某調査の結果で、
子供を育てたくない、興味がないという若者(15歳〜39歳)が52%超えた件について。
基本的に、
所属しているコミュニティに子供を持ちたいか持ちたくないかは結構左右されると思います。
SNSで言えば、
X→育児の特殊な辛さピックアップ勢、子供育てたくない勢(理由は色々あれど社会的にはマイノリティな人間の声が大きい)
threads→子供を育てる事は是としつつ夫婦の分断煽る系(旦那・嫁への愚痴多し)
インスタ→企業案件に乗っ取られ育児漫画多し。基本は子育て推奨
TikTok→知らん
facebook→子育てとっくに終わったジジババが最近の若者は子供産まなくてけしからんと騒いでる
その他→知らん(ざっくりw)
みたいな感じで、
土地柄で言えばやっぱり地方は子供産んでこそ一人前みたいな風潮があり、
都内、それも都心部に近づけば近づくほど子供のいない人生も当たり前になりつつあると言う地域差もあるであろうかと。
極々小さな界隈で行きますと、JWはもちろん極度の少子化、創価や天理は子育て応援みたいな感じでしょうかね。
要するに、
SNSの台頭により、
「子供を育ててて楽しい、可愛いと思うエピソードを見聞きすることが減った」
「子育てに対するネガティブな発信を聞くことが増えた」
の2点において、現在の少子化は進んでいるのだと思います。愚痴の方がバズりますからね。
もちろん色々な問題となる社会的要因はあります。4人の子供の育児中の私が何よりもそれを感じています。が、
つまりは結婚、妊娠、育児、2人目以降の妊娠とかって、
要するに勢いを持てるかであり、
迷っている背中を押してくれる雰囲気があるかどうか、だと思うのですよね。
もちろん、産めない人や、相手がそもそも見つからないとか、他に既に人生賭けた道を歩んでいる人とか、闘病中の人とか、そう言う特殊事情は別としてですよ。そう言う人がいないとは言いませんが、割合で言えばやはり少数派ではあると思うのです。日本全体を均せばね。
そして一部の例外を除いて、生んでしまえば大多数の親がなんとか責任を持って一生懸命子供を育てていて、そこから多少なりとも楽しみや愛を得ているはずです。
例外を掬い上げる世の中の仕組みも整ってこそであれば良いのは前提としてです。
上と下で一回り違う子供達4人を育てて来る中で、10年少しで世の中の育児支援の仕組みはかなり大きく変わりました。
3人目からは保育園が完全無料になりました。
1人目の時はアレルギー対応給食なんてなく、全て手作りの給食メニュー再現したお弁当を持たせていたのが、
暖かい、作りたてのアレルギー対応食をみんな食べられるのが当たり前になりました。
いろんなワクチンや検診が無料になりました。
高かったベビーシッターがファミリーサポートで格安で利用できるようになりました。何ならシッター代まで補助されるようになりました。
小中の給食費が無償になり、
高校の学費だって完全無償化が近づいています。
それはきっと、「保育園落ちた、日本⚫️ね」を始めとする沢山のネガティブな投稿のもたらした成果であることも否定はできません。
でも、仕組みよりも何よりも、2人目以降への私達夫婦の背中を押したのは、
「子供育ててみてめちゃくちゃ可愛かったから」と言う実感でした。
そして、社会の支援の増加と私たちの子供を産んで良かったと言う思いとは反比例して、
世の中の少子化・育児罰と感じる雰囲気はますます進んでいます。
だから、
私達子育て世代は、
少子化に貢献するために、
もっともっと、育児の楽しかったポジティブな話をたくさんシェアして行く義務があるのではないかと思います。
愚痴を言っちゃいけないと言うのではなくて。
ただ、
愚痴を言っても、
「とは言えやっぱり可愛い」とか、
同じ熱量で育児の可愛い・おもろいネタを上げるとか。
あとは父親としての旦那が頼れない問題。
他所の家庭見たら上には上がいます。でも、そこで旦那のパパとしてのスキルの低さをぶつくさ言う投稿ばっか見てたら、どうしても気持ちもそっち寄りになると思うねん。
できてるとこ見たげてほしい。私らも、頑張ってることいっぱいアピールして、旦那によしよししてもらって「いつもほんまありがとう」って言わせるから。笑
ま、これは、育児に限った話ではなくてね。
働くことが楽しい、とかね。
旦那大好き、嫁可愛い、とかね。
勉強楽しい、とかね。
日本人に生まれて良かった、とかね。
そう言うポジティブな体験のシェア、口に出すこと、文章にすることの大切さってあると思うのです。
自慢でもいいじゃないですか。
そして、決して映えていなくていい。
そう言うのを、みんなが競って口に出して、またそれがみんな褒め合えるような文化になって欲しいなぁ、と思うのでありました。
と、言うわけで、
特殊な出身で育児に夢を持てなかったのに、
最終的に4人産んだ私からも育児の幸せのお裾分けをしたい。
もとより旦那の惚気はこれまで垂れ流してきた私ですが、それにプラスして子供の惚気も垂れ流して行きたい。
①毎日末っ子が私にラブレターをくれます。
旦那宛はないけど(「パパ」って書けないから)
私だけに。笑
あと、ブリッジできるようになりました。2秒で墜落しますので、目を皿のようにして見ていないと怒られます。
②長男が初バイト始めました。今日初給料。頑張った。
中学校からずっと補欠だったのに、練習真面目に頑張ってついに部活のレギュラーになりました。真っ黒に日焼けして高専によくいるアジア系の留学生と間違われてる。5年生までいる中で一年生からの抜擢。偉い。
そして成績は上位10%でした。偉い。
③次男はクラスで縄跳びチャンピオンになりました。二重跳びが30回以上、後ろ交差二重跳び(なんていうの?)が3回以上飛べるらしい。もうなんかよくわからんけど頑張ってる。
相変わらず不登校気味ではありますが、
先生との相性がめちゃくちゃ良くて、すごく褒めてくれてます。ありがたい話です。
④長女は中2の半ばで英検と数検で3級に合格しました。今準2級の勉強中です。受かれば高専推薦合格の道がぐっと近づきます。部屋はめちゃくちゃ汚いですがやればできる子です。あと、定期的に作ってくれるお菓子がかなり美味しいです。
⑤膝の靱帯断裂で入院・手術することになりましたが、
2週間の入院期間、旦那が全部在宅にして子供ワンオペで見てくれるそうです。めちゃくちゃ正直悩んでましたが、旦那も繁忙期にも関わらず最近更に家事スキルが伸びてきて(爪を隠していただけかも知れない)行けそうな気がしています。ありがたい。あと、私がツーブロがいいって言ってから律儀に髪型ツーブロをキープしてくれてます。好き。(やっぱり旦那が1番大好きなので旦那で締める)
こないだもらったお酒のひろしがめっちゃ美味しくてかっこよかったので最後に貼っておきます。
育児は、
特別なものを持ってない人間でも、
誰かの特別になれる、
素晴らしいチャンスです。
自分を犠牲にしてでも誰かを幸せにしたいと心から思える、類稀な体験です。
もっと、子供を持つと言うことに夢を持って欲しい。
そして、子供を育てている人はそれを誇りにして欲しい。
敢えて言おう。
育児は勢いでなんとかなる。
大丈夫。人は強い。子供も結構強いし逞しい。
なんとかなる。なんとかなるから。