[サラダ兄さん]草食くんVS肉食ちゃん。

チャオーーーーーーー！！！


母のお話にたくさんのいいね・コメントありがとうございました！
母自身もあの記事読んで笑いが止まらなかったようで、自分で自分の行動に大変おウケになられておりました。
ヨカタヨカタ（棒）。



今度は私の弟、サラダ兄さんの話。
（最近もはや大人のほうが登場回数多いんちゃうんか。子育て幼児ジャンルやぞここ。）



実家の引っ越しの手伝いでは、サラダと一緒に行動することが多かったんだけど
だいたいサラダと私が二人で行動するっていうこと自体すっごい珍しいことで。
いや、むしろはじめてなんちゃうかってぐらいで。



姉と弟の関係っていうのもそれぞれだと思うけど、
サラダは自分のことをベラベラしゃべるタイプじゃないから、

会話も基本的に



１センテンスで終了。

なんやこれ。

男子みんなこんなんなんか。（まるでちゅんたんやないか！！！「学校どう？」「ふつう」・・・・オワリ。）


でも、弟だからいうわけじゃないんやけど、

なかなかいい奴なんです。

優しいし姉のしもべだし
怒らないし断れない性格だし
真面目に働いてるし知らんけど
 
ま！とにかく優しい奴なんです。

（この日も私がニトリにつれていけ！と言えば「はいはい」と連れていき、
さっき行ってきたとこやのに、「もう一回ニトリつれていけ！」と言えば「はいはい」と連れていってくれた。
優しいな。わたしやったら絶対「いや」って言うわ。
どんだけニトリ好きやねん。）



ただ、今時のというかなんというか・・・

草食なんですわ。


いや、彼女は今までにもいたし、
決してモテないわけではないんやけど、

なんつうの？な～～～んか

パッションがない。

（ぱぱぱ、パッション・・・！！）







今日はそんな草食くんのお話をしたいと思います。

（本人の了解得てます。
登場動物人物の設定は変えてあります。
色々注意書が必要な世の中。ポイズン。。。！）



草食くん、３０歳サラリーマン彼女なし。


出会いはあるらしいんやけど、
なんかいまいちコレや！！と思える相手に出会うことはなく、
のらりくらりとそのへんの草を食んで生きておる。



うちの子供の面倒もよく見てくれるし、
嫁に逆らうこともなさそうだから、
結婚するにはもってこいの相手だと思うのだけれど、



いかんせん、肉っけがない。

結婚がしたいと思ってるわけでもないみたいだし、
かといって結婚はしないと決めてるわけでもなさそうだし。

結婚するもしないも本人の自由だから好きにしたらいいんだけど、
設定として、婚活男子というカテゴリーに入れさせてもらうことにする。


そんな草食くんの近況を聞いて、
なかなかおもしろかったので書いてみる。



弟うんぬんという目線は捨てて、
ごく普通の３０代男性が、
女性のどういうところを見てるのかリアルボイスとして読んでみて。




出会いは紹介なり色々と機会はあるらしいのだけれど、
たぶんわたしが推測するに、現在の婚活界においては、
真剣に出会いを求めてる女子に対して、標準装備を備えてる男子が少ないんだと思われる。

「ごく普通の人でいい」を求めても、
その普通がなかなかおらず、
どこか欠けてたり（たとえば収入が不安定だったり）
一緒にいて楽しくなかったり（たとえば自己中心的だったり）

まともな女子に対して、まともな男子の割合が明らかに少なく、
まともな男子はすでに誰かのものだったりするので、
貴重な少数な男子に多数の女子が群がる傾向にあるような気がする。（あくまで推測）

