チャオーーーーーーー!!!!
スライダー悶着の後編。
絶叫系って得意な人と超絶苦手な人のまっぷたつに分かれるよね!
どっちでもいいっていう人、見たことないわ。
並ばざるをえなくて並んだものの、
まだしぶとく女は抵抗している。

私:「ねぇ、もう一個のほうのスライダーにしない?
あっちなら乗ってもいいよ。」
ちゅ:「やだ。あっち全然怖くなさそうだもん。絶対こっちがいい。」
私:「えぇ~~。ほんとにイヤだ。超絶イヤだ。ねぇ、あっちのほうにしようよ。」
ちゅ:「やだ。絶対にこっちがいい。」
こうなってくると女はだんだんと腹が立ってくる。
物事が思い通りにいかない時に
最初に抱く感情はきっと「怒り」。
どうにかして相手の気持ちを変えれないかと
交換条件を出し始める。
私:「じゃぁ、これ滑ったら明日から毎日2時間勉強することにするよ!?いいの!?」
スライダーと勉強、全然関係ないのにむちゃくちゃ。
ちゅ:「・・・・・いいよ。」
キィィッ!!いいんかい!!
絶対いやがると思ったのに!!
私:「じゃ、じゃぁ、今日これからバーベキューするけど、ちゅんたんだけ絶対おやつ食べたらダメだからね!!」
35歳、しょうもなさすぎる。

ちゅ:「いいよ?」
え?いいの?
ぐ・・ぐはぁっ!!
このとき女は気づいた。
もう、ちゅんまるは3歳児ではないのだと。
3歳の頃にはおやつがヒエラルキーの頂点だったのに、
小3の今、全然効き目ない!
しまったぁぁ!!
子供はどんどん成長していってるのに、自分のゆすり方が3歳の時からレベルアップしてへんかったー!!
私:「じゃ、じゃ・・・じゃぁ、
明日も明後日も食べたらあかんからな!!!あんっ!?」
なんやねん、こいつ。
ちゅ:「いいよ。」
オワタァァァ(爆)
最後の砦の取ってつけたようなワケわからん条件もあっさり飲まれてしまった。
しーーーーーん。
それでもまだ、なんとかして諦めてもらおうと、
ずっとブツブツ言い続ける。(しつこいな。)
夫が相手だとこんなにブツブツ言わないのに、
我が子の前となるとどうしてこんなにブツブツ言い続けるのだろう。
きっとそれは、
強い者には巻かれて弱い者には偉そうにする、
完全にダサい奴だからじゃないかな。
しばらくブツクサ言い続けていたら、
今まで無言だった彼がいよいよ口を開いた。

ちゅ:「じゃあ、もう、お友だちのビー子ちゃんと一緒に滑ってもらうからいいよ。」
・・・・え!!!!
私じゃなくて、ビー子(友達)と一緒に滑ってもらうからもういいって!?
ちょっ、ビー子だって滑りたくないでしょうよ。
ちゅ:「だってさっき、ビー子ちゃんと滑ったもん。」
そうよ。
さっきビー子と一緒に滑ったじゃん!(実はすでに一回ビー子と滑っていて、ちゅんまる、これが二回目。)
でもビー子めちゃくちゃ怖かったって言ってたし、
もう一回滑ってだなんて申し訳なさすぎて頼めないわよっ!!
ちゅ:「でも、ママ、嫌なんでしょ?
でも一人でも滑れないし。
となるとビー子ちゃんに頼むしかないじゃん。」
く・・・・くそぅっ・・・!!
そこに「滑ること自体を諦める」という選択肢はないんかい。
他の女を引き合いに出してきてゆすりをかけるちゅんまる。
意外と策士。
焦り始める女。
で、
結局、
滑るんかぁぁぁーーーーーい!!!
完全にちゅんまるの方が上手やん。
(あかん。)
どうせ滑るんやし、
気持ちよく滑ればいいのにグダグダグダグダ最後まで抵抗してみるのが私の醜いところ。
前を見れば小学生の女子コンビが仲良く並んでいる。
(見た感じもうすでに何回もチャレンジしてるっぽい)
あぁ、こんな小学生でもキャピキャピと滑っているのに
私ときたら、
あぁ~~~こわい~~~。
コワイコワイコワイYO!!!
こんなおっそろしースライダー設計した奴誰やねん !!
アホちゃうか!!(完全な逆恨み)

私:「ねえ、これ、やっぱり怖い?」
小学生女子:「うん、怖いよ(^o^)」
ヒィィィッ!!!ほら!聞いた!?怖いって!!怖いっていってるじゃん!!
ちゅ:「大丈夫大丈夫。怖いのなんて一瞬だよ。」
何言うてんねん!!
完全に狼のセリフやん!!
「大丈夫だよ。痛いのなんて一瞬だよ。」
刻々と近づいてくる順番。
あっという間に頂上にやってきて・・・
あと二組で回ってくる!!
こうなると、もう、あとは、
拝むしかない。(恐)
あぁ~~もうほんまに怖い。
怖すぎる。やだやだやだやだやだやだ。ナンマンダブナンマンダブナンマンダブ。
半泣きになって、
(ドックドックドックドック・・・)
ここまで来たらもう滑るしかないけど
(ドクドクドクドクドク)
でも怖い、怖すぎる。
(ドドドドドドド)
ちゅんたんと二人一緒にボートに寝転んだ状態にされて、
カウントダウン。
3・2・1・・・・
バヒューーーーン!!!
・・・・・・・・・・・!!っ・・・・・・・・!!!!!
人は怖すぎると声すら出ないらしい。
あまりの恐怖に無音。
あの、体がぶわっ!!って浮くあの感じ!!
あの大っ嫌いなあの無重力感!!
も~~~イヤ!!
なんで高いお金払ってこんな恐怖味わわなあかんねーーーん!!!アホちゃうかぁぁぁぁ!!!
ちゅんたんが・・・
息子がやりたがらなければ
私、一生こんな事やることなかったのに
運命のイジワル~~~!!!!
ザッブーーーーン!!(着水)
・・・ハァ・・・・ハァハァ
あぁ、生きて帰ってこれた。
三途の川渡りかけたわ。
いや・・・もう・・・・
これ、何回も滑れるちゅんたんって何なん。
どこかネジ取れてるんちゃう。
いや、でも、この私が絶叫スライダーに乗ることになるだなんて・・・
ちゅんたんがいなければ絶対にあり得なかったこと。
新しい自分に出会えたわ。
そして、さんざん嫌がらせした挙げ句の果てに相手が引いたら追いかけるとか、
自分もだいぶめんどくさいところあるんやなと知り、
ちゅんまるには、
自分の欲を果たすためには意地でも譲らないというオスの本能を垣間見たのであった。
今までの私なら絶対に経験しなかった絶叫スライダー。
ひと夏の経験を経て、
いつも読んでくださって&コメント・いいねありがとうございます♥
リブログ大歓迎です。許可不要です^^ご自由にどうぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ウーマンエキサイト。
昨日更新になってます。
Yahooニュースにピックアップされていたようで・・・
乙武さんとゆうこりんの記事に挟まれて私の記事が載ってたわ。
不倫
陣痛
不倫
のサンドイッチだった。。。
読んでみてね~♥
↓↓↓