人はとても驚く。
ましてやそれが、息子だとしたらもっと!!
えええーーーー!!!なんでちゅんたん!!ここにいるの!?
母さん、プチパニック!!!
実は今日は下二人のスイミングの日。
(習い事シリーズが滞りすぎて書いてなかったけど夏休みから下二人スイミングに通いはじめたんです。)
スイミングがある日は、
幼稚園のお迎えに行ったその足でスイミングに行くのね。
ちゅんたんには一人で家の鍵をあけてもらって留守番して待っててもらう仕組みになってんのよ。
だからちゅんたんがスイミングスクールにいるなんて
本来あり得ないはずなんだけれど・・・
今、なぜか私の目の前にちゅんたんがいる。
それも、女子トイレを出たらそこにいた。(ナイスタイミング)
私:「え!!!なんでいるの!?」
ちゅ:「だって・・・・
家の鍵がなかったからじゃん!!
なんで鍵置いておいてくれなかったんだよぉぉぉ~~!!」
ヒィヤァォゥッ!!!
ししし、しまったぁぁぁぁぁ!!!!
そうだったぁぁぁぁ!!!!
鍵のことなんてすっかり忘れてたぁぁぁぁ!!!!
へきゃーーーーーっしゅ!!!
実は今日は急に思い立って子供の冬服を買いに朝から出掛けてたのよ!!
で、そのまま幼稚園迎えに行ってもた!!!
いつもだったら鍵を秘密の場所に置いておくのに、今日はそんなことスコーーーン!と頭から抜けてた!!
私:「え!?で、ちゅんたん、ここまでどうやって来たの!?」
ちゅ:「自転車で来たんだし(ムッ)」
私:「えーーー!!自転車!?
よく来れたね!!!道分かったの!?よくたどりつけたね!!!」
私が驚くのも無理はない。
スイミングスクール、ちゅんたんは何度か来たことはあるんだけど、
毎回車で送迎してるし、彼の生活圏外だから、
自転車で来ようと思っても来れるもんじゃないのだ。
どうやって辿り着いたの?
ちゅ:「えとねぇ~・・・・」
ちゅんたんの話をまとめるとこうだ。
母をたずねて三千里。~ちゅんまるバージョン~
はじまりはじまり~。
ちゅんまるはいつものように、のほほんと学校から帰ってきた。
ふぃ~~~♪
心の声:(ママがいないと自由に出来るし、最高だぜ!!)
だがしかし、いつもの場所から鍵を出そうとしたら・・・・・
ない!!!
鍵が見当たらない!!!
ない!ない!ない!ない!!
ナイナイナイナイ!!!ナインティナイーン!!!
きゃぎがないぃぃぃ!!!!
おんどりゃ、あんのオカン!!!
まぁぁぁたやらかしおったなぁぁぁ!!
怒りに震えるちゅんまる。
(本人談:めっっっちゃ腹立ったらしい。)
がしかし、怒りまくったところで鍵が開くわけでもない。
俺は今なんとかしてこの扉を突破しなくてはならない。
今日さかなくんの本を借りてきたんだ!!
なんとしてもそれを熟読しなくてはならないんだ!!
さぁ・・・・・・どうする。
どうすればいい?考えろおれ。
はっ!!アイツのことやから、
裏の窓が開いてるんちゃうか!?
そうひらめいたちゅんまるは、
必死に塀をよじのぼった。
がしかし、
天は無情だった。
がーーーーーーん。
いつもだったら開いてる窓が(え。)
今日に鍵ってきっちり閉めとるぅぅぅぅー!!!!(悲報)
おみゃーーー!!!
どうでもいい時パァパァ開けとるくせに、
なんで今日に鍵って真面目にしめとんねーーーーん!!!!
きぃぃぃ!!!はらたつーーー!!
どうすればいい?
どうすれば俺はあの暖かい部屋に入れるんだ・・・知恵を振り絞れ、おれ!!!
ハッ!!!そうだ!!!
テレビで見たことある!!!
針金で鍵穴こちょこちょして鍵開ける泥棒!!!
あれや!!!
自転車の鍵で
コチョコチョやったら開くんちゃうんか!?
キラーーーン!!!!