その証拠に、


ここんところ会う女子みんなに言われる言葉が、

「初めてまともな人に会った！！」らしい。



「めっちゃまとも・・・・！！」
「うわぁ～まともだぁ～～～！！」ってさも珍しいものでも見るかのようにありがたがってくれるらしい。


おいおい、世の中の男子どないなっとんねん・・・。



でさ！！

よく女子の間ではさ「男の前で態度が違う女」とかさ「ぶりっ子する女」とかさ嫌われてるでしょ？

「わたしたちの前と男の前で全然態度違うのに、男は気づいてない。バカだ！」
みたいな風に思ってる節があるけどさ、


あれさ、

ちゃ～～んとわかってるらしいよ？

猫かぶってるのも、ぶりっ子してるのも、



１０代とかなら気づかないかったかもしれないけど、
大人の年齢になってきたらちゃんと見抜いてるらしい。


気づいてるけど、気づかないフリをしてくれてるらしい！

「あ～、めっちゃ猫かぶってんなぁ～～～」って
意外と冷静に見てるそうです。



そんな中である日、

草食くんの前に最強の肉食ちゃんが現れたのだ。ババーーン！！！



ある日、草食くんはとある肉食ちゃんと食事にいき、
二回目には展覧会に行った。
肉食ちゃんは草食くんのことをどうやらお気に召したらしく、
三回目も会おうとなったのだけれど、
草食くんは正直いって乗り気じゃなかった。


