親孝行とはなんだろう? | 置かれた場所で咲くんやで!元JW2世の前向き備忘録

ホリエモンが大嫌いなはずやのに、
なんか私が考えてる事とほとんど同じこと言ってるやんとか思って最後まで読んじゃった。

 

 


>子どもが自己肯定感を持って伸び伸びと生きていることが、親の一番の喜びだ。

>チャレンジ精神がなく、親の機嫌を伺い、何事にも臆病。

>好きなことを見つけられず、自信も意欲も好奇心も失った人生を子どもに過ごしてほしい、などと願う親がどこに存在するだろう?

>もしいるのだとしたら、完全に無視していい。




もう、これは勝手に、
組織の言いなりになる子供しか受け入れられず、子供を忌避し続ける親を持つ私達2世へのエールだと受け取っておいた。

いいですか、皆さん、

忌避には忌避で対抗です。


ぼちぼち忌避やり返していると、段々心が平静になってくるので、
親孝行などというものを考えるのはその後でいいと思います。
ついでに言うと、多少なりとも人間の心を持っている親ならば、忌避やり返しの時点で結構ぐらついていたりしますので・・・。
うちの親も、「連絡取ってくんな」と定期的に言うので、
またかーい、今度は何のプログラムで言われたんかね、はいはいわかりましたよっと、と定期的に忌避やり返ししていたら、
そのうち向こうからしびれを切らして連絡してきますです。はい。笑

そして、なんだかんだ言いながらも、やっぱり私が幸せいっぱいに生きている姿は、
心の底では親に安心感を与えているんだと思っています。

子供が金銭的に困ってなくて、
精神的に満たされていて、
いつ来るか分からない終わりに怯えていなくて、
ちゃんと人のためになることをして生きている。
それだけで十分親孝行じゃない?



>大人の言い分が、論理的に通っているなら従おう。

>でも、理屈が通らないものには、絶対に従わない。

>そのように自分のポリシーを貫いて決断を繰り返し、自由に行動できる環境を得たときこそ、大人への本当の感謝が湧き上がるものだろう。



私も、組織にいた時は、親、兄弟姉妹、社会、色んなものにむしろ反抗心がてんこ盛りだった気がする。
反抗したいのに反抗しきれない、間違ってる気がすることをNOと言い切れない、そんな自分もきっと嫌だったのだ。

自分の将来には自分で責任を持つ。
親の敷いた道は関係ない。

そう思える様になった頃から、親も大変やったんやろうなぁ、
よく考えたら、根本的に間違ってたところもあったけど、
色々と心を尽くしてしてくれてた事はたしかにあったよなぁ、と、
改めてちゃんと感謝できるようになった気がする。

その感謝の気持には、見返りがいらないものだと思う。
「私がこんなに気を使って色々したげてるのに、相変わらず忌避かよ!」みたいな気持ちじゃなく、
純粋に、親にも(勘違いしたままでもいいから)幸せな時間を過ごしてほしいな、と思う気持ち。


そうした気持ちから出るちょっとした贈り物は、
送った側の私も幸せな気持ちになるし、
送られた親側の人間らしさも呼び起こしてるんじゃないかなぁ、と、思う。

まぁ、ぼちぼち親も老化やボケと戦うようなお年頃なわけで、
あと10年やそこらの命なら、
思うように生きて行ってほしいなぁ、と、
あえて情に訴える心理攻撃なんてする意味もないよね、とか思う。

幸い、うちの親は、自分で最低限自分の経済的な面倒を見られるだけの備えは自分たちでしてきてくれた。
私は、それが今となっては何よりも子供にしてくれたことの中でいいことだなぁ、と思う。

(旦那の親は自己破産手前なんだけども、
自己破産の手続きをやりたくないとか言って、でも借金も減るわけじゃないので、
不毛な経済的援助を我が家からやり続けているので余計に…。
まぁ、愛する旦那を育ててくれた親なので、しゃーないとは思ってるけども)


ただ、ホリエモンが言ってることも、私が言ってることも、
あくまでも親が毒親ではないのが前提だ。
毒親、と言う言葉自体、ここ数年で初めて知った私にとっては、
その実態は闇が深すぎて衝撃以外の何物でもなかった。
だからつまり、私の親は毒親になる手前で踏みとどまってくれていたのだろう。
私が排斥になる前後は母が完全に狂っていたので、あの一時期だけ切り取ると完全に毒親ではあったけど、
あれは精神疾患の一部なので、幸い薬でコントロールした今はそれなりに許容できる親に戻っていると思う。

JWの親は、毒親率が高い。
組織の特性上、相関性がないとは決して言えない。
しかし、組織を責める事と、毒親問題は、ある程度切り離して考えなければならない事だと思う。

同じく、JW組織はたくさんの問題人間も生み出してきた。
でも、相関性がないとは言わないが、正直、問題のある人間は、はっきり言ってそいつ自身が一番悪いのであって、
大抵の人は(心のうちはどうあれ)割と常識的な表面を繕える人だった、と、個人的には思っている。

問題を切り離して考えること。
誰かが自分の人生を狂わせた、と思うのであれば、
その仕返しをしたり謝らせたりすることじゃなく、
完全にそいつらから(心理的に)距離をおいて、
自分が完璧に自分の力だけで幸せになること。

それが、一番いいハッピーエンドなんじゃないかな、と思う。

倍返しするのは半沢直樹におまかせでいいんじゃないかな。論破するのも、ひろゆきとホリエモンに任せとくよ。




とにかく、珍しくいいこと言ってくれたホリエモンに感謝。ま、結局自分の本のPR記事なんやけどな。そらいいこと書くわな。笑