小3の知恵を振り絞り
さっそく自転車の鍵を引っこ抜き、泥棒術を試みてみるも、
んなもんで開くはずもなく。
ついに万策尽き果てる。
オワタ・・・・・。
ここで私なら、
⏩家の前で待つ
⏩学校に戻る
⏩近所の子の家に行く
のどれかを選ぶけれど
ちゅんまるは違った。
怒りのエンジン全開!!
自転車またいでは~~しりだすーー!!!
行く~~先もわか~らないまま!!!(尾崎)
いや、行き先はわかっとる。
プールだ!!
出でよ!おれの経験値!!
思い出すんやプールまでの道のりを!!!ギーコギーコギーコ!!!
シャァァァァァ!!!!
だがしかし、
なんといってもまだ8歳。
たぶんこっちでいいと思うんやけど・・・
いいと思うんやけれども、
こっから先どっちに曲がったらいいのかわからなくなる!!
迷子どす。
オーマイガーー!!!!どすえーーー!!!
さぁどうする俺。
⏩引き返す
⏩たたずむ
⏩泣く
いや、俺は負けない。
俺は・・・・・
⏩聞く!!!!
コンビニに入~~~る!!!
ウィーーーン!!!
ザッザッザッザッ。
いいか。今日の俺はいつもの俺じゃぁない。
うんともすんとも答えられないようなスーパーシャイボーイではないのだ。
(レジへ向かう)
ちゅ:「あの・・・・・・あのあのあの・・・・
聞き方ちょっと違うけどな!!
惜しい・・・!惜しいけどちょっとちゃう!!
(本人談:なんて言って聞いたらいいのかわからなくて口から出た言葉がこれだったらしい)
がしかし、コンビニのバイトの兄ちゃんがスイミングスクールの場所を知らず、
店員2を呼び寄せる。
そしたらよりにもよって、店員2も残念ながら知らない!!!
ちゅんまる最大のピンチ!!!
困ったぞぉぉ!!!
たのみの綱で聞いたコンビニの店員さんが二人ともスイミングスクールを知らないのだ!!
無理もない。
これがきっと主婦だったり、地元に根付いたおばちゃんだったりしたらすぐに分かっただろうが、
若いバイトの兄ちゃんが、キッズの通うスイミングスクールを知らないのも無理はない。
あぁ・・・・オワタ。
こうなったらもうあとは勘をたよりに突き進むか今来た道を戻るかどっちかだ。
とそこへ!!!!
なんと!!!!
そばで話を聞いていた女子学生が・・・・・!!!
助け船を出してくれたぁぁぁぁ!!!
(本人談:制服は来てなかったけど、若いお姉さんだった→学生さんかな?)
め、め、女神さまぁぁぁぁ!!!!
天の神様女神様!
捨てる神あれば拾う神あり!!
ちょうどプールの前を通るから一緒につれていってあげるよと行ってくれたお姉さんと、
一緒に自転車を並走してもらい、
女神様とお別れしたちゅんまる。
無事到着!(祝)
もう・・・
なんか・・・
短編映画を観たかのような気分。
いや、わかる!
言いたいことはよ~~くわかる。
危険やし、
万が一なにかあったらどうしてたん!!
実際そうなのはそうなんだけれど、
それよりも勝って、
やるなぁ・・・!!!(驚)
男やな!ちゅんまるも!!
いっつもこんな子じゃ全然ないねん!
ッポーーー!!としてて、
父親にでさえうんともすんとも言われへんような子やねん。
それがどうよ。
記憶をたよりに自転車こいで、
わからなくなったらコンビニに寄って聞こうって思い付いて、
お店の人にきちんと聞けて、
心優しいお姉さんに助けてもらって、
お礼をいってお別れをして・・・・
な~~~んも出来ないと思ってたけど、
やれば出来るやないかい!!!
いつも読んでくださって&コメント・いいねありがとうございます♥
リブログ大歓迎です。許可不要です^^ご自由にどうぞ。
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ウーマンエキサイト。本日公開。
Yahoo!Beautyで取り上げてくださってたようです。。ありがとうございます。
リンクきちんと貼れてなかったようですみません!教えてくださった方、ありがとうございました!
ブログとは違って真面目っぽいこと書いてまーす。
読んでみてね~♥
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