気乗りがしないので、




なんだかんだ理由をつけて、

約束の日にちをうやむやにしていた。


普通はここらへんで「あ、わたしのこと避けてるな」とか「ご縁がなかったな」ってのがわかって自然と連絡を取り合わなくなるのだけれど、
最強の肉食ちゃんは違った。

予定をうやむやにしていたある日。



プルルルルル・・・・



プルルルルル・・・・



肉食ちゃんから電話がかかってきた！！
デンデンデンデン！！！（ジョーズのテーマ）


草食くんはおそるおそる電話を取った。


草食くん：「・・・・はい。」


肉食ちゃん：「なあ。アンタ？」

あああ、アンタ呼ばわり！！！

この間まで必死に猫かぶってたトラが猫を脱ぎ捨ておったぁぁぁ！！！




肉食ちゃん：「あんた？




わたしのこと、嫌いやろ。」


デュクシ！！！！

第一声が恐ろしすぎる。




草食くん：「・・・・・・・。


せやな。」


そんでアンタもきっぱり言うんかーーーーい！！！！（血涙）



肉食ちゃん；「やっぱり！！

じゃぁ、なんであんな思わせぶりな態度取ったん！？




嫌いなんやったら、優しくなんかせんといてよ！！！」



草食くん心の声：（えええええ～～～！！！！
なんもしてへんし！！普通に接してただけやしぃぃ～～！！！）


ちなみに一回食事に行って二回目会っただけで
神に誓って誤解になるようなことは一切してないらしい。


草食くん：「えええ・・・！？いや、別に普通にしてただけやん・・・」


肉食ちゃん：「アンタ！！

ほんま最悪やな。」


ええええーーー！！！

はやくも、
最悪よばわり。



（ひぃ～～～ヒヒヒヒ！！！！！姉としては笑いが止まらない）


草食くん心の声：（なんやねんこいつ！
あぁ～～めんどくさぁ。はよ電話終わらせよ。）


草食くん：「おぅ。最悪やろ。俺。」


一刻も早く最悪なことを認める。
（再度言うが神に誓ってただ食事をしただけ）



しかし、これがさらに肉食ちゃんを怒らせた。



肉食ちゃん：「あっそ。

そうやってすぐ認めるん？





へぇ～～？

いっつもそうやって逃げてるんやろ！！

この卑怯もの！！」



草食くん心の声：（どないせーっちゅーねん）


草食くん：「はい、すみません。僕が悪かったです。」（棒読み）


肉食ちゃん：「なんなん！その態度！！！」

草食くん：（そっちこそなんやねんその態度。なんでこんなキレられなあかんねん）


肉食ちゃん：「なあ。」

草食くん：（とりあえず、その、「なあ」って呼ぶんやめい。）


肉食ちゃん：「あたしのどこがダメなわけ？どこがダメやったん？」



草食くん：（う・・・うわぁぁ～～～、勘弁してくれよマジで。）


肉食ちゃん：「なぁ！！どこがダメやったん！？」


草食くん：「そういうところやな。」


肉食ちゃん：「そういうところってどういうところよ！！」


草食くん：（だからそういうところやって・・・・）




草食くん：「要するに、

品がないところ、




やな。」



肉食ちゃん：「キィィーーーー！！！なによそれ！！！」


草食くん：（はぁぁぁぁ・・・・。）

草食くん：「だから・・そんなふうに、口が悪いところとか。」


はい、ここ～～！！

すべての男子がそうなわけじゃないけれど、

おそらくある程度の数の女性を見てきた場合、
話し方と所作を重視して見るらしいデスヨ！！


これは草食くんもそうだし、
うちの夫も前々から言っていた。

どんなに綺麗でも、どんなにお洒落でも、
話し方や所作が汚い女はどうも無理らしい。


これ、意外じゃない？

男はかわいい子が好きとか、おっぱい大きい子が好きとか思ってる女性、多いかもしれないけれど、
実は、女性らしさを重視してるという事実。


でも、特別なことを求めてるわけじゃなくて、

たとえばこの肉食ちゃんのどこが嫌だったのかというと・・・・


一緒に食事をしたときに、
美味しいものを、


「うまっ！！」って言っちゃうところ。



「んまーーー♥」ならいいんやけど、
「んまっ！！バリうまいっ！！！」ならあかん。


まるで男かのような口の聞き方をする女性がどうも苦手らしい。



こういう何気ない一言や、
何気ないしぐさって、


隠そうと思ってもちょいちょい出てしまうものらしく、

どんなに男女平等といえども、
女性らしさは持ち合わせていてほしいらしい。



草食くん：「あと、立ち振舞いが雑なところ・・・かな。」


肉食ちゃん：「なによ！！！


も～～～、絶対他に好きな子できたんやろ！！
彼女できたんやろ～～」


草食くん：（おいおいおい。なんやねんその責め方はぁ～～）

草食くん：「できてないけど」


肉食ちゃん：「嘘やし～～。絶対他に彼女できたんやし～」

草食くん：（できるかーーーーい。）


その後、さんざん捨てぜりふを吐かれて終わった電話。

草食くん：（さんざん。。。。。）


二回の食事が命取り。


きっと肉食ちゃんも「この肉を逃すまじ！！」って必死ゆえの行動だったんだと思う。
美味しさあまって憎くなってしまったんやと思う。

どこがダメだったのか素直に教えたので、
肉食ちゃんが草食くんの指摘を受けて直すのか、

はたまたありのままの肉食ちゃんを愛してくれる人が出てくるのを待つのか、
それはもう肉食ちゃんの人生だから知ったこっちゃない。


肉食ちゃんに幸あれ。



で。


何が言いたかったのかというと、

男性が女性のどこを見ているのかというと、

意外とね～
見た目とか体型とかそんなんじゃないみたい。

街歩いてて「あ！あの子かわいい！」とか「あの子スタイルいい！」とか目はいくらしいんだけど、



ちゃんとした彼女に求めるものは、

優しさとか、品とか、笑顔とか、話しやすさとか、
そういうところを基準にして選んでるそうです。



ということは逆手にとれば、


少々見た目に自信がなくても、
優しさと笑顔と話しやすさがあれば好きになってもらえる可能性はあがるということだし、


婚活女子に限らず、
今、結婚してるこのわたしも、

夫が求めてるものは、

スタイルのかわらない体型とか、老けない顔面とかそんなんじゃなくて、

優しさとか笑顔とか話しやすさ、なんだなと思うと、
気をつけよう！と身に染みたのでした。



それにしても、
うちのサラダでさえモテるだなんて。
世の男たち、
どないなっとんねん。



あ！！

先日、

読者６万人を突破いたしました～！



皆様いつもありがとうございます！！
これからもどうぞよろしくおねがいいたします。

目標は持久走のように長く走り続けることです。
目指せ七万人。




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 すくパラ。


短めの四コマです。
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