チャオーーーーーーー!!!



まるで昔の俺たちを見ているようだった。



風貌からしておそらく学生だろう。

俺たちもよくこうやって電車で出掛けていたっけ。


あぁ、アイツも、

昔は可愛かったのになぁ。(遠い目)

今となっては・・・・。


フウゥーーー。(ため息)




おいおいおい・・・

向こうから妻がなんかバカでかいもん抱えて歩いてくるよ。



うーーわ。
どうすんねん、そんな巨大な白菜・・・・。



妻:「見て!!これ!!

めっちゃ安かってん!!」

俺の妻が歯茎を出して満面の笑みで笑っている。


「そんなでっかい白菜、どうするつもりなん?
ちゃんと食べれるん?」

と一応確認したけれど、
こんな問いかけ無駄なことを俺はもう知っている。


妻は
「食べれるし!!むっちゃ安いねんから!!」
と的の外れた返事をしながら
たいそう喜んでいる。





しかし、あれだけ「食べる!」と啖呵を切って購入した巨大白菜であるけれど、

その後、一向に食卓に出てこない。

食卓に出てこないどころか、
白菜は台所の隅っこに放置されたまま。




そして、




やっぱりな。


そう。

コイツはとにっっっかく、壊す、無くす、忘れる、

そして腐らせる!!!



すぐに腐らせることを知ってるから注意したのだ。

それだというのにいつもコイツは忠告を聞かない。


腐った白菜の臭いが台所に充満している。

この惨状をどう打開するのかと思って観察していると、
妻は白菜を引きずり、




ベランダに出した。



うーーーわ。

そう。

コイツはこういう奴なんだ。



臭いものに蓋をする主義が如実に現れている。

白菜に限らず、妻の気質全体に共通している。




そしてその後、さらに白菜はどうなったのかというと、



翌日にはさらに腐敗が進み、コバエがたかっていた。

そりゃそうである。


視野から排除しただけであって
根本的な解決にはなにも至っていないのだから。


コバエがたかり、
より茶色の汁を出し始めた白菜を

妻は結局、


捨てた。


もう・・・アホとしか言いようがない。




なにか目的があったわけでもないのに、
ただ安いからといって買い、
そして腐らせる。

生産者に心から謝れ!!


そう叱ったけれど、
妻は表面上は反省してるを装っているが、

心の中では反省していない。


俺にはわかる。


だって、






10年暮らしても
全く改善されていないから。



「お前みたいな奴。
大半の奴には受け入れてもらえへんぞ!!
こんないい加減な女、絶対イヤがられるわ。


と捨て台詞を吐いてやったけど、

妻はなぜか、





喜んでいた。(白目)


バカなのかもしれない。




この妻はなぜか食べかけの食材を冷蔵庫に入れない。

冷蔵庫に入れないか、
入れたら最後、そのまま出てこないかのどっちか。


そのせいで、
家族全員が危険にさらされている。


あれは夏だった。


仕事を終えて家に帰り、
妻が食事を食卓に出してくれた。



その日は肉じゃがコロッケ、だった。



しかし、一口食べてみたそれは・・・



納豆の香りがした。(怪)


「・・・ん?これ、納豆入ってる?」と妻に確認したら、



明らか「あ、しまった・・・!!」という顔をして、
半笑いでコロッケを自主回収しに来た。

最低だ。



暑い夏だというのに、
前日に揚げた肉じゃがコロッケを日中ずっと台所に放置し、



表面の臭いだけ確認して、
温め、
何食わぬ顔して食卓に出しおった。



「あ、ごめ~~ん!
腐ってた?

やっぱりか・・・!!ごめんごめんごめーーーん!!!!」


といってそそくさとコロッケを撤収する妻。


おい。


ごめんは聞き飽きた。


ごめんはもういい、改善してくれ。


こんな調子なので、
子供たちも全員、
妻が冷蔵庫から出してくるものに、
「これ、腐ってない?」と確認するようになってしまった。
長男に至っては妻がアテにならないので
賞味期限と消費期限にやたら敏感になった。

あぁ・・・こんな女だと思わなかった。

もっとしっかりしてると思ったのにな。
とんだ偽物つかんでしまった。



そんな妻にハンドルネームをつけてやっている。

「オギャ」だ。(オギャルのオギャ)


オギャ子と呼ぶと、
妻は、




わ、笑とる・・・!!!

わわわ、わろとるがな。


オギャルと呼ばれてウケてる汚(お)くさん。




昨日は、どこかしらからハエが舞い込んできて、



ブンブンとうるさかったから、
オギャに向かって言ってやった。






そう言ったらオギャは、








喜んでいた。


ダメだこりゃ!!!!






そうなのだ。


妻は、
根拠のない自信で満ち溢れた



自己肯定感だだ漏れの奴なのだ。

なんかしらんけど、
やたらラリホー。
ラリホーすぎて呆れる。


こういう奴が意外とくせもの。

少なくとも俺はこんな奴とは一緒に仕事をしたくない。


妻は、
「自分はなんてダメな人間なんだ・・・」と落ち込むことがない。


だいぶダメな人間だと思うから、
少しは落ち込んだほうがいいと思う。




読者たちには、
妻のことを「いい奥さん!」と勘違いしてる人がいるようだけれどとんでもない。

ずっといつか本性を言ってやりたいと思っていた。



日常の中の些細なことだけれど、
塵も積もればなんとやら。

俺はもう諦めの境地だけれど、




コイツが子供を教育するとなると
黙ってるわけにもいかない。



そして、俺は説教したのであった。

つづく~~。





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 すくパラ。

短めの四コマです。
 よかったら読んでみてくださいまし。
古くから読んでくださってる方は覚えてらっしゃるかもしれない話題です。




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