきたいと思いまー－－－す。

夏休みの一大イベント！

家族旅行は・・・石川県に行ってきましたぁぁぁ！

金沢駅の鼓門にて。（ちゅん撮影）

いや～～・・・すっかりラクチンになってほんと感慨深い。

家族旅行って子ども達が小さい頃が華なのかなと思っていたけれどそんなことない。

むしろ年々楽しくなっていく！

今回の旅行も充実＆大満足でした！

石川県にまつわる旅行記も追々書いていきたいのでまず今日はこのエピソードを・・。

石川二日目には金沢に行って、国立工芸館に行って日本の伝統工芸について学び、

その後少し街を散策したんやけど、

町並みがめ～～ちゃくちゃ綺麗だったー－！

芸術と伝統の街って感じで真夏でなければ＆もっと時間があれば全部巡ってみたいほど風情のある街並みだった。

で。

オギャンはこの金沢で何かひとつ、自分用にお土産を買いたいと思っててん。

調べたところ、石川県は工芸品が盛んな土地だけどその中のひとつに希少伝統工芸である「加賀水引」というものがあって今回はそれが気になったんです。

水引ってご祝儀袋に結んであるあのリボンみたいなやつね！

普通、私達がよく知ってる水引はこんなリボン型のものが多いけど

加賀水引はより立体的で複雑＆華やかなもの。

す・・すごくない！？

どうやって作ってるんこんなん！！！

もっとすごいのいっぱいあるから見てみて。☟うっとり～～。

加賀水引 津田水引折型 ｋnotより

金沢では水引そのものの生産はされていないものの、

初代津田左右吉さん（つだそうきち）って人が鶴とか亀とか松竹梅などを立体的かつ華やかに折る方法を考えたらしくって

ざっくりいうと、これまで平面的だった水引をマーベラスでゴージャスな３D水引に変えた、それが加賀水引細工だそうです。

ラッピングリボンみたいなものなのにこんな複雑で美しい見た目になってるなんて！！！

捨てるのもったいなさすぎる！（そこかい）

２１世紀美術館近くにある金沢能楽美術館内に、

金沢の希少伝統工芸を展示・販売しているお店金沢・クラフト広坂があったので

そのお店をちょっと覗いてみたかったんです。

もちろんメンズ四人はそんなもんには全く興味ないけど、ちょっとだけ付き合ってって観光の合間にお願いして付いて来てもらいました～～。

お店に入って色々見てみたんだけど、

ピンとくるものに出会えず、

お店の外に出ようかな～～と思ったその瞬間。

ゆいたんとほーちゃんが

「ママ！二階もあるよ～～！」といって

二階に登って行った。

お・・・おおお！二階もあるんか・・・

もうええねんけどな。とか思いつつ、

二階に上がっていくと。。。。

はぁ・・はぁ・・・

そこに広がっていたのは・・・

うわぁぁ～～～お！

金沢名物の金箔を使ったジュエリ～～～。

金沢って金箔も有名！

江戸時代、幕府によって「江戸と京都以外箔打ち(金を薄くのばして金箔にすること）したらあかん！！！」って禁止令が出されててん。（江戸と京都だけおいしい思いしたかったんどすえ～～～）

でも加賀（今の金沢）では「なんで江戸と京都しか作ったらあかんねん！ギリリ！！」って(言ってたかどうかは謎やけど）なって、純度の悪い素材からこっそり内緒で金箔づくりを続けていたそうな。

