チャオーーーーーーーー！！！！
学校から帰ってくるなり大興奮のちゅんたん。
ちゅ「ママ！！ママーーーーー！！！！
ヤゴ！！ヤゴ採ってきたよ！！！」
なに？
ヤゴだと？
ヤゴとは、
トンボの幼虫ではないか（白目）
私の親指を強い意志を持ってかじってきたアイツぅぅ！！（恩知らずめ！！）
なんの縁か
仇の子孫を育てる羽目に。
さぁ、大変。
ヲタク気質のちゅんた氏が
そこからずっと
ずぅぅぅぅぅぅぅっ・・・・っと
ヤゴの話しかしなくなった＼(^o^)／。（壊）
ヤゴヤゴヤゴヤゴ・・・・
ヤゴ中（毒）。
ヤゴ中患者、ヤゴの住環境を整えるために大ハッスル。
ランドセルをかなぐり捨て、部屋の中を走り回る。
まるで思いがけず赤ん坊でも生まれてしまったかのように
（湯を沸かせ！！今すぐ！）
右往左往。
ヤゴ中：「ママ！！洗面器借りるよ！
カルキを抜くためには２４時間、水を置かないといけないんだよっ！！」
お・おぉぅ。
どうぞ自由に使ってくれ。
ヤゴ中：「ママ！！」
ドダダダダダダ（走）
ジョボボボボボ（注）
ヤゴ中：「ママ！！・・・・・ママ！！！？」
はい。
ヤゴ中：「ママ！！！！ママ！！！！？？」
はいってば。
なんやねんな。
うろたえすぎや。
落ち着け。
ヤゴ中：「てか、カルキって何？」
ズコォォッ！！！
知らんかったんかーーーーい。
カルキって水道水に含まれてる成分のことだよ。
ベランダにでも出しておけば抜けんじゃないの？
ヤゴ中：「そうだ！！！
ママ！
ペットショップに行って、
そういうことは知ってんのかい！
下調べだけはバッチリ。
いや、カルキ抜きまでいる！？
いらんやろ。
そのへんの水に住んでたんでしょ？
ヤゴ中：「あとさ、
過保護か。
ヤゴ中：「ヤゴはね、２５度を過ぎたら死んでしまうんだよ。
（上のイラスト間違えてる）
水温を保たないとヤゴが死んじゃってね、うんたらかんたら。」
以下省略。
ヤゴ中：「そうだ！！何か棒ない！？」
何に使うの？
ヤゴ中：「いいから棒がいるんだよ！！！
成虫になるためには棒がいるんだよ！（汗）」
私：「いや、今すぐ成虫になるわけじゃないからそんなに急がなくてもいいんじゃないの？」
ヤゴ中：「ダメっ！！！！（ピシャァッ！！）
あ、そうだ。
割り箸ある？
貸して！！！
ハサミは？
よし、おっけ！」
いや、全然オッケーじゃないと思う。
普通のハサミで割り箸２本まとめて切れるわけがない。
どこかで枝でも拾ってきたら？
そのへんに落ちてるでしょうよ。
ヤゴ中：「うん！行ってくる！！」
ドダダダダダ。
ヤゴ中：「ただいま！！！（バンっ！）
ママ！？
今すぐ、
ひぃぃぃー！！！
なんだよ、赤虫ってぇぇ！！！（気持ち悪い）
えーーーん！！赤虫とやらを買いに行って冷蔵庫だか冷凍庫かで保存するんだってよぉぉぉ！！
とうとうこの日が来たか。
いつか謎の餌で冷蔵庫まで侵食される日もくるだろうと覚悟はしていたけれど、
ヤゴのせいで来ましたわ。ははは。（遠い目）
もう、
いろんな意味でトンボのこと嫌いになりそう。
私：「うん、買いに行ってあげるけどちょっと待って。
宿題とかごはんとかお風呂済ませてからにしてもいい？（その時点での時間１６：００）
ほーちゃんが今、車に乗せたら絶対に寝ちゃうと思う。
この時間に寝られるとまた困ったことになるから早めにお風呂とごはん終わらせてそこから買いに行くことにしよう？」
買いに行くために、
最大限譲歩してみたところ、
頭の中ヤゴのことでいっっっっぱいのヤゴ中。
死なへんわ！！！！笑
あと２・３時間、赤虫食べれへんかったところで死ぬか！！
そんなヘナチョコやったらとっくのとうに自然界で淘汰されとるわい！！！
生き物を愛する気持ちを持つのはいいことだけれど、
愛が重い。
お父さんは心配性、ならぬ、ヤゴ中は心配性。
そして、彼は今日もヤゴのことしか話してきません。（真顔）
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