アロマテラピー講師はじめました。 -30ページ目

アロマテラピー講師はじめました。

2014年より始動!! アロマテラピー講師の日誌的備忘録

こんにちは
アロマテラピー講師のchunrayです。
現在アロマ検定直前のおまとめを行っております。
受験される方の参考になれば幸いです。

現在までのおまとめ一覧
精油を科名別で分けてみる
精油を抽出部位別で分けてみる

アロマテラピーの歴史

☆中世~近代
・精油蒸留法と錬金術 イスラム世界
 精油の蒸留方法は錬金術の中で発展し、17世紀のヨーロッパの香料産業の中で
 実用化に至る。イスラム世界では錬金術は皇帝的に受け入れられ大きな発展を
 みました。

・イブン・シーナ 980~1037年 アラビア
 アラビアの哲学者・医学者。ラテン語でアヴィセンナ、アヴィケンナ、アウィケンナとも
 呼ばれている。存在論「現存するものはすべて必然的である」を示した。
 蒸留法により芳香蒸留水を製造し医学に応用した。1020年頃「医学典範(カノン)」を
 著した。これは17世紀頃まで西欧の医科大学の教科書に使われていた古典。 
  
・サレルノ医科大学 10世紀頃 南イタリアサレルノ
 中世ヨーロッパでは僧院医学と呼ばれる薬草中心の医学が行われていましたが
 次第に職業としての医師が必要となっていきました。
 南イタリアのサレルノはヒポクラテスの町と呼ばれるほど医学で有名でした。
 ギリシヤ・ローマ・アラビア・ユダヤの4つの文化が認められていました。
 「サレルノ養生訓」は全ヨーロッパにもたらされ、サレルノ医科大学のカリキュラムは
 中世の多くの大学が範とするほどでした。
 1140年にはシチリア王によって医師の国家免許制度が始められました。

・ハンガリー王妃 14世紀 ハンガリー
 ハンガリー王妃の水(ハンガリアンウォーター)は僧院医学により修道僧が痛み止め薬
 として献上しました。主要原料はローズマリーで、みるみる回復した70歳を越えた
 王妃にポーランドの王子が求婚したといわれています。別名若返りの水です。

・十字軍の遠征・大航海時代 11世紀~
 1095年の十字軍宣言から1291年のアッカー陥落まで。
 地中海世界の東西と交流がさかんに行われます。東西のハーブや薬草、アラビアの
 医学や精油蒸留法などがヨーロッパに伝えられました。
 そののち大航海時代が始まります。(1380~1600年) 

・ジョン・ジェラード 1545~1612年 
 ロンドンに「薬草園」を開く。「本草または一般の植物誌」を著した。

・ジョン・パーキンソン 1567~1650年
 チャールズ1世に仕えて「広範囲の本草学書」を著した。これは大西洋を渡った。

・ニコラス・カルペパー 1616~1654年
 「The English Physician」を著した。自らの健康は自らが守ることを主張しました。
 薬草やハーブに関するものの中に、占星術などの文化的なものも含まれており
 ました。

・ケルンの水(オーアドミラブル) 17世紀末
 イタリア人のジョヴァンニ・パオロ・フェミニスがドイツのケルンへ移り住み、そこで
 「オーアドミラブル(=素晴らしい水)」を売り出して好評を博しました。
 これはケルンの水というニックネームで呼ばれ、最古の香水です。
 また、同名をフランス語に読み替えられた「オーデコロン」は1742年に登録商標に
 なりました。ケルンの水は香水の他に胃薬としての役割もありました。

・貴族の贅沢と香水 16~17世紀 プロバンス地方
 16~17世紀にかけてイタリアやフランスのプロバンス地方で柑橘系の植物から
 香料が作られ始めました。中でもプロバンス地方のグラースは現在でも香水の町
 として知られ香水生産世界一を誇っています。
 最初は皮手袋に香りづけをすることが流行したのがきっかけで、その後液体の香水が
 用いられるようになりました。現在の合成香料が使われ始めたのは19世紀の終わり頃
 からです。

・近代化学工業の始まり 19世紀末
 薬用の植物から有効成分が分離精製されるようになり、鉱物からも同じ成分を
 合成できるようになっていきました。これにより、植物からではなく、
 化学工業的にいろいろな作用や効果のある薬や香料が作り出されるようになった。


次は現代の歴史をまとめます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

chunray