お久しぶりです。
最近、体型改善の最終手段としてカーブスを始めました。意外に続いています。
全く痩せていませんが肩凝りはマシになりました。
間違いなく最年少なので若い気分を楽しんでいます。笑
まぁ、痩せたければ飲むなって話なんですが、それは無理です。あと、白ごはん大好きすぎて。最近ずっとコシヒカリ品薄で辛い。。
馴染みのお米屋さんでいつも配送してもらってて、こないだ新米のコシヒカリ食べれたので、新米出てきたならもう大丈夫だろうなんて思ってたんですけどね。。
新米、美味しすぎて安い貯蔵米には戻る気がしません…。娘が「今日はシューマイないの?」(「しんまい」の覚えまつがい)と毎日聞いてきて心を痛めております。
前置きが長くなりましたが、
今日は子供の読み聞かせしてて思った事を。
最近、末っ子のお気に入りの本が、
「ちいさいモモちゃん」シリーズ(松谷みよ子著)
です。
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私が小学校低学年くらいの頃によく読んでいた本。
5冊シリーズで、3冊目で両親がなんと離婚してしまうのです。あの年代の児童書としては衝撃的な展開でした。作風はほんわかしてるのですが。
で、今、娘に読み聞かせているのが正にその3冊目。
この本を読んでいた時、ちょうど姉が離婚したのですが、
「離婚なんてダメ!絶対!」の信条の中で育った私には内心ものすごくショックでした。
(実情はモラハラに無職に借金に暴力にストーカー化にとヤバいやつオンパレードだったので本当に別れて正解なやつなのですが)
(あと、実際はJW夫婦でも割と破綻してたり離婚したりがそれなりにあるのは後で知りました)
モモちゃんのパパは悪としては書かれていないのです。むしろ、優しくて頼りになる、ちょっとおこりんぼうだけど素敵なパパです。
でも、ママと段々とうまく行かなくなり、
それでも子供達のことはずーっと愛してくれているパパ。でも、2度とママのところには帰ってこない。
私の読んだ「納得のできる小さなアンハッピーエンド」だったと思います。
そうか、そう言う事もあるんだな、と、
離婚が悪とか、パパが悪とか、そういう白黒つけられない物事が世の中にはごまんとあるのだ、と、
心に落ちた物語だった気がします。
4歳の娘がどこまでそれを分かるかは謎だし、
小学生だった自分がどこまでちゃんと読み込めていたかは謎ですが、
今改めて読むと、子供のずるさも、大人のずるさも、疲れも、イライラも、誤魔化す事なく(でも読み手を傷つけるような形ではなく)描かれているのを改めて感じ、
すごい児童書だったんだなぁ、と、もう一度感じているところ。
実は上の子達にはそれなりに読み聞かせはしていたのですが、あんまりみんな集中力が続かず、
こんなに字が多くて絵の少ない本を読み聞かせるのは初めて。
末っ子が1番の本好きで、モモちゃんを2〜3話読むまで寝てくれません。笑
なので、私の好きだった児童書を一緒に読むのは、4人目にしてやっとのことなのです…笑
大人になってから児童書を読むと、あれもこれも気になってあんまり面白くなかったなぁ、と残念な気持ちになってしまう事も多いので、普段は読み返さないものも結構あるのですが、
モモちゃんシリーズはそんなことありませんでした。
娘と5冊目まで読み進めるのが楽しみです(そしてシリーズものの終わりの悲しみを共に味わうとなおいい)
とは言いつつ私の本棚、だいたいヤングアダルト向けファンタジーで埋まってるんですけどね笑
大人の本は一度読むともういいかなぁって思っちゃう。何回読み返しても新しい発見があるのは、成長期に読んだ物語だからなこそな気がします。
上橋菜穂子と荻原規子とル=グウィンがバイブルです。あ、小野不由美の十二国記も!
これが終わったら読んであげたいのが、
「やまんば山のモッコたち」です。知ってる人いるかなぁ?
最近出た子供向けの本、結構子供を舐めてるやつが多くて(のぶみさんの本とか…好きな人いたらごめんなさい)あんまり読む気になれないんですよね…。
やっとこさ本好きな子供が現れたので、
子供を子供扱いしてない児童書、いいのがあったらもっと書棚に加えたい。
詳しい人がいらっしゃれば是非教えてくださいませ。
私の読書好きを育んでくれたのは確実にJWの早期教育なのですが、
母は最後の方、「あんたがこんな事になるなら変な本読まないように教えない方がよかった…」なんて言っておりました。
親にとっては不本意でしょうが、私が1番親に感謝している事です。
聖書物語の本を1行ずつ母の後に繰り返して読まされるのはなかなかにお互いにとってしんどい事でしたが、あれが無ければ多分私はかなりの底辺知能だと思う。笑
それだけでなく、早く言葉を覚えるには、と、ずっと童謡を流してくれていたり、字を読むのが好きになるように、聖書物語以外にも沢山の絵本の読み聞かせをしてくれたり。
動機ときっかけはJWですが、すっごい根気がいる事で、私には絶対にできません。ようやってくれたなぁ、と思っています。