職人さんたちが厳しい環境の中で経験と工夫を積み重ねてきた結果、

やがてどこにも負けない超高度な製箔技術＆スペシャル職人軍団が財産になっていったという。

そんな金箔を使ったジュエリーが並んでいる空間に迷い込んでしまったオギャ一家。

客は私達以外誰もいない。

ギャラリー系に縁がない私。

入った瞬間、ま・・・まずいぞ・・・って思いましたですよ。

ご・・ごく。

非常に帰りづらいではないか。

紳士が出迎えてくれて、

ご挨拶も商品の説明もしてくれました。

「こちらは、レースに金箔を貼り付けているんです。

特殊技術で貼り付けているので取れないんですよ」

へー－－－！！！！

スゴイ！

なるほど。

美しいレースに金箔が貼り付けられているのでパっと見、金細工のように見えるけど

金だけでは作れなさそうな繊細な形！

すごく素敵～～！

綺麗ですね～～。

ちょっとだけ見させてくださいね～～～。

と思っていたら・・・

お・・・おおおん？

紳士の隣に・・・なんかおる。

急に目の色が変わる

スシオ。

金色は人を狂わせるのか、

スシオの何らかのスイッチが入る。

スイッチ　オ―――ン！！

必殺交渉人の血が騒ぐのか、

急に熱心な店員に・・・へ～～んしん！！

本来の店員である紳士を差し置いて、

ごりっっごりアクセサリーを売りつけ始める。

な、なんやこいつ！！！

スシオ、ジュエリーショップの店員になるの巻き。

ボフ・・・！（変身の煙）

スシオ：「ママ！！！見て！！

こっち来て！！！」

は、はい・・・

スシオ：「ママ！これはどう！！？」

そう言って私（客）を案内したのは、

球体＆立体的な金色に輝くネックレス＆ピアス。

スシ：「ママ！！！あれ

美味しそうやで」

いやいやいや、食べもんちゃう。

そうなのだ。

そういえばうちのゴリゴリ店員はジュエリーについての知識ゼロなのであった。

ジュエリーの売り文句よくわかっていないから

「美味しそう」という高騰テクニックでジュエリーを売りつける。

わ～～。ほんとや～。

飴ちゃんみたいやな。

でも、これじゃないわ～～。

スシ：「え～～これ美味しそうやのに～～～」

残念がるポイントおかしい店員。

スシ：「じゃぁ、ママこれ見て！？」

はい。次はなんでしょう。

スシ：「あのネックレスは・・・」

そう言って指さしたのは首型の台座にかかっているネックレス。

まぁ・・！こちらもオシャレですね～～。

スシ：「あ、でも、あかんわ。」

は？なにがですか。

スシ：「ママの首こんなに細くないから無理やわ」

お、おい！！！

ちょっと！！

なんなんですかあなた！！！

失礼すぎません！？

スシ：「ママの首もっと太いから入らへんわ」

ちょっとー－－！！！！

責任者出てきてー－－－！！！

失礼すぎるんですけどー－－－－！！

失礼な店員は無視して、魅力的なピアスを２つ見つけた！

本当の店員さんがピアスを台座につけてくれたので、

鏡で「これとこれ、どっちがいい～～かな～～～」って悩んでてん。

こっちとこっち、どっちがいいかな～～。

ピアスはどちらも似たような感じなんだけど、ちょこっとだけ仕様が変わっていて、

ひとつが立体的な三角形。

もうひとつが立体的な葉っぱのような形。

ううう～～ん・・・

どっちもかわいいけど・・・

どっちがいいかな？

正直な気持ちをいうと、どうしても欲しいというわけではなくて、

この中でしいて言うならこれっていうのを選んでるだけであって、

そもそも買うかどうかも決めきれてなかった。

ここは熱血店員に聞いてみよう。

どっちがいい？

「ん～～～。

どっちでもいい」

そこはゴリゴリ来てくれへんねや！

そこキテ！

「こっちが似合うよ」とか「こっちが好きそう」とかアドバイスちょうだいよ！

しかし・・・熱血店員はそのへんの店員とは一味違う。

鏡の前で合わせる客に対して、こう言い放った。

ひ・・・ひいいい・・・！！！！

斬新！！

「どっちかひとつは買って」

こんな売り方してくる店員初めて見た！！

強要！

ただ耳に当ててみているだけなのに・・・

「絶対にどっちかひとつは買ってや」とか言ってくる！

ええええー－－－！！

誰なんですかあなた！

本家の店員さん何にも言ってないのにゴリッゴリ売りつけてくる！

しかも無給！

１０分前に入社したばっかり！

ジュエリーを食べ物にたとえ、

客の体型を遠回しにディスり、

失礼極まりない上に最後は強要！

「絶対にどっちかひとつは買い～や」

えー－－！

ズン！

「絶対にひとつは買って」

ひいいい～～・・・・！！！

ズン！！

圧がスゴイよおおおお。

で・・・でも・・・・

ロマ男のゆいたんも合わさって、すっっごい買え買えな雰囲気出してくるし、

こんだけ息子がカエカエ言ってくる中振り切る勇気もなかったので

「か・・買いまーす！」

ちゃり～～～～ん。

買いました～～～。

あっしゃっせ～～～。

急な新入り店員により売り上げ一件達成！

凄すぎませんか。

・・・・・・・・・・・・・・・

でも、べつにいいんです。

最後に買うと決めたのは私です。

そもそも

金沢に家族で旅行に来た思い出に何か記念になるものが欲しいと思っていたし、ピアスなら普段も使えるからベストチョイス！

ゴリゴリの店員さんにおススメしてもらったことですし

満足です。

せっかくなんで、見てください。

金沢の金箔×レースのジュエリー。

タッタラ～～～～！！！！！

金箔だから、どう頑張ってもカメラが光ってしまう～～～！！！

可愛くないですか？

写真ではわかりづらいけど、金色に光輝くレースが立体的なトライアングルになっていて、

ゆらゆら揺れて綺麗です。

私の中でレースブームなのもあってちょうどいいかも。

素材が布だから、まるでつけてないみたいに軽い！

子供達と一緒に金沢に旅行に来た思い出として

大事にしたいと思います。

お値段は１６０００円ぐらいでした♪

それにしても、この人。一体なんなんですか。

すごい圧で売りつけてきます。

売り上げに困ってるお店があったら貸出してあげたい。

絶対に売ります。

ただし店の評判を落とす可能性大な点はご了承ください。

今回ピアスを購入したのはこちらのお店です！

金沢に行かれた際には是非ご覧になってみてくださぁぁい。（オンラインもあるみたいです！）
 

ゴールド・ノット　Gold-Knot 金箔レースジュエリー・アクセサリー – 金沢の伝統工芸品、金箔をレースに貼ったアクセサリー・ジュエリー ゴールド・ノット　Gold-Knot は金沢市の尾山神社近くに位置する工房・ショップで生み出されます。金沢箔の輝きと優しいつけ心地のアクセサリーで胸元を飾りませんか。製作の見学や体験も可能です。

そしてなんと！お店の方がコメントくださってます。

探してみてね～～～。

お気に入りのもの集めてます！