今日は病院めぐりにお休みをもらっています。
合間に久しぶりのおひとりさまランチ、と、
居酒屋ランチに入ったんだけど(飲んでないよ!笑)
私以外、
オール老人会やったわ…!!
当然みんなノーマスク。
いいなぁ、時間もお金も友達もあってワクチンもみんな終わってる世代は…と、
ちょっと羨ましい目線を隠しながらおひとりさまランチを終わらせました。
そのうち聞こえて来たお姉さま達の会話が何気なく耳に入ったんですけども。
「私働いたことないわ〜」「私も〜」のグループ。
なんとグループの8割が働いたことのない方っぽい。
時代とは言え、働かなくてもやっていけるほどお給料も年金も潤沢にもらっているセレブな方々。
そりゃ、そんな人生生きてきて、今更時給いくらのお掃除とかばっかのシルバー人材センターのお仕事なんかせんわねぇ。
老人の新人がファミレスでバイトしてるの時々見るけど、
そんな働いたことないセレブな奥様方なんかが働いてるのなら、
きっと働く方も雇う方も色々大変なんだろうなぁ…と思う。
実際、サービスなってないなぁ…頑張ってるんだろうけど…と思わされることも多い。
うちも、母はいっとき別居していた時を除いて働いた事がない。
貧乏だったけど、専業主婦にこだわっていたようだ。
開拓奉仕と、近所に悪い証言にならない程度の家事と、そこそこの母親業はたしかになかなか忙しかっただろう。
今考えると、今の私よりだいぶご飯は手抜きしてたと思うけど笑
夜の集会の帰りに半額寿司を買って帰るのが定番だったし、
おかずは2〜3日連続だったし、
朝は謎のごちゃまぜ野菜ジュースだけやったし、
基本おかずは1種類だった気がする…。笑
それでも周りも圧倒的専業主婦主婦多数だったから、全然変な目でも見られなかった訳だけれども。
多分、JWとして、1番無理のない生き方だったんだろう。
そして今はちゃっかり年金も満額受給して、タダ同然の公営住宅でそれなりに不自由なく過ごしている。まぁ、子供がみんな離れて孤独ではあるやろうけど、充実の老後を送っていると個人的には感じる。
今のJW夫妻だと共働きがきっと当たり前なのよね…?
JW生活しながらの共働きってほんと忙しいと思うわ〜。
旦那が特権もらってたりなんかしたらほぼほぼプライベートゼロやしさ…。
集会後は遅くまで集まり、奉仕の司会にプログラムの準備に牧羊にその他もろもろ地域の委員会、ほんでもって働いて家族の感情的な必要と霊的な必要満たしてって、ほぼほぼ無理ゲーじゃない?
長老の仕事って忙しすぎやろ、と、側から見て思ってた。
そんで、いつも大会でも集会でもそれに付き合って帰りが遅くなる姉妹、ぽつんとして寂しそうやった…。
で、帰ってからは忙しくしてる旦那に代わりほぼ全ての家事もこなしてパートにも行って開拓もして、と。
なかにはスキル持ちの兄弟もいて、そういう家庭の姉妹達は悠々専業主婦開拓者してたけど、
共働き家庭のご夫婦は毎日疲れ切った顔をしてた気がする。
JWのシステムそのものが、専業主婦がいる家庭をモデルにできてるものだから、回らないんだろうな。
JWが「若さの盛りを過ぎてから結婚しなさい」と進めまくった結果、疲れ切った中年の夫婦がこき使われまくる風潮が広がっていっていたと思う。
恐らく、それが衰退の始まりだったのだろう。
裕福な家庭の専業主婦沢山と、
限られた数の男性で特権を回して行く社会。
社会が昭和だった頃には、JWの生き方がそれなりにマッチしていたのだろう。
「働いたことがない」がステータスとして通じる世代のお姉さま達を横目に、
専業主婦時代にJWに引っ掛からなくてよかったねぇ、と、
羨ましさ混じりのなんとも言えない気持ちになったのでした。
ただし、
私自身は専業主婦にはなりたいと思わない。
そんなに完璧に家事頑張りたくないし、
家で子供と自分だけって、絶対煮詰まると思うし、
自分のお小遣いは文句言われないで自分で稼ぎたいし、
社会の役に立たない人材になってしまうのが怖くもある。
つまりは、ワンオペしないで済む言い訳が欲しい笑
ついでに言うと、PTAや役員諸々、専業主婦してるって言うと全部押し付けられがちなので、
それらから逃げたい気持ちもある。
しかし、旦那がハードワークだし、
頼れる実家はゼロだし、
子供はわんさかいるし、
ワンコもいるし…、
と言うことで、時短パートが精一杯ではあるのだけどもね…。
まぁ、お小遣い+子供達の教育費くらいはなんとか稼げています。
私の数少ない友達、
慎重派も多いし、休みも合わへんし、ワクチンも終わってないし、
旦那と飲むのはもちろん好きやねんけど、
もう長いこと家族以外とごはん食べてないわ〜
夜は出掛けられへんし、
休日は子供の習い事で出ずっぱりやし、
あー、もう、
友達と飲みに行きたいわぁ〜
おばあちゃん達、羨ましいなぁ〜